探偵チームKZ事件ノート バレンタインは知っている | ひとみ中毒再燃っ!!

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面白かった!
ノリにノッているKZシリーズ!やっぱり面白かったです。
ノッていると言えば、原作の先生はもちろんですが、住滝先生もノッてきたと思います。人気シリーズの勢いを感じます。

久しぶりの砂原登場ということで、かなり警戒しながら読む私。(笑)(※詳細は砂原の登場する他のKZの感想をご参照ください)
やっぱりねー。砂原は本多クンみたいなセリフを言いましたよ!今回も!!もうっ!
そして砂原はずーっとこういうポジションなのかしら?
こういうキャラクターって先生のシリーズ物では珍しいし、たまに出てきてまたどっか行っちゃうっていうのもスナフキンみたいでニヒルでいいかも?!でも、あんまりにも不幸なので、最後は絶対幸せにしてあげてください、先生お願いします。

今回はアーヤが自分の恋愛感情について詳しく語ってくれました。なるほど、そういうことか。この年頃の女の子の気持ちとしてもリアルだし、納得できました。フムフム。

この本では何ヶ所か声を出して笑ってしまったところがあったのですが、それがですね、ちょっとひとみ先生のセンスとは違うなーと思いながらも面白くて笑ったのですが…。
黒木クンが黒ずくめにサングラスという姿で事務所に集合したときの若武のセリフとか、若武の携帯の物騒な着メロとか、クライマックスで小野塚が上杉クンのことは覚えていたのに若武のことは覚えてないところとか、すごく面白かった!!
でも、こういう笑いのセンスってひとみ先生っぽくない。きっと住滝先生だろうと思いながら読みました。あとがきでわかったのは、着メロはやっぱり住滝先生だったということ。
それとは逆にひとみ先生の存在を強く感じたのは、好きな相手を信じる強さを持つというところで、それを美しすぎて嘘だというアーヤ。同じことをオデパンで美馬が言ってました。

謎解きも、KZのチームワークも、砂原の言動も、すべてがとても良かったです。面白かった!
先生には他のシリーズもKZのように続きを書いて欲しい。
銀バラはあまりうまくいかなかったみたいだけど、きっと編集者さんとの相性なんだと思う。
また違う出版社でもなんでもいいから、どんどん挑戦してほしいなぁ。
銀バラ復活と聞いたときは、これがもしも大当たりしたら第二弾第三弾と続いて、カズマシリーズももしかしたら夢じゃないかもーーーっというところまで妄想したのですが…。
講談社さんでなんとかならないかなー。