最近は、冬ごもり生活が多く 必然 映画やドラマを見る機会が増えています。


社会からリタイヤして15年ほどになりますが、大きな意味で 『危機管理』的な仕事を晩年していました。


僕の時は、特に大きな危機は扱っていませんが、東北大震災(原発危機も含む)等がありました。その時、僕の頭の中にすぐ浮かんだのが、この危機にはどう対処するかということです。大きな危機には数時間長くて数日間での対応が鍵となります。調べる暇もなく次々と対応していかなければなりませんが、僕の頭の中には次々と対応策がシュミレーションできました。何故かというと、パニック・クライシス・ディザスター・サスペンス・SF・ホラー系の映画やドラマ、小説・漫画をかなり読み込みまた観て、疑似体験をして 『自分ならどう対処する』ということを常に考えてきたからです。


僕は晩年いくばくかの人生ですが、まだコレから社会を生き抜いていく方、消防/自衛隊/警察等の各種事象に直接従事する方、公務員や危機管理業務に従事する方 各個別での訓練も大事ですが、頭の中でのシュミレーションもとても参考になります。


頭の中でのシュミレーションを構築していくため、恋愛や経済が好きな人も、それなりの疑似体験してして下さい。


以上、映画や本のお勧めでした。


洋   画
1.ターミネーター ニューフェクト(2019/米)〜  ✩✩✩✩✩
  ジェームズ・キャメロンが生み出したSFアクション「ターミネーター」のシリーズ通算6作目で(連続テレビドラマとしてもシリーズ化)、キャメロンが直接手がけ、名作として人気の高い「ターミネーター2」の正当な続編として描かれる。かつて人類を滅亡の未来から救ったサラ・コナーが現れる。リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーも28年ぶりにカムバックし、シリーズの顔であるT-800を演じるアーノルド・シュワルツェネッガーも出演するので、超懐かしさ満載。  ターミネーターは全5作で完結と思っていたので新シリーズが出てくるとは思わなかった。
  「ターミネーター ニュー・フェイト」が、新3部作の第1弾と位置づけ。改めて、good

2.ターミネーター4(2009/米)〜 ✩✩✩✩✩

  ターミネーターニューフェクトに刺激され、改めて再々々くらいで観た。西暦2018年。スカイネットに抵抗する人類の戦いを導くはずのジョン・コナーだが、記憶喪失の謎の男マーカス・ライトとの出会いにより、その決意が揺らぎ始める。果たしてマーカスの正体は……。ジョンはマーカスとともにスカイネットの中枢へ侵入するが、そこで恐るべき秘密を目にすることに。
  
3.ターミネーター 新起動ジェネシス(2015/米)〜 ✩✩✩✩✩
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の人気SFアクション「ターミネーター」のシリーズ5作目最終章 ・・・・・と思っていたが。2003年の「ターミネーター3」以来12年ぶりにシュワルツェネッガーがシリーズに復帰し、T-800型ターミネーターを演じる。

4.アルマゲドン2007(2007/米)〜 ✩✩✩✩

  今回は、月に隕石が衝突し、その影響が地球に及ぶ。流れとして、パニック/対立/チャレンジ

  原題は、 『 Earthstorm 』 。アルマゲドンと名がつく作品〘名作アルマゲドンとは、全ての作品で監督俳優陣と関連なし〙の中ではできが良い。


5.グランド・クロス ドゥームズデイ・プロフェシー (2011/米・加)〜 ✩✩✩✩✩
  終末預言が世界を絶望に陥れるSFパニック。“太陽系と銀河系の赤道が直列した時、世界が終わる”との預言。やがて予言どおり地殻変動により黒海が消滅し、地球は内部から崩壊を始める。さらに、巨大なブラックホールが地球に迫り…。
  
