新緑がまぶしい5月。暦の上では、今年は2日が八十八夜(はちじゅうはちや)で、春から夏に移る節目の日、となります。

 

そして、5日は立夏(りっか)。夏の始まりです。実際には、夏の訪れはもう少し先の話ですが、GWに入る前から初夏を思わせる暑い日があったりして、気配はなんとなく感じられるようになりましたね晴れ

 

星空の世界でも、日没後、東の低空に夏の星座が姿を現し始めています(下の星図参照)。でも、宵の空に輝く主役はまだ春の星座たち。

 

ときには夜空を見上げて、春から夏へ移ろいゆく様を味わってみてはいかがでしょうか星

 

【5月の星空】

 

(提供:国立天文台 天文情報センター)

 

上の星図は、5月中旬の午後8時頃に南に向かって見上げた時の星空

5月上旬なら午後9時頃、下旬なら午後7時頃に見上げた時の星空になります。

 

 

5月の星空でも、先月同様に春の大三角春の大曲線といった特徴的な星の並びが目を引きます。

 

春の大三角(下の星図では真ん中辺り)は、デネボラ(しし座)、スピカ(おとめ座)、アークトゥルス(うしかい座)という明るい星(一等星)を結んでできる三角形。この三つは、都市部の街灯にも負けないくらい明るいので、比較的簡単に見つけることができると思います星空

 

春の大曲線は、北の空高いところに「ひしゃく」の形に並ぶ七つの星、北斗七星(ほくとしちせい)を探します。ひしゃくの柄のカーブをそのまま伸ばしていくと、その先にアークトゥルススピカが見つかります。

 

上の星図を参考に見つけてみてください星

 

 

5月の星空では惑星の動きにも注目ですお月様

 

①月と土星が大接近(5/5)

 

5月5日(土・祝)。明け方(日の出1時間前頃)、南東から南の空で、月齢19の下弦前の月(満月と半月の間くらいの形)と土星が大接近して見えます。

 

月はすぐに見つかるので、その左下に土星の輝きを見つけたら、そのすぐそばで赤く輝く火星も、すぐに見つかると思います。

 

火星は7月31日に地球に大接近します。大接近に向けて明るさが変化していく様子も見ものですよ星

 

 

②月と木星が接近(5/27)

 

今の時期、日没とともに、南東の空に姿を現し、一晩中見えている木星。マイナス2.5等級の明るさなので(春の大三角を形作る3つの星が1等級なので、それよりもかなり明るいということ)、ひときわ目を引きます。

 

この木星に、27日(日)、月齢12の月が接近します。

 

下の画像は、日の入り1時間後に、南東の空で月と木星が接近した時の見え方。この並びのまま、一晩かけて南の空を移動し、28日(月)の日の出前1時間前には、南西の空にお月様

 

 


【5月のおもな天文現象】
 

5日(土):月と土星が接近

8日(火):下弦

15日(火):新月

22日(火):上弦
27日(日):月と木星が接近

29日(火):満月

31日(木):月と土星が接近


(参考)

アストロアーツ

2018年5月の天文現象

 

 

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