邦          画

1.日曜劇場DCU(2021/TBS)〜☆☆☆☆

        デープ・クライム・ユニットの略。海上保安庁の中にある潜水特殊捜査隊の略称らしいが、確かに海保の中に捜査権を持つ部署は存在するが、このようなDCUという組織は無い。海岸から若干の海寄り部までの事件/事故は、海保と警察のエリアが絡む部分。お互い実績や次期の予算が絡むので、事案の取り合いになる。勿論協力体制もある。が、初回?に流れた内陸部のダムでの殺人事件に海保が絡むことはありえないだろう。ビデオに溜め録りして二日間で一気見した。最近のドラマの傾向として、初回にドラマ全体に絡む大きな謎を提供して、各回毎に発生する事件や事故を解決し、その中で大きな謎のヒントを残しつつ最終回まで引っ張る。そんなドラマ全盛の中で本作も同じ。筋立てもチョッと現実から遊離しているが、それなりに面白い。最後まで「黒幕」という言葉がでてきたが、誰かなったか分からない?第2シーズンへの布石 ?


2.木曜劇場 六本木クラス(2022/TV朝日)〜☆☆☆☆☆

        韓国のリ・メイク版らしい。さすが、韓国の脚本。しっかり組み立てられている。後半に「甘さ」があったようだが、充分楽しめる筋立て。


3.サザンオールスターズ茅ヶ崎2023ライヴビューイング(2023)〜 ☆☆☆☆☆

         チョッと系統は違いますが、同じ映画館配給なので。

       加山雄三のライヴビューイングを見て、先日はサザンオールスターズのライヴビューイングを映画館で観ました。僕は、ライブコンサートを見るより(ファンクラブ等に入っていないので一般席、小さい点に見えるような席が多い)、後日発売されるDVDを大型テレビに大型スピーカーで再生しクッキリハッキリの画面でじっくり見る方が好きなのですが、映画館でのライヴビューイングは技術の進歩で、フィルムでなくデジタル画像でも鮮明に再生され、更に音も映画館のスピーカーで再生されるので、僕に言わすと、コンサート会場とDVDのいいとこ取りしている感じです。サザンも気を使って、コンサート会場からライヴビューイングを見ている観客にも呼びかけてくれるので、そこそこ盛り上がります。今回のサザンのコンサートでは、映画館だけで20万人の動員があったそうですが、これからこのようなスタイルが流行って行くのかな‼️一応、コンサート会場のチケット代の半額が、ライヴビューイングのチケット代の目安なのだそうですが、チョッと高いね。3分の1 に価格を下げるか、新規販売DVDの半額券を付けてくれると、嬉しいね。


4.君と世界が終わる日に 特別編(2022/日テレ)〜 ☆☆☆☆☆

        日本仕様の竹内涼真主演のゾンビサバイバルドラマ!   テレビhulu ?シリーズの続編。話題にはなったが、インパクトに欠ける。でも、まだ続いて行きそうだね!


5.遥かなる山の呼び声(2022/NHK)〜  ☆☆☆☆☆  

        40数年前か!山田洋次監督/高倉健主演の映画だよね。僕らの世代は!

        広い北海道を題材にした人間関係を扱う山田洋次の世界観の映画。「幸せの黄色いハンカチ」(武田鉄矢/桃井かおり/高倉健/MAZDAファミリア)をも彷彿させるね。それだけで暖かくなる。これ昨年BSで阿部寛主演でドラマ化してたんですね。

        地上波に乗ってきたので、観た。


6.余命10年(2022/)〜 ☆☆☆☆☆

        TVの映画枠でやってた。僕は「メロドラマ」系はあまり好きなタイプではないので、普段はスルーするのだが、「昨年話題になった。」ということで興味を持った。ストーリーは『 20歳で不治の病( 肺動脈性肺高血圧症 )にかかり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の茉莉。生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人。同窓会で再会した2人は惹かれあい、・・・・ 』と始まる予想通りの展開だが、ラストは予想外。まあ、やっぱりメロドラマ系は僕にはダネだね。ラストはハッピーエンドが良いね! 


