パンダダルマハゼ捜索 | ミスズの水槽観察日記

ミスズの水槽観察日記

42年前にグッピーからスタートしカクレクマノミブリード10000匹達成!
現在はKR93SPを使いSPSを中心にサンゴ ミドリイシ飼育をしています。
主にミドリイシブログです。
2017年ダイバーデビュー!
2022年6月からミジンベニハゼの繁殖/ブリードをして稚魚も育てています。

 KRの大幅な設定変更を実施し、ピンクのハナヤサイ&ピンクのショウガを移動したのは先月の事。特にピンク色のショウガはKRのサークル直下に於いては安易な取り扱いをすると即焼ける傾向にあるのを何度も経験しているため特に注視していました。


 意図的に白chを抑えて青chを多くしてるため青い水景に変わりありません。ピンク色のショウガは位置を水面に近づけましたがKRは吊下げ距離を取り保っているのでショウガ&ハナヤサイの焼け、色の退色はありませんのでとりあえず安心しています。

 概ね状態は良好です。KRの青chによる反射が圧倒的に勝っており、色そのものは濃くなったように見えがちですが正直、実際の色はあまり変化は無いように思われます。

 それよりも遥かに重要なのはここの住人であるパンダダルマハゼです。マリンアクアリスト誌の取材時には警戒感を丸出しで姿すら見せませんでした。本当にいるのか自分でも不安になり捜索してみることに。


 消灯時に懐中電灯で照らし観察してみました。

 居ました♪ 昼間と違い無防備で警戒感も薄いです。

 2013年5月に入海させて以来、無給餌で生きながらえてます。昼間は中央の薄いピンク色のハナヤサイに居てKRが完全に消灯しないとココに帰宅しません。この消灯というのがミソでKRのt7設定で白0%+青2%+ムーン0%でも帰宅しません! end-t以降で真っ暗闇にしないと寝床に帰って来ないのです!!なんとシビアなのでしょう。KRの青2%の光を1mmに満たない小さな目で認識しているのでしょうか。 

 反対に朝は明るくなってきても、すぐに薄いピンクのハナヤサイ(下の中央部)には移りませんので明るさを嫌っているのではない事と断定してよさようです。

 

 じつはパンダダルマハゼのペア飼育にチャレンジしてみたいのです! ワタクシが見てきた流通する個体のほとんどはヒレの欠け、または痩せ過ぎたものを主に見かけます。そんな理由もあり、なかなか叶いません。 どこかで元気な個体を見たら是非お知らせ下さい!