40代会社員。
田舎育ち、東京暮らし20年目。

だんなさんと電車大好きぼっちゃまニコニコ
(2020年生)の3人家族。

子どもの頃から本が好き!
夢は図書館に住むことでした。
念願かない?、図書館から徒歩1分に居住中。

本の話題を中心に
暮らしのなかのうれしい・楽しいの記録。
ぼっちゃまの影響で、電車率が高めバス

 

▼紙書籍と電子書籍で迷いましたが...

『紙版か?電子版か? 水村美苗『大使とその妻』』水村美苗さんの12年ぶりの新刊発売! 『大使とその妻 上』 水村美苗 | 新潮社2020年、翻訳者のケヴィンは軽井沢の小さな山荘から、人けのない隣家を…リンクameblo.jp

 

 

 

 
週末のお出かけ帰りに書店に立ち寄り、紙書籍版を購入。
厚くて重いけど、好きな作家の本はそれもがうれしい。
 

 

 
装丁が素敵!
過去の作品と統一感がある。題字のフォント、『本格小説』から同じ?
 
今回も、装画はウィリアム・モリスかなと思っていたら、新潮社装幀室とのこと。
 
装丁は、堀口豊太さん。
手元にある一番古い単行本『私小説 from left to right』(1995年)から、
筑摩書房の『日本語で~』の3冊も含め、水村さんのご本はずっとこの方の装丁のよう。
 
 
独り身のころであれば、
買って帰って、文字通り、寝食を忘れて読みふける... 
みたいなこともできたが、ぼっちゃまがいると本を開くのも難しい。
この週末で、ようやく1章、30ページ程度...
 
 
読み始めて、冒頭から違和感。
このとてもきれいな、というかきれいすぎる日本語は何だろう??
少し読み進めて、ああこれが語り手になる米国人男性の語りなのか...
 
きっとこの日本語への違和感も、物語を読み進めていくなかで、
なにか意味を持ってくるのではなかろうか?
これは本と対峙して、一文一文をかみしめて、じっくり読んでいく小説。
 
紙書籍を買って正解!