7.ゼロの焦点(1991/TVドラマ)〜 ☆☆☆☆

        映画化は2回されている他、時折りドラマ化されている。本作は、日本テレビ系列の『火曜サスペンス劇場』松本清張作家活動40年記念スペシャル・ゼロの焦点(眞野あずさ)-(1991年)の作品。たまたまYouTubeを見ていたら、本作品が出ていたので見た。戦後の推理作家といったら、江戸川乱歩/松本清張だからネ!


8.木曜劇場 忍者に結婚は難しい(2022/TBS)〜 ☆☆☆☆

        コメディとかラブストーリーは僕の範疇ではないので、基本見ることはないのだが、キーワードに「忍者」「甲賀」「伊賀」に入ってくると、僕も動き出した。結論、「忍者が現世で生き残っており活動しているが、対立構図にある伊賀の男と甲賀の女がお互いの身分を知らぬまま結婚してたら」という設定で、そこそこ面白かった。

        

  9.22年目の告白 私が殺人犯です(2017/ワーナー)〜 ☆☆☆☆☆

       5年ほど前に見て内容は全く覚えていなかったが、何故か犯人の検討がついた。

       ストーリーは、「1995年、殺人の公訴時効が撤廃される前日までに起こった東京で起きた5件の連続絞殺事件。被害者を関係者1名と向かい合わせ、殺害の一部始終を目撃させるという残虐な手口を重ねたこの凶悪な連続殺人事件は、被害者の1人に現役の警察官を含めながら、警察の必死の捜査もむなしく時効を迎え、迷宮入り事件となる。そして・・・・・。」。ここから時効を迎えた被害関係者の遺族が動き始める。刑法改正により重大犯罪の時効が撤廃された日本の現状に合わせ、練られたストーリーで日本制作と思っていたが、韓国での「殺人の告白」という映画を日本風にアレンジして制作されたリメイク版でしたが、韓国での実話をベースに脚色したのが韓国映画らしいです。韓国、恐るべし!


10.アンフェアSp 暗号解読(2006/TVドラマ)〜  ☆☆☆☆☆

         検挙率No.1.を誇る女刑事・雪平夏見の活躍を描いた大ヒットTVドラマシリーズ『アンフェア』のスペシャル版。相次ぐ元警察幹部の死亡事件に見え隠れする陰謀が夏見に襲いかかる!

          アメリカの大ヒットTVドラマ「24時間」の真似をした2転3転するドラマが流行っているが、本件もそのうちの一本。チョッと、くどい!


11 .ヘルドッグス(2023/東宝)〜 ☆☆☆☆☆

  裏社会を牛耳るヤクザ組織に潜入する元警察官。この作品を見て久々に「ハードボイルド」という言葉を思い出した。 闇落ちした警察官役の岡田准一と制御不能のサイコキラー役の坂口健太郎が最高だね。 


12.凶悪 (2008/)〜 ☆☆☆☆☆

  ノンフィクション小説 「凶悪ーある死刑囚の告発」が原作。 この映画は、雑誌記者が元暴力団の死刑囚からの手紙をきっかけに取材を開始し闇に埋もれてしまった事案や未解決事件の真犯人逮捕ということにつながっていく。『ノンフィクション小説』ということは、 『事実』。 『事実は小説より奇なり』という言葉を思い出す。と同時に、ノンフィクションに基づいて制作された映画 『冷たい熱帯魚』。これは1993年に起き逮捕された 「埼玉愛犬家連続殺人事件」がモデル。人間の解体シーンなど極めて残酷な場面もでてくるが、 「人間の心に住む悪」を知りたい方は見て欲しい。


13 .はるヲうるひと(2021/日)〜 ☆☆☆☆☆

  と、ある島。そこは売春島。至る所に 「置屋」が点在し、島の基幹産業。そこに原発立地が絡む。島から出たことのない三兄妹と置屋の置娘達。人間の不条理或いは抑圧された感情が、良く表現されている。


14.ソタイ組織犯罪対策部vs反社会勢力(2020/)〜 ☆☆☆☆☆

  警視庁組織犯罪対策部、通称「ソタイ」の男たちを描く刑事アクション。と言えばカッコいいが、俳優陣には申し訳ないが、ダサい。韓国映画に比べて、幼稚で恥ずかしいレベル。


15.アキラとあきら(2022/)〜 ☆☆☆☆☆

  惜しい!題名が悪い。本格的な経済・金融映画。ストーリーも良い。でも、この題名では、忙しい金融マンや証券マン・経済界に住む人は、見てくれないだろうね。


16.ハゲタカ(2009/東宝)〜 ☆☆☆☆

  NHKの人気テレビドラマ「ハゲタカ」の続編的な企業買収を取り扱った本格的経済社会派映画だが。TVシリーズの4年後と言う設定で、「赤い資本=中国資本」との闘い。2008年9月のリーマン・ショックの要素もストーリーに取りいれ、ホンダor日産?・リーマンやブラザースがモデルと思われる展開。刻々と時を刻むサスペンス映画を見ているような緊張感がNHKより薄いのが残念!


