ゴールデンウィーク前半はレイアウト再構築 | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

毎年ゴールデンウィークはレイアウトを弄る事を恒例にしています。

 

今年は右山をどうにかしなければと画策していました。

やるべき段取りは3月に決めていました。

 

①主にスズナリイソギンチャク・バロニアなど海藻類の除去=土台ごと入れ換え

 

②ヒラムシ&海藻被害が及んだユビミドリイシの薬浴&リサイズ化

 

③ハイマツとスパスラ―タ・ストロベリーの3つの置き場所の変更

 

まず①ですが海藻類を引きちぎったとて、根があれば自然と再び勢力を増すときがくるので素直に海藻付着がある土台を全て廃棄。取り出します。

 

新しく土台に使うための枝ライブロックを予めナチュラルさんで1㎏分買っておきました。

1㎏=3300円/税込みです。

 

その都度撮影しているどころではなくなったため作業風景の画像はナシです。

 

②ユビミドリイシは12年目飼育で形は悪くないのですが、ヒラムシによる食害を最近になって気が付きました。

これがリアルな食害痕。丸く白っぽいのがソレです!

ご自身の水槽でもこんな状態で調子を落とすミドリイシがあるならヒラムシの可能性がありますよ。

 

ヒラムシの食害がないところは海藻が隙間なく浸潤しています。

見えていなかった反対側は手に負えないほどでしたのでバンドソーを用意し解体。

 

 

切り刻んだ破片をDipXで薬浴すると30匹ほどヒラムシが出てきました!

しかも10㎜以上の大型ヒラムシが多いこと(汗)

 

ついでに左背後(フロー管の隣)にあるトゲスギミドリイシはわずか1本だけを残して全て取り出しました。

某中古屋さんへ買取に持ち込むとコレ全部で査定額2040円(笑) 仕方なく売りましたけど買取は安くて売値は3倍以上というこの頃(汗) 

最近かの店はそういう方針なので想定済み。今回はお土産も付けておきました(謎) 

 

話を戻します。

 

 

③ハイマツとスパスラ―タとストロベリーはどれも今後の水景を構築する”メインの三役”としてより育てていきたいと考えています。

伸びしろスペース確保と同時に今以上に水流を豊富な場所へ変える目的です。

 

ところが作業が思いのほか大変で時間に追われ撮影どころではなくなったのと、所詮他人の水槽のサンゴ場所がどう変わったなんて興味を抱く方はほぼ居ないだろうなぁと(笑)

 

【before】

 

【After】

個別のサンゴはその都度レポートするとして、8時間ほど費やして翌日も数時間手を加えました。

 

やや暗いコントラストになっていますがスパはそれなりに色が出ていました。

スパ独特のグラデーションがありますね♪

 

このハイマツは今月末に詳細レポート記事をアップするタイミングなので、そちらで変遷を。

 

真上から見るとまだ伸びそうな兆しが。

 

ストロベリーはやや後方へ移し水流優先に。

 

正面からパッと瞬時に見た時の視線動線で色覚って大事だなと思いブルー・イエロー・レッドの配色に。そして周辺にグリーンの配置を意識してみました。

 

本当は飼育個体を10程度に絞り、それぞれ群体美だけを目標に育てるコンセプトにしたいとも考えているのですが、それはもう少し先になりそうです。

かつては水槽左右幅いっぱいに育ったサンゴがガラス面に接触していましたが、現在は手が入る程度のクリアランスを意図。

 

今回の一連の作業でセンタースペースを確保しました。

 

4月にナオさんから頂いた”谷町ショウガ”もようやくレイアウト。

上空がガラ空きでパープルは消失し明るい色になってしまいそうな予感(汗)

 

海藻は土台の入れ換えで大幅削減できましたが、今後も撲滅に向けてマメにやらないとダメですね。

 

ということで、サンゴの成長&色揚げ待ちをしているところです(笑)

⇨ゴールデンウィーク・後半ネタにつづく