6.アリータ バトル・エンジェル(2019/米フォックス)〜 ✩✩✩✩
  ローラボールという近未来SF映画を思い出した。それは地球上から戦争がなくなり人間の持つ闘争心や体制に対する抑圧のはけ口として都市間対抗の死をかけたローラーゲームの物語。それに空中浮遊都市やサイボーグ、人間の感情という従来からのSF要素を組み合わせた映画。SFは、これという新機軸の発想が面白いのだが、従来の発想を組み合わせても、ストーリー展開が面白ければそれなりに仕上がるというパターンの一つ。明らかに続編狙いの作り。調べると、日本のSF漫画「銃夢(ガンム)」を、同作の映画化を長年にわたり熱望していたジェームズ・キャメロンの脚本・製作により、ハリウッドで実写映画化したアクション大作 らしい。

7.エンド・オブ・ザ・ワールド2014(2013/加)〜 ✩✩✩✩

  パニックdisasterコメディ という新ジャンル (僕が勝手に作った新ジャンル)。超SFマニアの二人が太陽嵐で地球滅亡の危機から救う話。SF映画の 『アルマゲドン2012』をコメディ的に模倣し、最後はロシアの領土に核を撃ち込んで地球を救うというもの。太陽嵐から逃れても、ロシアの自動反撃能力でアメリカに核がぶち込まれそうだけどね!

8.ゾンビサステナブル(2021/豪)〜 ✩✩✩✩✩

  人類のほとんどがゾンビと化した近未来のオーストラリア。ゾンビウイルス治療の鍵となる少女を救出するべく、危険な任務に身を投じる一人の兵士が主役。ゾンビ主役の3流映画だが、一時的な効用しかないゾンビワクチンや治療薬が出てくるのは珍しい。その製法はえげつないが!

9.オーバースピード 時空を超えた目撃者(2020/露)〜 ✩✩✩✩✩
  タイムトラベル物だが、時空連続体のその理論 (タイムスリップの「時間周波理論」)を聴いていると、頭がもつれてくる。恋人の交通事故死をきっかけに、次々と交際している女性が死んでいく・・・・のだが、そこに過去に戻れる方法を発見、物語は進んでいく。理解できないんだけど面白いんだろうな !

10.カンダハル 突破せよ(2023/米)〜 ✩✩✩✩✩
        カンダハルとは 『アフガニスタン』のこと。アスガニスタン/パキスタン/イラン諜報部/タリバン/「イラク・レバントのイスラム国」ISIL/MI6/CIA が絡む壮絶バトル。

  米国防情報局の職員としてアフガニスタンに赴任していたミッチェル・ラフォーチュンが、元CIA・NSA局員のエドワード・スノーデンによる2013年の内部告発・情報漏洩事件と同時期に経験した実体験をモデルに本人が脚本を担い、複雑な中東情勢を踏まえたリアリティと、手に汗握るスリルとアクションを兼ね備えたエンタテインメントを書き上げた。

11.スパイダーVsマン(2013/米)〜 ✩✩✩✩✩
  スパイダーマンシリーズの中の蜘蛛との闘いかと思ったら、よく表題を見ると蜘蛛と人〘マン〙(米軍部隊)との闘いだが(スパイダーマンは全く関係無し)、その蜘蛛は過去のソ連邦時代に採取された宇宙人のDNAを組み込むんだスペーススパイダーだった。くだらない!

12.フィラデルフィアエクスペリメント2(1993/米) 〜 ✩✩✩✩✩
  フィラデルフィアエクスペリメント(1984/米)の続編
  映画は、実際にアメリカ海軍がフィラデルフィア実験(フィとして、第二次世界大戦中にアメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われたとされる、アメリカ海軍による艦船のステルス実験。公式な記録は無く、実験自体の捏造を疑われているが、都市伝説としての同実験をモチーフに、サスペンスやアクション、ラブストーリー等の要素を取り入れたSF映画。内容は、実験によって時空の狭間に停止してしまった駆逐艦エルドリッジから脱出し、40年後(1984年)のネバダ砂漠にタイムスリップしてしまった乗員のデビッドとジムが、エルドリッジに積まれた磁場装置が時空の狭間で稼働したままになっていることで地球の時空が崩壊しつつあり、地球の危機を救うため艦に向かう……というストーリー。で、当時のSFとしてはとても迫力があり、アメリカの極秘実験の再現とも言われドキドキして見ていた。その9年後に制作された続編だが、あまりできが良くない。残念。

