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MIT.EGG 3.0

某工科大学とはなんの関係もありません。
まだまだ工事中。

<その4からの続き>

さて2010年夏、ニコ動がHD画質に対応して「踊ってみた」が大きく変化していきました。

ちょうど一眼カメラでのムービー撮影が流行り出した時期でもあり、高価な一眼で踊り手を撮影し、高画質エンコードで動画作りを手伝う「撮影犯」と呼ばれる人たちが出てきました。(NEX-3/5の発売が2010夏ですね)
撮影と踊りの分業体制になれば当然のように自宅以外での撮影になります。ということでこの頃から屋外撮影がトレンドになりました。

【踊ってみた】ZIGG-ZAGG【あぷりこっと*】
 (2010/12投稿。画質の良さにびっくりしました。撮影犯がいるかどうかは不明)


顔出しの流れも出てきた中で、美少女/イケメンがランキングに入りやすくなっていきます。
それでもランキングに残り続けるのは、踊りがうまくていつも笑顔で踊っている、本人が楽しんでいるのがわかるようなものですね。そういうのは視聴者側も見ていて楽しくなるし、つられてニコニコしているうちに元気をもらいます。

【わた】メランコリック踊ってみたた。【C.S.Portリアレンジ】
 (2011/2投稿。リアルに半年近く毎日見て元気をもらってました)


ただ、実力とビジュアルの両方がそろわないとランキング上位に残れなくなってしまい、いつも同じ人がランキングにいるという現象も起きています。
以前のようにネタとアイディアで勝負していた人はこの変化についていけず、やめていく人もいました。


ニコ動高画質化によって生まれた変化にはその他以下のようなものがあります。

・コラボの増加
  屋外撮影も一般化し、空間的制限もないためちょっとしたきっかけで知り合い
  になりコラボするケースが増えました。
  住んでいる地域つながり(名古屋ダンサーズ、北海道ダンサーズ等)や年代
  つながり(ナイサン[93年生]ダンサーズ等)、その他イベント出演を機に仲良く
  なってコラボしたりとか。最近はイベントつながりで有名踊り手がコラボする
  ケースが多い気がします。

男11人で モーニング娘。 - 恋愛ハンター を踊ってみた
 (ランキング上位の男性ばかりで構成された女子垂涎のコラボ)


・夜間屋外撮影
  撮影犯の技術向上によって、夜景をバックにきれいに撮影された動画が増え
  ました。

【のらくら・ノックソ】恋は気まぐれイリュージョン!!【踊ってみた】
 (高画質、夜間撮影、コラボのコンボです)


・若年層化
  踊ってみたを始めるのは基本高校生くらいが多いのですが、中学生から
  始める人も増えてきています。たまに小学生もいます。
  親がニコ厨で子供が影響を受けてしまい、幼稚園児がキレキレで踊って
  みたケースもあります。

【5才のニコ厨が】ハッピーシンセサイザ【踊ってみた】
 (小学校前でこれだけ踊れるということに驚愕)

りりりちゃんは今ではだいぶ成長しましたが、「踊ってみた」の中では一番若い子供踊り手として有名になっています。


・プロの犯行
  ガチダンサーの人やプロの人たちが趣味とプロモーションを兼ねて投稿
  するケースも増えています。元々パフォーマンスで魅せることをやって
  いるので踊りの上手さ、動画の完成度は一般人とは全く違います。

【アルスマグナ】男5人で ギガンティックO.T.N 熱く踊ってみた


個人的に感じる一番大きな変化は上にも少し書きましたが、DANCEROIDが人気踊り手を集めて商業的にアイドルを始めたのもあり「人気踊り手=アイドル」といった風潮になっていったことでしょうね。
それが悪いということではなく、こうやって見てくると必然だったんじゃないかと思えます。

そんなこんなでいろんなコンテンツが集約する「踊ってみた」。
私にとっては以下のようなメリット(?)があるわけです。

・人気の楽曲がわかる
・人気の歌い手がわかる
・人気の踊り手がわかる
・MMD動画のトレンドがわかる
・動画撮影/編集/演出の技巧がわかる
・若者の生活スタイルが垣間見える(Twitterフォローも併用)
・楽しんで踊っているところを見るとこちらも元気になる
 (これが一番の理由かも)

特に踊ってみたの人たちはコラボが増えていることからわかるようにリアルで会うことについて抵抗がありません。(それをもって「出会い厨」と揶揄する人もいますが)
その結果集団で踊ってみた動画が上がったりしますが、みんなすごく楽しそうな顔になるので、ハッピーの輪が広がるように感じるのです。

【三多摩ダンサーズ】ハッピーシンセサイザ踊ってみた【PV風】


というわけで、「踊ってみた」動画めぐりは今の私のストレス解消法のひとつになってたりするのです。

≪一応完結≫