ジーン・ワルツ | 流れ星が消えないうちに 忘れられない、忘れられない。

流れ星が消えないうちに 忘れられない、忘れられない。

あの笑顔を。一緒に過ごした時間の輝きを。そして流れ星にかけた願いを――。

 清川がマリアクリニックを後にしたその頃とり
新東京国際空港に航空機が着陸したさくらんぼ
 タラップから降り立った乗客の中に、曽根崎理恵の姿があったhana
スーツケース1つすいかかメロンか
ほんの3日間の米国滞在だったりんご
 理恵のハンドバッグの中には、1枚の書類があったいちご
「さよなら、伸一郎キラキラ
 タラップを降りて、航空機の青い機体を見上げた理恵はそう
呟いたらーめん
 理恵がバッグに潜ませていた書類は、判が押された
離婚届だったさくら
 理恵と伸一郎は、通常の社会システムの維持には何の未練も
なかったレモンサワー
離婚届があろうとなかろうと、ふたりの関係は変わらないブタ
そう、昔から彼らはある部分では完全に断絶していた天丼
だからこそ今でも遠い距離を隔ててお互いに強く
魅かれ合っているのかもしれないジュ―ス
 ――それでも、これだけはどうしても必要なのてれ
 すべてに一任を取り付けた理恵は、今回の米国行きの目的を
果たし、晴れ晴れとした表情をしていたあ
 ――さあ、ここからが勝負キラッ
 理恵は成田エクスプレスの時刻表を見ながら、久しぶりに吸った
故国の空気の柔らかさに、ふと涙しそうになったさくら

つづく