13.ダーク・プレイス(2015/英仏米合作)〜 ✩✩✩✩
  1985年、カンザスの田舎町で母親とその娘2人が惨殺される事件が発生。生き残った8歳の末娘リビーの証言により15歳の兄ベンが逮捕され、ベンは終身刑を言い渡された。全米から注目を浴びた事件だがリビーが31歳になったある日、有名事件の真相を語り合う「殺人クラブ」からの招待状が届く。生活費に困っていたリビーは謝礼金を目当てに、これまで決して振り返ろうとしなかった忌まわしい事件の真相を探りはじめる。
  いい映画だが、全編的に暗い !

14.スター・トレック ピカード 完結編(2023/米)〜 ✩✩✩✩✩

  スター・トレック:ピカード」は、「新スタートレック」(1987-1994)の主人公であるピカード艦長らが新たな冒険に繰り出す物語。シーズン1,2を終え、このシーズン3が壮大な完結編となる。ちなみに、 「スター・トレック」はほぼ半世紀前の47年前からテレビドラマシリーズとして始まっている。最終シーズンは宇宙艦隊の伝説的存在であるジャン=リュック・ピカード提督のもとに懐かしい友から危機に瀕しているというメッセージが届き、ピカードは、新旧の仲間たちを集結。この最後の旅でピカードは自身がこれまで築き上げてきたものと連邦の運命を永遠に変えてしまうような過去に対立した可変種エイリアンが艦隊奥深くまで侵入支配しておりかつ衝撃的新事実との板挟みに直面する。

  スター・トレック総編集とは言わないが、上手く全ての時の流れを包みこんだ懐かしさや情緒を積み込んだ作品に仕上がっている。新シリーズの制作に入らず、静かに本編をもって最終章として欲しい。思い出とともに。 

15.宇宙戦争 海外ドラマ全4話(2019/英)〜 ✩✩✩✩✩

  イギリス人作家 HGウェルズ の古典的名作SF。今まで3回(1953/2005/2021)映画化されていたと思う。僕のSF趣味もここから入った。今回は製作費12億円の超大作で英国SF小説の金字塔H・G・ウェルズ原作の世界観を最新映像でテレビドラマとして、多分 原作に忠実に再現。米国物はハッピーエンド、英国物はシリアス。国民性だネ! 1938年10 月30日に、アメリカのCBSネットワークのラジオドラマで俳優オーソン·ウェルズ率いる「マーキュリー劇場」という 番組で放送されたが、舞台は実在するアメリカの地名に置き換えられ、『火星人がアメリカに攻めてきた 』という内容で現場からの電話リポートなど実際のニュース放送のような形で放送されたため、多くの市民が火星人の侵略を現実に起きている出来事と思い込み、実際に全米各地でパニックが起きた という有名な逸話がある。


16.宇宙戦争 〜  時代背景によって若干の違いはあるが、基本ストーリーはほぼ同じ

  (1)1953年版 〜 ✩✩✩✩✩ 当時としては斬新的な造り

  (2)2005年版 〜 ✩✩✩✩✩ トム・クルーズ主演 

  (3)2021年版 〜 ✩✩✩✩✩ スケールが小さいが、一番面白い。


17.ザ・プロジェクト 瞬間移動(2016/英)〜 ✩✩✩✩✩

  大学である研究中、実験でテレポテーション(瞬間移動)を偶発的に発見した。同僚たちと実験を繰り返す中、遂に人体実験までにこぎつけた。しかし、移動した人物には本人とは別に残像?本体の投影した影?が残り、勝手に活動を始めてしまった。タイムトラベルのパラドックスを扱うが、観たのは2回目なので、少し理解できた。イギリスらしい地味な作り。米国ハリウッド制作の娯楽という概念との違いがよくわかる。


18.ザ・メガロドン 怪獣大逆襲(2022/米)〜 ✩✩✩✩✩

  2018年制作 『メガロドン』の正当な続編で、原題は 「 MEGALODON RISING」。アメリカ西海岸で何故か活動していた中国軍艦艇が、原因不明の沈没事故を起こした。原因調査に向かった米国艦艇は、事故原因が古代サメメガロドンであると知ったが、その頃メガロドン3体がサンディエゴに向かっていた。第一作に比べて残念!


