先週の発表会の前日、9月18日。

 

名古屋へ演奏会を聴きに行ってました。

連日のお出かけ…

そんなに遊んでたから…発表会でボロボロだったのよね~笑い泣き

 

でも…演奏会鑑賞は、忙しく仕事に追い回されている自分への唯一のご褒美。

その楽しみがあるから、仕事にも頑張れるというもの…

一流の演奏を聴くことは、自分のピアノにも良い影響があるはず…

と思ってるんですけどね苦笑い

 

発表会前に遊んでいて、曲を弾き込めなかったことが不満足な出来の原因と、反省はしてます、ハイ残念

 

おんぷ おんぷ おんぷ

 

場所は名古屋、日本特種陶業市民会館フォレストホール。

名古屋フィルハーモニーの、「平日午後のオーケストラVol.2」です。

 

この日は藤田真央君のラフマニノフ2番が聴けるビックリマークと思って楽しみにしてました。

指揮はドイツの若手、フェリックス・ミルデンベルガーさん。

 

(当日の真央君のTwitterより)

 

若手お二人の共演が楽しみです。

…写真は大人と子供のようですね。

ミルデンベルガーさんが190センチ近くあるんだと思います。

 

 

プログラムは…

ムソルグスキー(リムスキー=コルサコフ編)交響詩「はげ山の一夜」

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番ハ短調 op.18

ブラームス 交響曲第2番ニ長調 op.73

 

 

名古屋フィルハーモニーは何度か聴いていますが、今回の指揮はドイツの新進指揮者フェリックス・ミルデンベルガーさん。

去年カダケス国際指揮者コンクールで第2位に入賞された方です。

国際的な指揮者コンクールにどんなものがあるのか、まったくわかりません。

 

思い出すのは、マンガの「のだめカンタービレ」の千秋が優勝した指揮者コンクールの様子です。

オーケストラのどの楽器が、どう楽譜と違う演奏をしているか…などを指揮しながら当てたりするんですよね。

本選で指揮をする曲を前日にくじで決める…とか。

 

あらゆる曲の、すべての楽器の譜を把握していなきゃいけないなんて…

もちろん、ピアノ、ヴァイオリンなど、プロなみに弾けるらしいし。

指揮者って相当勉強が必要で、頭も耳もよっぽど良くなきゃできないでしょうね。

 

 

1曲めで颯爽とステージに登場したミルデンベルガーさん…

メチャかっこいいですラブ

 

(藤田真央君のtwitterより)

 

長身で、燕尾服を着ててもモデルさんのよう。

演奏がはじまると…指揮をする姿はいっそうカッコいいハート

 

1曲めは交響詩「はげ山の一夜」

これも思い出すのは、大昔、中学校の音楽の授業で鑑賞したこと。

夜のはげ山での、悪魔たちの饗宴。

ホラー映画のシーンを見るような音楽です。

オーケストラの音で繰り広げられる場面展開に、ワクワクしましたキラキラ

ミルデンベルガーさんの指揮も、オーケストラの音も凄く良かったです。

 

 

2曲めは藤田真央君のラフマニノフ2番!

前の日にはガヴリリュクさんのラフマニノフ2番を聴いていて…

2日続けて同じコンチェルトを、違うピアニストで聴くこともめずらしいです。

 

 

藤田真央君は19歳、只今東京音楽大学の2年生。

去年クララ・ハスキル国際ピアノコンクールで優勝して一気に注目されました。

彼の生演奏を初めて聴いたのは、豊田市にあるサロンホールA PIACEREでのリサイタル。

 

そのときの様子はこちら

 

 

藤田真央君、写真のようにすごく幼く見えますが、彼はなかなか肝が座ってます。

というか、逆に子供のように怖いもの知らず…というか。

飄々としながら物凄い演奏をします。

 

ステージにもチョコチョコっと出てきて椅子に座ると、普通に練習をはじめるみたいに弾きはじめます。

 

 

藤田真央君のラフマニノフ第2番の冒頭は…

暗く始まり、徐々にクレッシェンド…この始まり方は好みです。

前日のガヴリリュクさんとはだいぶ違いました。

 

 

しかし…このホールは音響が…

 

響かない!

