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mit0616の本棚

「本格ミステリ小説。食べ物。映画」なんかのことなどを
ゆる~く書けたらなと思います。

密室ばっかり読んでると結構疲れてきますw
 
夢まで密室。
 
しかも、日本家屋w
 
今日、詳しく覚えてないんですが「本陣殺人事件」みたいな
日本家屋で密室殺人事件がおきる夢見ましたw 
 
さすがに脳内まで密室状態はヤバいですww
 
なので趣を変えてみようと思いコレ借りてきました。
 
「ツナグ」辻村深月です。
ツナグ/辻村 深月
¥1,575
Amazon.co.jp

でも今読んでいる「密室もの」があるので

その後に読もうと思います。

楽しみです。

 


「密室強化月間」
14作目です。
 
恥ずかしながら・・・告白します。
私・・・・
乱歩読むの初めてなんです。
言っちゃったよ~。遂に言ってしまった・・・w
(子供の頃になんか読んだ気がするけど・・・) 
今回読んだのはコレ。
「D坂の殺人事件」です。
  
D坂の殺人事件 (創元推理文庫)/江戸川 乱歩
¥546
Amazon.co.jp
 
内容は・・・
<私>は行きつけの喫茶店で冷やしコーヒーをすすりながら
筋向いの古本屋を眺めていると明智小五郎がやってくる。
二人は古本屋の様子がおかしいことに気づき古本屋に行き
奥の部屋を覗くと古本屋の奥さんが扼殺死体となっていた。
死体発見の30分前に部屋の障子がしまったところを
目撃しているので殺されたのはそれ以降の事。
しかし、店の入口から犯人が出入りしていないことは確実。
家の裏の路地の出口にはアイスクリーム屋がいて
裏の路地から犯人が出入りしていないこともわかった。
二階から屋根伝いに逃げることも人が見ていたので不可能だった。
犯人は何処から入って、奥さんを殺害して逃亡したのか・・・。
  
  
<私>という乱歩らしき人物が語り手になって物語は書かれていく。
この状況を「密室」と呼ぶにはちょっと厳しい条件がある。
それは日本家屋(大正時代の長屋)という舞台。
床下、天井裏、襖、障子と日本家屋は「抜け道」がたくさんある。
しかし、天下の明智小五郎がポーの「モルグ街」やガストン・ルルーの
「黄色い部屋の謎」と似ていると言ってるんじゃあ
「密室」と認定せざるを得ないでしょうww
 
想像以上に読みやすい文体だったことに驚き。
そして行間に大正時代の郷愁みたいなものを感じます。
ある伏線がありますが、これが犯行、犯人に上手く結びついた時
やられましたね。この雰囲気、これが「乱歩」なのですね。
 
私は、面白かったです。
ちなみにこれが「明智小五郎」初登場作。
少しづつ乱歩も読んでみようと思います。

初めて読む岡嶋二人。

最近は書店でよく平積みされているのを見ますね。

タイトルが「そして扉が閉ざされた」。

いかにも密室っぽいタイトルなので読んで見ました。

そして扉が閉ざされた (講談社文庫)/岡嶋 二人
¥600
Amazon.co.jp

<文庫版裏表紙より引用>

富豪の若き一人娘が不審な事故で死亡して三ヵ月、彼女の遊び仲間

だった男女四人が、遺族の手で地下シェルターに閉じ込められた!なぜ?

そもそもあの事故の真相は何だったのか?四人が死にものぐるいで脱出を

試みながら推理した以外極まる結末は?極限状況の密室で謎を解明する

異色傑作推理長編。

 

ってな感じで裏表紙には書いてあります。

ちょっと訝りながらも読み進めますが・・・・

結局・・・密室内で事件は発生せず・・・。

「密室外」で起きた事件を「密室内」で推理するといった話でした。

裏表紙には「極限状況の密室」なんて書いてますが

全然極限状況の密室とは思えない描き方はちょっと緊迫感に欠ける。

それぞれのキャラクターの描き方も薄い印象。それぞれが容疑者に

なるのだが動機も希薄。ただ事故死した咲子の性格が悪いという

ことはハッキリ解る。イヤな女だよ~ww

 

確かに「異色」な作品ではある。話が二転三転したラストの結末は面白い。

面白いには面白いが、なんか物足りなさが残った作品です。

 

「密室もの」でもないし「クローズドサークルもの」でもないと判断して

「密室強化月間」にはカウントいたしませんww