7月に一足早く夏休みを満喫してきました♪
2020年10月にも行った鹿児島県奄美市へ2度目のダイビング!
お世話になった宿泊ホテルもダイビングショップも前回同様、ネイティブシー奄美さんです。
昨年はGoto TRAVEL利用でかなり安く楽しめたのですが、今回は当然通常価格なので微妙に感じちゃいます(汗)
ダイビング自体もコロナ禍で行きにくい状況になっていましたが、今回の計画自体は桜が咲く頃に予約を済ませていました。
肝心のダイビングは到着当日夕方に1本潜る計画で、予めダイビングショップさんへ”往復宅急便”にて自分の器材一式を予め送っておきました。
しかし!! 全くもって理解に苦しむ事態が既におきていました。
その荷物を宿泊前日、担当ドライバーによって勝手に再び集荷されて”自宅へ返されて”しまっていたという(怒) スーツケース2つ分の荷物が丸ごと無い!!
(往復宅急便の帰りである復路分の送り状伝票は依頼をした片道分と同時に予め発伝される仕組みとなっています)
それが分かったのは海に入るべく着替えようとした直前でした。
自ら問い合わせしは判明したのは、その時点で大阪(伊丹)へ翌朝5時ころ船で入港することになっているのでもうどうにもできす、そこから再び奄美へ返送するとトータル+3日後の夕方着になるという超アホな返答・・・
そうこうしているうちに日没、海にエントリーできる時間リミットもあり時間が惜しいので、有料でウエットスーツやマスクやブーツを一式フルレンタルするはめに・・・
特にMyウエットスーツは自分が長身なのでフルオーダー製作なんですが、借り物は既製品であちこちサイズがきつく動きずらくてしんどかったです。
しかも視力が悪いので処方箋に基づいた度入りレンズが入ったマスクを使っているんですが、万が一の保険的な意味でコンタクトレンズを持ってきていたので、素のレンズのレンタルマスクを使い事なきを得ました。コンタクトレンズは若い頃の度数なので合ってはいない・・・
でも、コンタクトレンズを手荷物で持参していたことは自分が天才だと思いました(笑)
ということで、メンタルは空前絶後の超絶不機嫌のまま海へ!
最初に見たのはダテハゼ。毎度、伊豆では欠かさずお目に掛かってますが。
初回のダイビングポイントは宿泊するホテル前の海岸です。
前回は風向きなどの影響で潜れなかった”倉崎ビーチ”という場所で、ここはハゼが豊富という話です。
とにかく頭に血が上った怒りのせいか、水温は冷たさを感じませんでしたね(笑)
(5㎜ワンピースのみ フードベスト無し)
さておき、浅場には素晴らしいミドリイシの群体がチラホラいます。
あ、まさかの水深5~8mで水温27℃・・・
そりゃぁ温かいワケですね。サンゴには辛いでしょう!?
コレ、一般の人には周囲一面が岩にしか見えてないでしょうが、コブハマサンゴが大量に居ます。ここだけではなく周辺にたくさん居ます。
前出のもハイマツ似ですが、サイズがとにかく大きいのがゴロゴロいますね~
なんとなく目が慣れてきた感があるなぁと思い、キョロキョロ見渡すと『初めまして!』のハゼを発見しました!
キイロサンゴハゼの幼体です♪ しかも1つのミドリイシに10匹くらいが動き回っています。
2013年~14年にかけてキイロサンゴハゼのペアは我が水槽でも何度も産卵していたので、今さら感が無くはないですがキイロ感は水槽で見るのとは違いますね。
黄色といえば、こんなハマサンゴも1つあると水槽アクセントになりますね。アミメハマサンゴかな。
隙間にもハイマツらしきテーブル状がいますが、将来はハマサンゴに埋められちゃいそう。
言い忘れていましたが、今回もやっぱりバディは妻で装備は当然フルレンタル(笑)
1メートルは余裕で超えてるナガレハナ(笑)
小売価格に換算したら20万円超え!?
