かなり面白かったです!
KZシリーズの中では、今のところこの本が一番良かったと思う。
私がずーっと願っていた、お受験やおハイソな生活などと人間の価値って関係ないよね~という展開に、ちょこっとだけどなってきた!それがとってもうれしいです。
しかし、こういう展開になるまでが、かなり長かったな~・・・。
そして今回、ワタクシは初めて中学一年生に萌えてしまいました!(笑)
私ってこれほどまでに変態だったのね。そんな自分にショックだわ…。(涙)
だけど…恥を忍んで正直に書こう…。
電話口でアーヤをからかってる黒木君に萌えた!荒い息づかいについて話すアーヤをからかう黒木君萌え~。(私って相当なアホだな)
それと若武にも萌えた!家の電話に出るときが良い!(笑)かしこまった話し方のときは、普段の声よりも低い声になる若武に萌え~。(声フェチなんです。変態なんです。ああ、本当にごめんなさい)
ああ、なんだかもう、とりあえず笑っておくか。あはははは…自分でも自分がキモチワルイです。(涙)
でも!あの美馬だって、あの頃中三でしたからね!セリフだけで妊娠させそうな中学三年生。(笑)
そんなキャラクターを書いていたひとみ先生が書いているんだから仕方がない。そうそう、そういうことです。
それにしても、上杉君の目は心配ですね。腕のいいお医者さんに手術してもらって治るのかな?
そして今回はそんな上杉君は、謎解きには一切かかわってきませんでした。あのスペシャルのフランス編でも影が薄かった上杉君。一番頭が良いキャラクターなのに、最近探偵業ではあまり活躍していないのが気になります。
今回のサスペンスは、身近な迷惑行為が、近くで起こった窃盗事件と関係していて…という展開で無理がなく、大人の私でも納得できました。中学生が謎解きするお話なので、これくらいの事件の方が合っていると思うんだなぁ。あまりにも凄惨すぎたり、人間関係ドロドロとか、麻薬だの殺人だの、そういうのは合わないなぁと思っていたので。そういうところも含めて全体的にとても楽しめました。
最近、納得できない作品が多かったけどこの作品は大満足しました。楽しかった!