17.海賊とよばれた男(2016/東宝)〜 ☆☆☆☆☆

  観たかったが、機会を得なかった作品。ようやく見ることができた。 「永遠の0」の百田尚樹が描いた出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公・国岡鐡造の一生と、出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれている。


18.峠 最後のサムライ(2022/松竹)〜 ☆☆☆☆

  幕末の動乱期を描いた司馬遼太郎の長編時代小説「峠」を映画化。徳川慶喜の大政奉還によって、260年余りにも及んだ江戸時代が終焉を迎えた。そんな動乱の時代に、越後長岡藩牧野家家臣・河井継之助は幕府側、官軍側のどちらにも属することなく、越後長岡藩の中立と独立を目指していた。藩の運命をかけた継之助の壮大な信念が、幕末の混沌とした日本を変えようとしている、幕末の動乱の物語。いい映画/力作とは思うが、若干地味かな?

  幕末「戊辰戦争」の中の「北越戦争」という長岡藩の史実に基づいた実在の侍 『河井継之助』をメインに据えた話らしい。


19.再生巨流(2011/wowow)〜 ☆☆☆☆☆+

  第28回 ATP賞テレビグランプリ2011 ドラマ部門 優秀賞 受賞。物流業界を舞台に、実力がありながらも左遷され挫折した男の葛藤と再生を描く、社会派ヒューマンドラマ。物流業界のモデルは、かの 「佐川急便」とネット通販と家電量販店に押される街の零細電器店の復活物語。wowowのドラマはとても内容が濃いのでほぼ見ていると思っていたが、このドラマは知らなかった。見て感動して調べたらwouwowだった!


20.痛くない死に方(2020/)〜 ☆☆☆☆☆+☆ 

  在宅医療の分野で著名な長尾和宏医師の著書「痛くない死に方」「痛い在宅医」を原作に、高橋伴明監督が映画化。終末医療をめぐり患者とその家族、そして彼らと向き合う医師の葛藤を描く。この作品を観た後、自己の参考用としてDVD購入しまし

た。


21.埋もれる (2014/)〜 ☆☆☆☆

  本作品もwouwowらしい ・・・・、と思ったのだが!モチーフは当時内部告発された雪印食品か?主人公は食品業界の大手企業に勤めるエリートサラリーマンが、会社の不正をマスコミに内部告発したことから退社。家族への相談もなしに内部告発に踏み切ったことを妻から責められて離婚し、実家に戻って市役所の非常勤として採用された。     

  市役所職員としてゴミ屋敷への対応を任されたところ、その隣家に住む中学時代の女同級生と再会。現在はシングルマザーとなった同級生との親交を深める主人公だったが、・・・・・。意外な結末。社会派正義ドラマと思ったが、どんどんズレていく。いいのか or 悪いのか ?




ア   ジ   ア   系

1.ジャイアンツ・スパイダーズ 巨大クモ郡団の襲来(2022/中)〜 ☆☆☆☆

        砂漠の中の遺伝子改造研究所の遺伝子操作によって巨大化したクモの大群が脱走! 研究所職員の救出に現われた特殊レスキュー部隊が壮絶な死闘を繰り広げる中国映画のドタバタモンスターパニックアクション。


