コロナ禍につき自宅で過ごすのが退屈のピークになっていた4月末~5月初旬頃、ふと水槽背後の(仮設)スクリーンをどうにかしようと思いつきました。
今までのは、今は亡き(横浜・町田と大宮にもあった)ティアラが閉店した際に某中古屋さんへ大量持ち込まれ換金された車用ガラスフィルムのようなものでした。
旧水槽当時でも使用していたもので、一見薄いブルー系に見えます。
【2020年1月】
実際に装着するとスケルトン状のフィルムなので主役の明るい色彩が多いサンゴ水槽ではより引き立って見えるため気に入っていました。
【2014年2月頃】
このスクリーンの上方が明るめなのは照明から近く、一方で下方は濃く見えるためグラデーションらしくなるところもポイントでした。
本来は水槽を新規で置いた際に施工するケースが一般的だと思いますが、現水槽を設置時にプランは煮詰まりませんでした。
今回検討したのは、まず既製品を当たりましたが我が水槽サイズの外寸横1060×高さ510に相当する既製品サイズは1200×600サイズをカットするしか選択肢が無いことは分っていました。
ネット検索していて、気に入った柄が一般的な住宅などで使う壁紙!
しかも壁紙は必要なサイズを採寸したものをカットして使うことが前提なので大きさについては問題ななし。中には汚れや撥水性が高い品物もあると。
さらに自分の所有するデジカメなどのデータからのオーダも出来るプランがあるということも分かりました。
しかし、柄だけでなく撥水性とかUVからの対候性とか色々こだわると1万円以上になるという予算の問題も出てきました・・・
それを踏まえてホームセンターで物色してきました。
一応テナントとして入っている熱帯魚屋さんも眺めましたが、結局価格優先でチョイスしたのは普通のカッティングシートでした。縦は45㎝で10cm38円単価で安い!
コレ以前、淡水のレッドビー水槽でカッティングシートは使ったことがあります。コケが目立ちますが(汗)
結果決めかねてパソコンでいろいろ検索していたら国内メーカーでは皆無だったのですが、ノーマークだった中華のバックスクリーンがあることを知り、Yahoo!ショッピングで注文。
どうやら出品者は国内業者らしいのですが中国からの発送になるそうで、30日以上かかると(笑)
コロナの影響もあると思われますが、リアルに注文から30日ちょうどで深圳から到着しました。
梱包を開封する前アルコールスプレー噴霧しました。
柄は砂地があるものをチョイス。
普通は水槽をセットする時に貼るべきものですが、サクッとセロハンテープで貼りました。
『おぉ!』と見慣れない景色にニヤついて、雲海みたいな感じがするなと思ったら上下逆さまで貼ってから気が付くという(笑)
まぁ、でもコレでも良いかなと思いましたが、とりあえず一旦外してみました。
セロテープのテンションのせいか、シワができましたが貼りました。
素材はPPらしいです。かなり薄くペラペラなのでセオリー通りに糊付けで貼るべきですね。
灯具の影響も手伝い、バックスクリーン下方の砂が白いはずなのに青い ・・・かなりブルー(笑)
全体的に水槽の透視度が上がった演出感だけはあります。
バックスクリーンに対して灯具からこぼれる光を反射しているようで従来と同じ灯具の設定にも関わらず明るく感じます。
やっぱりもっとバックスクリーン背景の砂エリアは白め強めにして欲しかったなぁ~
価格は送料税込2040円なので今はこれで妥協しました。
しかし何となく背景の柄がわざとらしい(笑)
その後、再考しいろいろ小売店を中心に探し見つけた6月!
100均のセリアで見つけたデコレーション用の包装紙とテーブルクロス(笑)
とりあえず貼る向きや重ねてみたり、いろいろやって気に入らず結局元に戻すことに(;´∀`)
しかし今回は今までスクリーンの柄を敢えて裏表あべこべにしました。
画像で見ると以前と何も変化を感じませんが、目視では背景の柄がボケて見えるため遠近感が出たように感じました。まぁいずれ石灰藻やコケなど汚れてしまったりもするんですけどね。
そして8月になり今度はカー用品店でガラス用フィルムを購入。
透過率5%なのに水槽に装着するとそこそこ透けてしまいイマイチ・・
なので、今までの中華スクリーンと2重貼りにし背景をブルー系からブラック系にしました。
水槽背後に所々、石灰藻が付きブルーで目立ってつい視線が向いてしまうのと、ブラック系の方が主役であるサンゴの色彩がハッキリするので、とりあえず今までのと比べると少しだけマシになった気がします。
背景にサンゴなどがやや反射するのが難点かもしれませんね。
とりあえずコレのまま現在に至ります。
というわけで正直なところ満足はできていないのでこのまま仮設用で使うと割り切り、バックスクリーンの件はいずれまた変えようと思っている所です。
ちなみにタイトルがPart2になっているんですが、Part1は前水槽時のネタです。https://ameblo.jp/misuzu6321/entry-11773843070.html
バックスクリーンを変えると人の目では錯視・錯覚も手伝いサンゴの色の見え方が変わりますよ。
モノによっては灯具や室内光の反射効果も反映されますから案外侮れないアイテムかもしれません。
究極は自分で実際にダイビングして気に入った水景を水中撮影してきて、ポスター印刷しラミネート加工等して世界で1枚しかないオリジナルのバックスクリーンを作ろうと密かに温めてます(笑)