ヨゴレダルマハゼ ムジコバンハゼ | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

2023年7月にナオさんと行った東京・足立のモアアクアガーデンさん

この時、もしナオさんが買わないならお迎えしようと考えていた”ムジコバンハゼ”が1週間後に再入荷という情報を掴み知り、またやって来ました。

 

そして購入♪

ナオさんが先にお迎えしたものよりやや大きいサイズ。

 

地味すぎて鑑賞価値はどこ?と尋ねられても困ります(笑)

ダルマハゼよりもヒレが少し長めです。

 

ムジコバンハゼは主役であるミドリイシを引き立ててくれるパートナーといった存在です。

このハゼを奄美の海で何度も見ています。

ハナヤサイやショウガサンゴには棲みません。水槽飼育でそれしか居なくとも入らないです。決まってミドリイシの枝間の奥まったところで挟まるように棲んでいます。

 

水合わせに時間をかけて水槽へIN。

棲ませたいミドリイシへエスコートし一度は入ったものの、すぐそこから離れて他所へ行って行方知らず(汗)

 

それから1週間。発見に至らず心配と諦めが半分ずつ・・・

でもどうにもならないので、どこかでひっそり生き永らえてもらいたい。

 

と思ってたら入海から10日目に発見! ⇩中央やや右に居ます⇩

ほぼ影のように見えるため見つけにくいデス。かのスパスラ―タにいつの間にか潜んでいました。

 

真ん中です!分かりにくいのでISO感度を上げてフラッシュ撮影。

生誕3年前後は経過していると推察しています。最低でも3年以上は生き永らえて欲しいところ。

 

【2024年7月】

入海から1年経過

元気です。枝の隙間に棲んでいるので日頃から暗くて見えにくいです。

 

ほぼハイマツに棲んでいますが、たまにスパに移動する事があります。

(※フラッシュ撮影)

行動範囲はとても狭いですが、それで良さそうです。

 

そして2年経過した近況です。

【2025年7月】

相変わらずハイマツミドリイシが棲家ですが、気まぐれで夜限定でスパに移動するときが稀にあります。

 

暗い隙間にいるためフラッシュ撮影。

 

元気だと思っています。

 

同日、モアガーデンさんで同時に入荷していた”ヨゴレダルマハゼ”も連れて帰りました。

【2023年7月】

 

このヒゲを生やしたかのような輪郭こそコバンハゼとは決定的に違う”ダルマハゼ”の身体的特長。

水合わせ後に入海。

 

頭部がオレンジでボディーがブラックのツートンです。

しばらく水底でじっとしたまま。

 

翌朝、アカネダルマハゼのペアが棲むトゲサンゴ土台付近に。

そして3日後ここから居なくなり、行方を晦ましました・・・

 

しかし!本来の棲家であるショウガサンゴへ居付きました。

中央の小さなピンク色のショウガサンゴのところです。

 

とりあえず一安心♪ 頭隠して尻ヒレ見えてます(笑)

まぁ先住はご老体で繁殖すべくペア化は微妙かもしれないので、とにかく長生きしてくれたら良いです。

 

ボディは真っ黒なので、隙間に居る姿は影に見えがちで、むしろそれが生きる術にもなっているはず。

 

入海から約2週間を経て、少し慣れてきたみたい。

ピンクショウガサンゴの破片を他所からも移し、棲家をやや広くしたことも功を奏したと思われます。

 

ミスズが水槽前から離れると周辺パトロールをよくしているようです。

SPSを長期飼育するのに、水槽といえどそこに棲むハゼやエビ&カニが一役買っていると個人的には考えています。

 

彼らが棲家であるサンゴを清掃したり時には病原菌を駆除したり、サンゴの成長などに必要な何かを提供している可能性があると思ってます。

 

【2024年7月】入海から1年経過。

ペア化を誘導してみようと画策し、それぞれ別々に離れて棲んでいたショウガサンゴを移動させてみました。

 

するとお互いの中間地点にあったグリーン&ピンクショウガ周辺を双方が棲家と認定したようです。

これが1年前に迎えた方のヨゴレダルマハゼ近影。

 

2024年7月中旬に卵を発見!

この手のハゼは性転換するのが通例で、先住が入海12年を超えている老体がメス!

 

ご長寿すぎて繁殖能力をすでに失っていてペアにならないのだろうという私見を持っていました。

カメラを向けると警戒して卵へのガードが固くなるようです。

ちなみに卵を守っているのは新入り(2年前入海した今回の主役)がオスです。

 

数日後についに目を確認。(⇩中央⇩) 無精卵でなくて良かった!

卵の大きさはミジンベニハゼと同等と推察。

 

この夜に水槽を覗くとすでにハッチアウトを遂げていました。初産から7日目(夜)でした。

1年近くペアになるまで時間を費やしただけに長生きさせたいです。

産卵回数を重ねると産卵数が徐々に増える傾向にあります。

 

2年経過した近況です。

【2025年7月】 ※スマホ撮影につき青被り)

本日の主役は右上の方です。

 

※フラッシュ撮影

 

今も産卵は続いていて、卵を守るのは今回の主役であるオスの役目!

撮影のため餌を流して一瞬いなくなったときに撮影。

 

この翌日の消灯後にハッチアウトしたようです。

自然の営みの一部を自分の水槽で再現させ、日々観察できるのは幸せな事だと感じています。

(※スマホ撮影につき青被り)

自らの居場所が水槽ではなくて海に居ると錯覚してくれていたら良いのですが。

 

これを機にキンギョハナダイとトミニエンシスタンを出して、ハゼオンリーの水槽にしようかなとか余計な考え事をしてしまうこの頃(笑)