 

席は前日の浜松での2階席と違い1階の8列め、ステージにとても近いのに…

こちらではオーケストラもあまり迫力のない音な気がする。

特にピアノが響かない。

 

なぜなのか聴きながらずっと考えてたんだけど…

気づいたのは…ピアノの上半分しか音が聴こえていない、ということ。

ピアノの音は弦が上に響く音と、響板から伝わって下側からも響く音があるはず…

が、下からは響いて来ないように思ったんです。

 

ピアノの音ってピアノの脚から床にも伝わり響くそう。

コンサートホールのステージの床板というのは観客席に向かって縦に張る、ということを聞いたことがあります。

音が床板に沿って走るから。

きっと床板の材質なんかも関係があるんだと思う…

 

このホールのステージは…なんだか下からの響きが少ないような気がしました。

 

 

終わってから確認したら、ステージの床板は横張りで、いかにも響かなさそうでした。

このホールは音楽専門のホールではなく、市民会館。

いろんな市の催しが行われる会館で、それも相当古い建物。

 

たぶんですが、クラシックの生の音には適していないんじゃないでしょうか。

ここで去年から何度かピアノを聴きに来ているけれど、音の響きにはいつも不満がありました。

 

それでも…

真央君の演奏は素晴らしかったですビックリ!!

テクニックにもキレがあるし、ラフマニノフの抒情性もたっぷり。

私はガヴリリュクさんより真央君の演奏のほうが好みです音符

何か足りないとすれば、人生経験からくる深い音楽…くらいでしょうか。

 

情熱的なラフマニノフを弾いたあとのアンコールは…

リストのコンソレーション(慰め)

ラフマニノフと違って優しい音色。

真央君のタッチは柔らかく…どんな音色も出せるテクニックを持ってます。

 

(こちらも真央君のtwitterより)

 

彼の演奏から感じるのは、演奏することを凄く楽しんでるな~ってこと。

こんなに若くして様々な作曲家のレパートリーを持ち、コンクールでも優勝していて…

天才肌なのかな…と思うけれど。

いろんな曲や作曲家に挑戦することを楽しんでいるというか…

 

真央君の飄々としたあの感じが、そんなふうに思わせます。

 

来月にも名古屋にリサイタルで来てくれて、チケットゲット済みあげぇぃ!!

楽しみです音譜

 

 

そして、3曲めのブラームスの交響曲第2番。

ブラームスのシンフォニーはやはり4番が好きで、よく聴きましたが…2番はほとんど聴いていなく…

 

ブラームスには、垂れ込めた雲の広がる重苦しい空…みたいなドイツの暗さを期待しちゃうんですけど。

2番は二長調のせいか、4番ほど暗くないですね。

1楽章の主題はあたたかい音で、穏やかなものを感じました。

ブラームス特有の旋律は、美しくて大好きですハート

 

ただ、ホールの音響があまり…なのでグワ~ッとした音量が来なく。

集中して音楽に引き込まれるような部分が少なかったような…

ミルデンベルガーさんも、自分のやりたい音楽に、楽団全体を引っ張れてないような気がしました。

4楽章が終わっても、観客からブラボーの声は出てなかったです。

お客さんの反応をみても、皆さん私と同じような感想だったのでしょうか。

 

オーケストラのアンコールは…

なんとシューマンのトロイメライ。

管弦でなんて、初めて聴きました。

本当に優しく美しかったです…

 

 

とにかく、オーケストラは、ココ(フォレストホール)よりも音響の良い愛知県芸術劇場コンサートホールで聴きたいところです。

早く改装が終わってほしいわ~

 

 

二日間ピアノ協奏曲と交響曲、オーケストラを楽しませていただき、私には充分な耳の(?)保養でしたわ~

やっぱり、生で聴くオーケストラはいいな~!!

また聴きに行けるよう、仕事、がんばろうっとにっこり