2021年7月にイーストアフリカさんで購入したヤシャハゼ&ランドールが飼育3年経過しました。
【購入時・2021年7月】
ヤシャハゼはメスです。
購入の決め手は
①比較的、小さく若いから
②予めエビと同居していた状態で売られていたから(一緒の海、そもそも同居状態だったのかも)
③背びれのスレッドが長いままで切れていないから
④安かったから(笑) イ―ストアフリカさんは用品もプライスリーダーだなと思う節があります。
入海して間もなくランドールがすぐ巣穴工事を始め、数時間後にヤシャハゼを合流し、ずっと一緒です。
同居するやどかりに巣穴を頻繁に潰されています(笑)
でもすぐに復旧すべく摺鉢状の巣穴工事を眺めているのは楽しいかも。
過去にもヤシャハゼは飼育していました。
(2008年・コーラルフィッシュ誌Vol.16掲載)
そのときのヤシャハゼは4年6か月生きたのでそれ以上の長期飼育を目指したいです。
ところでセカンド水槽の照明はスポット球1つなのですが、今までは白系でしたがヤシャハゼの特長的なあの紅い体色は白系ライトが強いと焼け気味というか退色気味のくすんだ色になりやすいです。UV系はむしろ不要。
ダイビングするようになって静岡の伊豆などで何度もヤシャハゼを見ているんですが、伊豆では生息域は20mより深い所に居て水温は比較的冷たく、遮蔽物が何も無い開けた一面砂地の所に居ます。
【2021年7月 奄美大島・北部/インオアシス】
※このヤシャハゼが出てくるのを静かに3分ほど粘った渾身の1枚(笑)
ダイビングではゴボゴボと自分自身の呼吸で吐く息の音で敏感に反応し警戒するので、とにかく静かに静かに水底で腹ばいになったままで待ち伏せ。
この深度ならではの明るさなので実際に海中で見ると、夜叉と呼ばれる所以のビビットな色彩に感じます。
我が水槽のヤシャハゼに話を戻します。
長い背びれはウミケムシやらに攻撃されて短くなりがちなのでヒレの長さも維持させたいところです。
・1年経過【2022年7月】
元気です♪ やっぱり背びれは長いに限りますね!
若魚で入手しましたが、いまやとっくに成魚サイズ。
エビも巣穴に写っていますね。
エサにもすっかり慣れていては離れたところから水槽観察していると水面までエサを食べに来るほどです。
のちにミジンベニハゼのペアとの同居状態にして、ひとつの水槽内で飼育をし始めました。
2年経過。
【2023年7月】
ヤシャハゼとミジンベニハゼのペア双方で小競り合いも皆無で全く干渉せず、思っていた以上に親和性あるようです。
いつに間にか、背ビレがやや短くなってしまった!(汗)
以前とは違うところに巣穴工事を試み、水槽サイドから巣穴が見られるように。
ランドールことコトブキテッポウエビは器用に砂を選別して大きな石を基礎に用いて工夫していますね。
フラッシュ撮影
3年経過した近況です。
【2024年7月】
エサが来ないか監視中。
エサはキョウリン・メガバイトブルーSを与えて、たまに冷凍クリーンブラインです。
撮影のためにエサ投入。
エサでおびき出してエビ&ハゼの生存確認ツーショット。
かろうじて紅白のハサミが見切れています。
巣穴はランドールにより感心するほど丁寧に施工されています。
まるで石垣築城職人・穴太衆(あのうしゅう)みたいですね。
昔飼っていたランドールはペアになって何度かハッチアウトするところを目撃!
いつかまたエビもペア飼育したいと考えています。
知らぬ間に背ビレ先端のスレッドが二又になってしまっていたようですが、あまり心配いらないと思われます。
ウチのヤシャハゼはメスでお腹が大きいですが、若いお婿さん探しは機会があればという感じです。ハゼ好きは止まらないです(笑)