19.ザ・ストーム(2015/米)〜 ✩✩✩✩✩

  いきなり飛行ドローン兵器が登場、軍事テスト中制御が効かなくなりビル群を破壊し続けたり、旧型と新型のターミネーターが戦ったり、衛生気象兵器もまた制御不能となり天候が乱れ始めパニックが始まる・・・・というSFパニックムービーだが。

  YouTubeでの視聴だが、ソレより面白いのは、字幕がついているが、人間訳ではなく、AI翻訳の直訳で人間の手が介在しない字幕。意味は分かるが、字幕に感情がない。無料なので、YouTubeで試験的に流しているのかな。?


20.ザ・ビーチ(2020/米)〜 ✩✩✩✩✩

  有名なディカプリオのビーチとは違います。本作は人里離れたビーチへ休暇を過ごしにやって来たカップルと夫婦だが楽しい時間を満喫する中、辺り一帯を深い霧が包み込む。海岸には気味の悪い生物が打ち上げられ、人々は正気を失って肉体も変容、無線からは謎のメッセージが聞こえてくる。不可解な出来事が相次ぐ中、彼らは自分たちが何かに寄生されていることに気づく・・という流れの寄生生物ホラー映画。寄生生物とは何かと気になって最後まで見てしまったが、まアどうでもいい類の作品だった。新規感もない。


21.インターセクション(2013/仏) 〜 ✩✩✩✩✩ 

  半年ほど前に見たが、ラストが思い出せないので・・・・。

  砂漠のど真ん中に取り残された生き残りの6人の男女(夫婦、妻の愛人、乳幼児を抱えた女、逮捕護送中の殺人犯、謎の男)の運命を描いた、サバイバルサスペンス。砂漠の中で、色々な要素が複雑に組み合わさっているので、じっくり見ないと理解できないと思う。


22.アイス・クエイク(2011/米)〜 ✩✩✩✩✩

  アラスカで謎の群発地震が発生。調査を開始した地質学者は、溶け出した永久凍土からメタンガスが漏出していることを知る。さらに、地底洞窟に充満した液化メタンが大噴出し地球上から生命体が滅亡の危機に・・・・という流れのディザスターパニック。地球存亡のパニック映画としてはスケールが小さいかな?


23.生存者たち シーズン1&2 全話(2008/BBC)〜 ✩✩✩✩ 

  英国BBCにて放送されたサバイバル・ミステリー。謎のウイルスによって人口の99%が死亡してしまった世界と、そこに生き残った者たちの運命を描く。1975年から1977年に放送されたオリジナル版をBBCが現代版に2008年にリメイクした。20〜30年前にレンタル店で借りて見て、「オモシロカッた」という印象が残っていたので再度観た。


24.リグ 霧に潜むモノ 全6話(2023/英)〜 ✩✩✩✩✩ 

  油田などを海の底から汲み上げる石油掘削施設 (=リグ)の作業員たちは謎の霧によって連絡が絶たれ、スコットランド本土へ戻れなくなってしまう。リグ内で起こる不可解な出来事と人間模様を描いた怪奇サスペンスドラマ。


25.ジェラシック・ワールド(2015/米)〜 ✩✩✩✩✩ 

26.ジェラシック・ワールド 炎の王国(2018/米)〜 ✩✩✩✩✩ 

27.ジェラシック・ワールド新たなる支配者(2022/米)〜 ✩✩✩✩✩ 

  1993年から始まった 「ジェラシック・パーク」シリーズが3本、大ヒットに合わせて数々のモノマネシリーズが横行、そして正統な続編として始まったのが本「ジェラシック・ワールド」シリーズ3作。とにかくストーリーもさることながら、その恐竜の造形・動作・表情などの特撮技術の進歩が見事!「新たなる支配者」が、前回作品で恐竜が世界中に拡散しており、更に遺伝子操作/企業犯罪/クローン/密猟/誘拐/冒険/別離/復活 等が絡み合いスピード感満載でシリーズの中では最高傑作と思う。


