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MIT.EGG 3.0

某工科大学とはなんの関係もありません。
まだまだ工事中。

([前の記事l]の続き)

■ネーミング
DRが活動を開始した2009年より前にも踊り手が複数人でコラボするということも無くはなかったが、グループ名をつけて定常的な活動を始めたのはDANCEROIDが最初だと思う。

DANCEROID(ダンスロイド)という名前は本当に良いネーミングだ。
グループ結成少し前から新技術としてトレンドになっていたボーカロイドとダンスを掛け合わせた名前は、ニコ動踊ってみたを象徴するアイコンだった。
今でこそ「歌って踊ってみた」や、「歌い手が踊ってみた」をやったりと、クロスメディアな活動は普通になっているが、以前はそんなことは極めて珍しく、だからこそ「歌わないアイドル」などという紹介文で活動の幅を自ら狭めてしまったのはもったいなかった。それでもDancing Day, Dancing Nightではメンバー歌唱によるオリジナル曲に合わせて踊っていた。ついでにいうと1st DVDでもメンバーがボカロ曲を歌っていたりする。(注:踊っている最中は歌っていない)
とはいえ今考えるとこの名前がニコ動に密着しすぎており、なおかつサブカル的響きを持つために本当のメジャーにはなり得ず、さらにDANCEというキーワードが入っているために歌う時には足かせになる名前だったのかもしれない。

それでも「ダンスロイド」という名前は一度聞くと忘れられない響きがあり、ブランド力の観点から見れば非常に強いものを持っていた。(語感を強くする濁音が2ヶ所、それも最初と最後に入っているところなど)
また「〇〇ロイド」というグループ名の流行を作り出したこともブランドの強さを物語っていた。
大きな脱皮をするためとはいえその強いブランドを捨ててしまったのは、理解はできるがとても残念なことだった。

余談だが「DANCEROID/ダンスロイド」というのはハートフルエンターテインメント株式会社(事務所)によって商標登録されている。事務所を離れた元メンバーたちが同じ名前で再度活動をすることはありえない。(事務所が権利放棄または使用許可すれば別)
彼女たちがDANCEROIDの名前をあまり表に出さないのはこの辺りにも理由があるのかもしれない。

(まだ続く)