保護活動中に…
犬が、スタッフの目の前で車にはねられました。
スタッフの話によると、
見通しの良い直線の道路で、スタッフの制止を無視して…
近付いてから速度を上げてバン!と“故意に”はねたようだった…とのこと。
その後もブレーキをかけることも避けることもなく、
走り去ったという軽自動車…
聞いているだけで…今も、書いているだけで…
身体が怒りに震えて…これが類魂のすることなのか…と、
悲しくて、虚しくて、やるせない気持ちに苛まれるのですが、
「感情」では、誰も幸せにはなりませんし、
犬や猫の保護活動なども続けることは到底不可能です。
スタッフが、血を吐きながら苦しむ犬を抱き抱えて、
車で動物病院に緊急の診察をお願いして診ていただきました。
私は、道に広がる血痕や汚物などを掃除したあと、
犬の無事を「顕彰大神通力」で必至に無我夢中で
自然霊や高級自然霊(神さま)に祈願しました。
…そのとき、確かに…
御神霊の気配と犬神・稲荷神の姿を拝見して、
「お委ねいたします」と心から思った瞬間、ワッと涙が溢れてきました。
その直後、病院に一緒に付き添ったスタッフから驚いて興奮しながら
電話が掛かってきました。
「美鈴さん、今…神さまにお願いして下さったんじゃないですか!?」
と…、「何で?」と聞くと、
それまで大量の血を吐きながら、どんどん弱っていく犬を
抱きながら“もう…ダメだ…”と感じていたスタッフは、
病院に到着して車から降りようした瞬間に…
ふわ~っと犬を抱える腕が軽くなるのと、腕の中だけ春が来たように
暖かくなって確実に下がっていた犬の体温が急に戻って…
ケロッとした表情でスタッフ見上げて…
身体のどの部分からの出血も苦しそうで今にも消えそうな息使いも
正常に戻った…と、『奇跡』が起こったというのです!!
診察台の上に何の支えもない状態で立ち、
先生が「電話で聞いていた感じじゃないなぁ~。本当に、はねられたの?」
と、全身くまなく検査していただきたながら…
「骨折一つありません…この血は、誰の血?」と、
血だらけの犬とスタッフを不思議そうに見ながら
終始首を傾げていらしたとのことでした。
犬は、少しショック状態ではありますが、
本当に無事に病院から帰ってきてくれました!
…もう、それだけで本当に十分、幸せです。
それから、神さま方へのお礼も十分にさせて頂きながら…
このような奇跡は、自然信仰で感謝を持って暮らしていた昔々の
この国では、不思議ではないほど頻繁に起きていたのだろうな…
と改めて思って、今の世の中にどれだけ闇が蔓延ってしまったのだろうか…
と、恐ろしくも感じました。
今回の「奇跡」の主人公、犬さん…
これからの犬生は、私たちが責任を持って、
一生…ポカポカキラキラの小春日和のように幸せをお約束です。
ありがとうございます。