28.ノック 終末の訪問者(2023/米)〜  ✩✩✩✩✩ 

  人里離れた山小屋で休暇を楽しむ家族3人のもとへ、謎の4人組が訪ねてくる。彼らは3人を拘束し、迫り来る世界の終末を防ぐためには3人のうち犠牲となる1人を選ぶこと、しくじれば世界は滅んでしまう運命にあることを告げる。休日を謳歌していたはずの3人は、家族か、はたまた世界か、究極の選択を迫られる。

  この冒頭の予告編に、謎???で、つい本編を見てしまった。黙示録のような展開だけど、理解できない。

  世界の終末と家族の命を天秤にかけた非情な決断を迫られる一家の危機を描いたスリラー。

  

29.ファントム・ファイヤー(2007/米)〜   ✩✩✩✩✩ 

  題名とポスターを合わせ見ると、何らかの地球規模の大火災が発生し、地球生き残りをかけたサバイバルパニック映画と思いきや『太陽フレアから火球的生命体が生まれ地球に飛来、有史以前から時折り、理解不能の大火災を引き起こしていたようだが、軍がこの生命体の存在を知り兵器として活用しようと考えていたが、狂いが生じてくる。が、森林火災でこの生命体の存在を知った消防士がこの生命体に対峙していく。』という流れ。映画的には、ショボい。


30.キング ・オブ・マンハッタン(2013/米)〜 ✩✩✩✩✩  

  リチャード・ギア主演。

  投資会社を起業し、サクセスストーリーの道をあゆんできたが、鉱山会社の投資に失敗、巨額の負債を背負う。会社倒産の危機の中、愛人とドライブ中交通事故を起こし愛人は死亡してします。そのまま捕まれば、倒産を免れる合併交渉が行き詰まり、会社は倒産し、家族や投資家その他周囲の関係者に迷惑をかけてしまう。そこから数々の暗躍を重ね事故の隠蔽を図ろうとするところから物語は進展していくが、その進展の中に、上流階級や貧富・人種といったものが絡んでくる。ハリウッドらしい仕上がり!


31.ムーントラップ ターゲットアース(2018/米)〜✩✩✩✩✩

  考古学者が古代先進文明の遺跡を調査。そこに謎の組織から要請を受け調査するが、その文明は神の領域に匹敵する。そして・・・・と話は進んでいくが、そのUFO内にいるガイド役のようなロボットが、あまりに古典的でマッチしない。神の領域の古代人ならアンドロイド的ガイドにしてほしい。子供騙し。


32.ジャック・リーチャー ネバーゴーバック(2016/米)〜

✩✩✩✩✩  

  トム・クルーズ主演で 「アウト・ロー」の続編

  余談だが、トム・クルーズやリチャード・ギア主演のハリウッド出演作品はいい作品が多いが、ニコラス・ケイジは作品選ばないよね! 本作品は、『アメリカ軍のエリート秘密捜査官ジャック・リーチャー(題名)は、現在は退職し放浪の旅を続けている。ある日、密入国事案で保安官に連行されそうになったリーチャーは、この騒動が何者かによって仕組まれたものだと気づく。元同僚のターナー少佐に会うため軍を訪れると、ターナーはスパイ容疑をかけられ逮捕されており、軍内部で陰謀が進行中だった。』、という感じだが。出だしからモード全開 !


