先日、温泉で有名な群馬県草津町の草津温泉に行きました。仕事でw クルマは二駆ですがスタッドレスタイヤにチェーン装着という荒天。対向車線のクルマは屋根にとてつもない大雪を積んですれ違います。このときの気温-6℃ 草津温泉は標高約1200mなのです。
時間があったので、立ち寄った草津熱帯園という文字通り南方の生物を中心に展示している動物園に行きました。入園料金は大人1000円。
展示は、まぁそれなりというところでしたが個人的には楽しめました。その園内に入ったエントランス付近に一応、展示物の一つという感じではある唯一の海水水槽を何気に見ました。
ありきたりのカクレクマノミ水槽だなぁと思いつつ横目で見た瞬間、二度見して釘付けに!
巨大なセイタカイソギンチャクこと、カーリーがゴロゴロいます。主役はカクレ?カーリー?ここまで大量かつ大きくカーリーを育てるのは、むしろ簡単ではないような(笑)
もちろんカクレらは水槽の隅でカーリーに入るわけもなく漂っています。 カーリーの見事な成長と数の多さ。 わざわざコレだけのためにカネを払って見る価値はありません(笑) 今後この水槽のカーリーはどこまで増えるのか気になります。 ニモブームで強引に導入展開したかと思いきやカクレは小さいです。ペア化してもいません。 でも実際のカクレにとってはストレスない居心地良かったりして!?
この趣味でない方が見れば、おそらく〝イソギンチャクとニモ〟の構図
もしかしたら、したたかな展示サイドの意図的な計算された戦略だったりして!?思わずアイプタシアXで駆除したくなる心理が働きましたよ。 イヤ、ここは電気で焼く方か(笑)
主役のカクレはブリード種のようです。なぜブリードと分かるのかと言うと、エラの下方にめくれがややあり、ワムシ⇒ブラインシュリンプへの切換え時期が早いと経験上起きやすい事例で成魚になるほど目立つ例があります。
ワタクシはカクレのブリードをしていた経験があります。これはウチの当時の1ペアでオス(右側の小さい方)はウチでブリードで誕生した個体です。
年間繁殖数は4桁。2010年はヤ○オクだけで1000匹弱を全国の落札者さんに里親になってもらいました。
ウチから巣立っていった連中は元気にしているかなぁと思う事がありますよ。
ところで帰路、ついでに世界の名犬牧場というところにも寄りました。
アクアリストには犬&猫好きが多いとか。この子をレンタルしてお散歩して遊びました。
愛犬を飼っている方も、わんこと一緒に入場できるシステムなんですよ。
しかし本blogとテーマが無関係なので割愛します。どちらも興味ある方はH.Pなど検索してご確認ください。(JAF会員だと割引特典アリ)
ふと、ワンとも言わない、リアクションが極めて無いサンゴを飼育する方が犬を飼うよりも難しいのかなぁ なんて考えました。でも愛情を持って接し続けていると、ある日サンゴは水槽キーパーに心を開いて素晴らしき色彩と姿を見せてくれる事でしょう? そうであってもらいたいと思いながらハンドルを握り帰路につきました。