ライブカメラで望む 浅間山
埼玉・浦和生まれですが、丸子町(現・上田市)で育った私。子供にとって噴煙たなびく浅間山(標高2568m)は畏れの山でした。
時は過ぎ、いま房総に暮らします。気の向くままライブカメラで浅間山のいまを眺め、過ぎし幼き日々を思い起こしています。
今日はめずらしく、山頂にけむり(蒸気?)たなびいていました。
pic:小学3年生の私。
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「小諸出て見りゃ 浅間の山に 今朝も三筋の 煙立つ」と、小諸馬子唄にうたわれる浅間山。噴煙たなびく山容は、麓に住む⼈々の心に見慣れた風景でした。
浅間山はこれまでに何度も噴火活動を繰り返してきました。
天明3年(1783年)の噴火では火砕流、火山泥流、溶岩流が発生し、特に北斜面の火砕流と、前橋や高崎付近にまで達した火山泥流によって、犠牲者は約1,400名以上にものぼりました。
さらに、利根川では川底が土砂で埋まって高くなってしまったため、その後洪水災害が多く発生するようになりました。
現在は、こうした火砕流の後にまで別荘やレジャーシステムが開発され、同じような規模の噴火が起きれば、その被害は計り知れないものと想定されます。