2012年9月1日に入海させた4つのサンゴが11年経過したのでレポートします。
SPSを10年継続して飼いたい!
この目標を掲げサンゴ飼育をブログという形で記録付けしようと思い立ち現在に至ります。
逆に言えば目標は1年前に達成したので、ブログはもういつ引退してもOK状態なので惰性でやり続けているのが本音です。
2012年の夏、まだしぶとくメタハラを吊るしていましたよ(笑)
メタハラ本体もですが、MT-250/SC-115ことスーパークールの安定器の熱さは尋常じゃなかったですよね。
今回の主役であるサンゴは2012年9月1日㈯に全て入海したものです。
埼玉のモ●スターアク◯リウムさんにて誰かが手放したサンゴたちを買いました。
11年分の記録になりますが、勿体を付けて(笑)Part1・Part2と分ける事にします。
⇨ほぼコピペという名の再編集(笑)
①ショウガ(ベージュ系のグリーンポリプ)
(2012年9月1日入海時)
※この撮影アングルだけ縦横逆でスイマセン(汗) 左が上になります。
この当時のライティングはMT250・コーラルグロー球とスーパークールことSC115・アクアブルー散光球でした。
入海時に撮影したのですが光が当たっていなかったと思われるところは白くて何となく細身で貧弱かつ地味な色でした。
【2015年7月】
3年でガッチリと健康体に!
全体がイエロー系にグリーンポリプだったはずが、みかんの果肉のようなオレンジ系に。
【2017年9月】入海から5年
【2018年9月】
もはや正面から全体を見ることが出来ないほど周辺もいろいろ育ってしまいました。
《真上》
以前このショウガにヨゴレダルマハゼが棲家にしていたのですが窪み部分も成長に伴い隙間が無くなってくると左のパープル(ピンク?)系ショウガに引越しました。
窮屈なところではなく広々としたところにレイアウトし育てていたら良型になっただろうなぁと思います。
【2019年9月】
主に奥側が衰退してガラス面寄りの背後はタマバロニアの塊が爆殖し侵略され衰退してます。
昨年までとはカメラが違うため色味が違いますが、肉眼ではオレンジ色が一層濃くなり他ではあまり見ない色彩で気に入ってます。
辛うじて見える画角だとこんな感じ。
そして2020年1月の水槽入れ替え時に今までの海藻まみれ、かつ衰退した所を大幅に小さくトリミングし分割して配置しましたので、それぞれを比較してみます。
【2020年9月】
水流ポンプのMP40下でやや暗めです。
【2021年9月】
ちょっと分かりにくいので水槽の左側面からも撮影。
やや細長いのは水流の影響でしょう。
【2022年9月】
真上にあるニムさんハナヤサイの影になっているため、水槽側面からも撮影してみました。
とりあえず健在ですが、ショウガサンゴにとっては安泰ではないポジションで(汗)
そして近況。
【2023年9月】
特に変わり映えなく、しかも移動できなくなりました。
本来ならここから取り出して広い所に移して大きくさせたいですが。
サイドから見るとかつての生き残りの先端が!
この場所のままではあまり成長が望めないので、何か手を打たないとですね。
②ハナヤサイ
(2012年9月1日入海時)
そもそも入海時点で隙間が白いのを通り越しすでにロック化しているのがわかるでしょうか。
【2014年7月】
懸念の隙間部分は被覆し復活して少しずつ伸びて明るい色彩に。この頃はアンバーの電球色LEDであるデコライトで遊んでいました。
入海時に比べたら色は良いと思いますし隙間もすべて埋まりました。
と、調子が良かったのはここまで・・・
【2017年9月】
しかし、残念なことに2/3を過去の不調時に失い小さくなり中央が歯抜け状態に(汗)
こうなると入海時のように復活するのは困難です。
周辺のサンゴを優先にした照明設定かつ上部に水流ポンプ(MP10)のウェットサイドがあるのでやや暗めです。色はまぁそれなりの許容範囲と妥協しています。
【2018年9月】
真上に水流ポンプのMP10があり、やや影があるせいで色彩差と成長ムラが出ています。
スペースがあればどうにでも出来そうですがパンダダルマハゼの棲家なのでこのままにしてます。
《真上》
【2019年9月】
アミジクサのような海藻にも囲われてしまい水換え時に毎度ピンセットで引きちぎっていますが、いたちごっこです。
正面から見ると海藻が見えにくいので平和そうに見えてますが(汗)
よく流通しているピンクのハナヤサイなんですが、新規水槽で一番力を入れて復活させなければと思っていました。
2017年から2019年は衰退の一途でしたが、場所を変えたことが功を奏し成長スピードが上がってきました。
【2020年9月】
生きの残りの破片はスローペースなりに少し成長してきたので2つに分けてレイアウトしました。
【2021年9月】
1年でそれぞれ順調に成長し合体しつつあります。
この下に居た別のハナヤサイを駆逐中!
正面から見るとこんな感じ。
このエリアはすぐ右側にウェーブポンプGyre MJ-GF4Kがあり引き潮の動きがハナヤサイにとっては好みらしく成長を刺激しています。
【2022年9月】
センターにはコレとは別のハナヤサイが居るのですが全く光が当たらず、ほぼ駆逐されてしまいました。
正面から見ると左右から伸長し行き場が無くなったことで中央部が盛り上がってきたようです。
2022年7月頃、9年以上棲んでいたパンダダルマハゼがお亡くなりになったようです(泣)
近況です。
【2023年9月】
輪郭が拡幅したかな。
大きな変化はないものの、隙間に海藻がランナーで潜んでいるのが悩みです。
最後はショウガサンゴですが、今はもういませんので変遷だけご紹介。
③ピンクショウガ
(2012年9月1日)
①で紹介したショウガ同様、入海時は根元と奥側は真っ白でした。
(2014年9月)
当時、これも電球色のデコライトを試していた頃で簡単にピンク色が強くなりました。
(2017年9月1日)
現状は上にサンプからリターンの(スピンストリーム)排水口があるため影ができ暗いのが難アリです。
従来の丸い形状から縦長になっているのもその影響かもしれません。当時マイブームだったデコライトは全廃止をして久しいですが色はどちらかと言えばピンクではなくパープル系に近い雰囲気があります。
ピンクよりもこの色の方が気に入っています。
【2018年9月】
《真上》
縦長に育つ分にはまだスペースに余裕があるのと、こんな隅に置かずもう少し目に付くところにレイアウトできたらよりベターでレイアウト上不利な位置だなと思います。
【2019年9月】
いろいろツケが回ったなと・・・
これこそ完全に衰退してます。もうかなり危ない雰囲気が(泣)
スズナリギンチャクとヘビガイ、バロニアや海藻らは最初のショウガの隣なので似たような被害状況です。
2020年1月の水槽入れ替え時に小さく先端をカットしフラグに集約したのですが、不覚にも諸々手が回らず結局回復する兆しないまま泣く泣く取り出しました。
というわけで、残念ながらこのショウガは2020年1月の水槽入れ換え時に退場となりました・・・(´;ω;`)
これとは別モノですが、同類カラーに仕上がったショウガの育成に傾注していきます。
あと残りの2群体については後編へつづく