2. 権力に告ぐ (2020/韓)〜 ☆☆☆☆☆

  韓国最大の金融スキャンダルとも言われる実在の事件をもとに、巨大な利権に立ち向かう熱血検事の奮闘を描いたサスペンスドラマ。ソウル地検検事は、かつて当て逃げ事件で聴取をした女性が検事にセクハラをされたと遺書を残して自殺したことで、停職を言い渡される。身に覚えのない検事は汚名返上のため、独自に調査を開始。大韓銀行の職員だった女性は、自殺する前に大検察庁の捜査部からも聴取を受けていた。大韓銀行は、破綻寸前という虚偽の報告書によって安値でファンドに売却されたが、その報告書を金融監督院に送ったのが彼女だったのだが……。2003年にアメリカ系ファンドのローンスターが韓国外換銀行を安値で買収した後、売却で多額の利益を得たことで論争を巻き起こした事件をもとに、社会派作品として映画化。映画の中での 「大韓銀行」とは現「ハナ銀行」のこと。韓国映画やドラマは、アニメを抜いて残念ながら  「アジア一」だね。


3.潔白 (2021/韓)〜 ☆☆☆☆☆

  葬儀現場で農薬入りのマッコイがだされ、死亡1名を含む多数の重症者が出る事件が発生したとの速報がテレビで流れる。幼い頃から父親の虐待を受け続け飛び出したが、今ではソウルで名を馳せている辣腕弁護士。その事件の容疑者は、家出娘でかつエリート弁護士の母だった。事件のショックで急性認知症を患い、娘のことを覚えていない母の潔白を証明するために弁護を引き受け事件について調べ始める。偽装された証拠、嘘の供述、警察のずさんな捜査。まるで、村ぐるみで母を犯人に仕立て上げようとする不穏な空気を感じるが―。ノンフィクションらしいが、 日本の「砒素入り毒カレー事件」をヒントに作られたのだろうか ?


4.不夜城の男 (2020 /韓)〜 ☆☆☆☆☆

  夜の街で成り上がった主人公が、芸能人の薬物乱用事件をきっかけに裏社会や政財界にまでつながる巨悪を暴いていく様子を痛快に描いたクライムドラマ。検察・警察・大統領府・地元のマフィア・マスメディアが絡みあう若干ドタバタ劇様のストーリーだが、上手く仕上げてある。痛快コメディタッチな映画。


5.暗数殺人 (2021/韓)〜 ☆☆☆☆☆

  暗数」とは、警察が認知している事件数と実際に起きている事件数との差を指す数らしい恋人を殺害したことで逮捕された犯人の男は、判決で懲役15年との刑を執行されながらも他にも6人殺していると突如自供を始め、一人の刑事はその残りの事件を追う。韓国の実在事件をモチーフにした映画被告人は、完全犯罪の自慢そして差し入れのために時効の事件を真実と虚構を織り交ぜ無能の刑事を操つろうとするが、刑事は地道に供述の裏を丹念に足を使い、被告人を追い詰めていく !韓国映画はフィクションもとても練られた良い作品が多いが、ノンフィクションを題材にしたビックリするような作品も数多いね!


6.サスペクト哀しい容疑者 (2014/韓)〜 ☆☆☆☆☆ + 

  祖国・北朝鮮から見捨てられた特殊部隊隊員。愛する妻子を殺害され復讐を心に誓った彼は、現在は韓国で運転代行業をしながら犯人を探す日々を送っていた。そんなある日、脱北特殊工作員は親身にしてくれていた脱北支援者の殺害現場に遭遇。容疑者の濡れ衣を着せられた工作員は、「国家の狩猟犬」と呼ばれる対北情報局の敏腕大佐から執拗に追われることとなる。

        いつも思うのは、韓国は北朝鮮と未だ戦時体制下にある緊張感がいい映画を作り出している背景だろうね。


7.金の亡者たち (2019/韓)〜 ☆☆☆☆☆ + 

  韓国屈指の金融街を舞台に繰り広げられるスリリングなマネーゲームを描き、韓国で大ヒットを記録したサスペンスドラマ。韓国の金融の中心地である漢江・汝矣島(ヨイド)での証券デイラーVs金融監督庁職員の闘い。証券取引法が上手く機能していない時代の商習慣のグレー部分を逆手に取ったような日本のバブル期dもあり得たようなストーリー。


8. VIP修羅の獣たち(2017/韓)〜 ☆☆☆☆☆ + 

  題名が、東映的。韓国の国家情報員とCIAの企てにより、北から亡命したエリート高官の息子が連続殺人事件の容疑者にされたことをきっかけに、これを隠蔽しようとする者や捕らえようとする者、復讐しようとする者など(警察/KCIA/CIA/北朝鮮警察軍 ?)、それぞれの目的を持った男たちの運命が交錯するさまを描く。恨み/辛み/憎しみ/命令/愛 等、本当の殺人は、快楽殺人だと思う。


9.ホワイト・ストーム(2020/香港)〜 ☆☆☆☆☆

  制裁として麻薬に手を出した男の指を切り落とした義兄弟の兄貴。15年後、彼は麻薬撲滅運動に注力し、男は香港麻薬四天王の座に君臨していた。義兄弟が香港最大の麻薬密売人の男の殺害に懸賞金を懸けたことから、かつての義兄弟は宿敵となり、壮絶バトルに突入する。主役の人が、 「高倉健」に似てるわ!