33.アウト・ロー(2012/米)〜 ✩✩✩✩✩

  米ペンシルバニア州ピッツバーグの郊外で、白昼に6発の銃弾が放たれ5人が射殺される事件が発生。元米軍スナイパーが逮捕されるが、かつて米軍で秘密捜査官を務めていたリーチャーは事件の不審な点に気づき、真相をあぶりだしていく。


34.ワールド・エンド(2020/露)〜 ✩✩✩✩✩

  人類誕生に秘められた謎と、人類とエイリアンとの戦いを描いたロシア製SF大作。遠くない未来、宇宙空間から飛来した放射線によって全世界で電力が喪失するブラックアウトが発生する。月の陰になっていた一部の地域だけが被害を免れ、ロシア軍特殊部隊が調査を開始するが、正体不明の敵の襲撃により次々と部隊は全滅してゆく。そんな時、20万年前に地球にやって来た異星人・イドが姿を現す。やがて消滅する母星から地球への移住を計画した異星人たちは、当時地球を支配していた先住民族を駆除するため、似たDNAを持つ人類を生物兵器として地球に送りこんだと言う。そして古代文明は滅んだ。そんな彼らの最後の計画は、現在の地球を支配している人類を奴隷化し、地球を手に入れることだった。  要は、人類生き残りの相手は 『』。ラストの5分が秀逸。


35.タイムリミット(2004/米)〜 ✩✩✩✩✩

  フロリダ州の小島の警察署長 (デンゼル・ワシントン)が不倫関係の末に、自己の保身と欲望のため殺人事件に巻き込まれ、身の潔白を証明するために奔走するサスペンス映画。まア、内容はいいんだけど、設定では小さな町の警察署長なのに暴れまくって、その正体がバレないなんてチョッと矛盾を感じる。


36.フィアー・ザ・ウオーキングデッド シーズン1【全6話】,シーズン2【全15話】,シーズン3【全16話】,シーズン4【全16 話】,シーズン5【全16話】 ,シーズン6【全16話】 ,シーズン7【全16話】 ,シーズン8【全12話】(2015〜/米)〜 ☆☆☆☆☆

  ゾンビ系の長編大作TVシリーズ 『ウオーキング・デッド前日譚となるスピンオフシリーズで2023年末までのシリーズで全8シーズン。失敗した。シリーズ長すぎ、だが面白い! ゾンビ発生から世界が破滅して行くまでの過程を、ある家族を通して、じっくり丁寧に描いていっている。でも出演人物の性格がコロコロ変わるのは極限の世界であってもやりすぎだと思うし、話がくどい。まア絶望的な破滅していく人類の姿だが、本編的には、未来を感じさせる終わり方が良かったかな!

  ちなみに『ウオーキング・デッド』は、2010年から2022年までの全11シーズン。


37.エピデミック 感染爆発 シーズン1全8話 シーズン2,シーズン3(2020/ドイツ)〜 ✩✩✩✩✩

  2020年にドイツで公開されたパンデミック・スリラードラマです。新型コロナ流行前である2019年の撮影当初は完全なるフィクション作品として制作されたが、公開が開始されて以降、世界はCOVID-19パンデミックに襲われる事態となり、血液検査やマスク着用などを含め、今まさに直面した新型コロナウイルスを彷彿させるストーリー展開で話題となった。当たり前だった日常が失われ、国がカオスと化していく過程をリアルにそして不気味に感じ取ることができる。それは、ドイツの離島から始まる。

  日本では未公開だが、本国ではシーズン3まで完成しているらしい。やはりシーズン1の本シリーズだけでは現時点中途半端。


38.クレイジーズ 42日後(2020/米)〜 ✩✩✩✩✩

  ある朝、高層住宅に住む男が目を覚ますと、テレビに緊急放送流れ、外では人々が逃げ惑い、近くにヘリが墜落。やがてアナウンサーが、あるウイルスの発生を告げる。感染者は目から血を流し、叫び、人を襲うのだという。そしてウイルス発生から42日後、エイデンはついに、感染者が蔓延る外の世界へと足を踏み出すが……。人間を凶暴化させるウィルスが蔓延した世界を描くサバイバルアクション。