イヤ、こっちはもっと巨大!右端のトゲサンゴが効いてますね。
デバスズメはこんなところにもいました。
トゲサンゴといえば赤で丸く囲ったところにサンゴヤドリカニのメスが入っていると思われます。
生涯をこの両手を合わせたような中で過ごし繁殖期だけオスがやってくるという。
さらに沖側に進んでいると砂地エリアに出ました。あ、オトメハゼの親子?
ちょっと近づいたら子(右)?を置いて2匹は巣穴へ逃げましたけど(笑)
ガイドさんがデカいナマコを拾っています。お尻付近にカニやエビが棲んでいるらしいですがコレには居なかったようです。
砂地が終わるとまた岩場でバブルが。
ミズタマサンゴは飼ったことがないですが嫌いじゃないデス。
バブルコーラルシュリンプ! 1㎝くらいかな!?
そしてチリメンハナヤサイサンゴの中にヨゴレダルマハゼが居ました!
どうカメラを構えてもすばしっこく逃げ回り撮影できませんでしたが海で初めて見ました。
ヨゴレダルマハゼは我が水槽で8年以上飼育しているのでよく見てます(笑)
インドケヤリは巨大でした。咲くのを待たず移動です。
ヒトスジギンポがチラホラと。
やっぱりハナビラクマノミはシライトイソギンチャクがお似合い♪ ペアですね。
水深7mで見た非常に目立つグリセアコモン?被覆系は欲しくなります。
コモンを探していたらウミウシでした。
でもやっぱりミドリイシについ目が向いてしまいますね~
基本的に近くには似た群体が点在していますが、サボテンミドリイシみたいなのが10m付近にいました。
意外ともっと深い水深にいそうな印象でしたがコレは他では居ませんでしたよ。
凄いキレイな形のドーム状! 値付けしたら10万円じゃきかないですよね~
水槽飼育ではここまでのドーム状にするのは至難でしょうね。
スギノキミドリイシは他のエリアにも居るようですが、このエリアではコエダ系はチラホラいます。
キイロサンゴハゼもまあまあ居付いているようです。
⇩ここにもキイロサンゴハゼが。このテーブル状はいずれ合体するんでしょうかね。
今回見た中で鑑賞的に一番目を惹いたのがコレ
⇧潮通りがよさそうな場所に張り出すんですね。水槽飼育の参考にしたいです。
なんでしょうね。コマルキクメイシ?
普通にクマノミかぁ~と思いきや、ミツボシ幼魚と下の方にハナビラクマノミも棲んでいるではありませんか(笑)
(⇧)コレ、水槽では叶わないヤツで、再現しようとマネしたらサドンデスがおきますもんね。
オレンジのスケルトンってイイですね~ それほど青くはない水深7mですよ!
とかくSPSは色彩を主に語られますが、水槽飼育では造形美も追及できたら究極ですよ。
再び岸の方へゆっくりと戻ってきていました。
遠目で見ていてボールが落ちているのかと・・・
ノウサンゴ?ちょっと違うかな。潮の満ち引時刻を調べていませんでしたが5m水深というのは浅すぎる気がします。
最期に出会ったのはイソギンチャクからかなり離れてホバリングしている大きなクマノミのメスでした。
卵でもあったの!? ミスズめがけて強襲し威嚇!
近い近い(汗) わかったよ、帰るよ~
レンズ前まで来ましたよ(笑)
というわけでエキジット!55分ほど潜っていました。
海中はじつに穏やかで流れがほぼ無く、まるでプールの中みたいで初日の肩慣らしとしてのダイビングにはちょうど良かったです。
このワンダイブで200枚近く撮影しました。主にサンゴ撮影です。
アメブロでは掲載できる枚数に制限あるし、本当にこのブログを見ていてくれる人は数少ないし、ブログをせっかく見てもらっても飽きるのは分かっているのでほぼ割愛し個人コレクションとしてお蔵入りです(笑)
さて到着初日から海をバッチリ満喫してしまいました!
忘れかけていた荷物の件ですがこの夜、件の運送会社責任者と名乗る方からリアクションがありました。しかし!・・・ 次回②へつづく
※ポイント 倉崎ビーチ