39.ホワイト・スペース(2018/米 ・ハンガリー合作)〜 ✩✩✩✩✩

  地球の捕鯨船が超巨大な鯨を仕留めるのに海賊と密猟阻止の国際調査員が加わりバトルを繰り広げると言う話を宇宙に持っていったようなストーリー。スペースオペラというか、なんというか  ・・・・ 。制作にはソコソコお金をかけているようだが。

  西暦2156年。地球上の食料は枯渇し、人類は地球外生命体を新たな食料源として生き延びていた。「食料」を捕獲する惑星間漁船の船長リチャードは、謎の空間「ホワイトスペース」に生息する伝説のドラゴン型エイリアン「天龍」にかつて父を殺されており、復讐を果たすべく捕獲に向かう。しかし龍の体内に生息する寄生虫が船内に侵入し、クルーの体を乗っ取って次々と仲間たちを襲い始め……。


40.レッド・スカイ(2014/米)〜 ✩✩✩✩✩

  米軍F18の海軍部隊が偵察任務中、認証コードとともにイランの化学工場をミサイルでの破壊を命じられる。そこには米軍の兵士と米国の科学者チームが査察に訪れていた。基地に戻ると、その指令や認証コードの記録がなく、単独行動として懲役は免れるが、海軍からは追放される。その後、飛行機のスタントマンとして活躍していたが、当時の謎に迫る情報を得、かっての仲間たちと動き出す。『トップガン』より空中戦は迫力ないが、ソコソコ良い。


41.ヴァチカンのエクスシスト(2023/米英西合作)〜 ✩✩✩✩✩

  エクスシスト【悪魔祓い】物の映画は数多いが、その代表は1973年のハリウッド物が社会現象を巻き起こしブレイクし、その後数多くの亜流作品が乱立。駄作から意欲作まで玉石混淆。本作は1987年スペインで起こった【アモルト神父】の実体験を元にしたという実録物。ラッセル・クロウが主演でカトリック教会の総本山バチカンのローマ教皇に仕えた実在のエクソシストを好演。


42.ドラマ エクスシスト シーズン1,2 全20話(2016/FOX)〜 ✩✩✩✩

  世界中にオカルトブームを巻き起こし、第31回ゴールデングローブ賞の作品賞に輝いた「エクソシスト」の舞台を現代に置き換えて制作されたテレビシリーズ。「ボードウォーク・エンパイア」のローリー・ジョーンズが制作総指揮を務め、シリーズの代名詞と言える“回転する首”やテーマソングを劇中で用いるなど、映画へのオマージュを数多く使用している。名作 「エクスシスト」で描ききれなかったことを原作になぞって再制作。今でも頭に浮かぶ不気味な旋律のサウンドトラックも同じものを使ってるのも良いね!

  ・・・・と思ってたら、当初の原作的ストーリーからだんだん外れてきて、途中からカトリック教会内の悪魔主義者と社会の悪魔崇拝者が手を組み、神を引きずり降ろそうとする陰謀にエクスシストたちが巻き込まれていく構図に偏移していく。現作はコレをを描きたかったのか。 ?

  ちなみに、シーズン2で更に続編が期待される流れになっていたが、このシーズンで打ち切りになったらしい。残念。


43.キャプテン・マーベル(2019/ディズニー)〜✩✩✩✩

  数年前、この作品を見てこのコーナーに感想を書いているが、「面白かった」イメージが残っており再度見た。

  米マーベル作品群のヒーロー物の原点/出発点として制作したのが、アベンジャーズシリーズの『チームアベンジャーズ』の女性ヒロイン 「キャプテン・マーベル」。

  多分、アベンジャーズの中で、一番強い。マーベル作品群見るなら、後発作品になるが、この作品から見てもらいたい。


44.ブラック・ライト(2023/豪)〜 ✩✩✩✩

  潜伏・潜入・極秘・秘密捜査などに従事する捜査官は、心身が不安定になったり身辺に危機が迫った時、それを救出やサポートの任務に当たるのが、FBIの通称 「フィクサー」。だが社会正義を担うはずのFBIが実は・・・・。

  オーソドックスな手法の制作。