10.1987 ある闘いの真実(2018/韓)〜 ☆☆☆☆☆

韓国民主化闘争の実話を描いた社会派ドラマ。1987年1月、全斗煥大統領による軍事政権下の韓国。南営洞警察のパク所長は北分子を徹底的に排除するべく、取り調べを日ごとに激化させていた。そんな中、行き過ぎた取り調べによってソウル大学の学生が死亡してしまう。警察は隠蔽のため遺体の火葬を申請するが、違和感を抱いたチェ検事は検死解剖を命じ、拷問致死だったことが判明。さらに、政府が取り調べ担当刑事2人の逮捕だけで事件を終わらせようとしていることに気づいた新聞記者や刑務所看守らは、真実を公表するべく奔走する。また、殺された大学生の仲間たちも立ち上がり、事態は韓国全土を巻き込む民主化闘争へと展開していく。


11.コンフィデンシャル 共助(2018/韓)〜 ☆☆☆☆☆

  2017年上半期、韓国国内で動員数ナンバーワンヒットとなった刑事アクション映画らしい。北朝の上司や軍部の偽札組織に妻と仲間を殺された北朝鮮の刑事は、韓国内に潜む組織を追って韓国を訪れる。そして、韓国の庶民派ダメ刑事ジンテが、チョルリョンと共に捜査に当たるが……。実際に北朝鮮のX号室では偽札が製造され、また覚醒剤が製造売りさばかれているのは周知の事実。北朝の偽札は鑑別機をすり抜けるほどの精巧さを誇っている。また、中国の新札(100元)の精巧な偽札が中国南西部でみつかった。北朝鮮の偽札は「スーパーノート」と呼ばれる米ドル札(100ドル)が知られるが、最近は中朝国境で偽札である中国元が大量に流通している。


12.インファナル・アフェア1 無間道(2003/香港)〜☆☆☆☆☆

13.インファナル・アフェア2無間序曲(2004/香港)〜

☆☆☆☆

14.インファナル・アフェア3終極無間(2003/香港)〜

☆☆☆☆☆+ 

   警察とマフィアにそれぞれ潜入した2人の男の生き様を描いた香港ノワール。1991年、香港。黒社会に入った青年ラウはマフィアのボスであるサムに目をかけられ、スパイとして警察学校へ送り込まれる。一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは、警視ウォンからマフィアへの潜入捜査を命じられる。ラウとヤンは正体を隠したまま、それぞれの組織で頭角を現していく。潜入開始から10年後、警察はヤンから大規模な麻薬取引の情報を得るが……。「2」は、潜入捜査官または警察に潜り込む10年ほど前の過去に戻りその詳細な過程を描く。「3」は潜入捜査官が死んで、その後の姿を描いている。

  TBSドラマ ダブルフェイス は、本作品がオリジナル。

  この映画を見て、挿入曲である 「蔡琴」の「被遺忘的時光」をAmazon music から購入しました✨


15.非常宣言(2023/韓)〜 ☆☆☆☆☆

  密室の航空機内での致死性や伝染性の高いバイオテロ事案で、その着陸やワクチンでの駆け引きを巡ってのストーリー展開は今まで何回も映画化されているが、さすが韓国映画。ひとひねりされた映画に仕上がっている。


16.レッド・ファミリー(2013/韓)〜 ☆☆☆☆☆+ 

  北朝鮮の潜入工作員が家族を偽装し、韓国に潜伏暗殺や諜報活動に従事する。が、隣家の家族と交流を深めるうちに、家族の絆や北朝鮮の政治に疑問を持ち始める。けっこう「深い」心理に入っていき 『人間とは』と哲学に入ってくる。哀しい結末と一抹の安堵。韓国映画は凄い。


17.死体が消えた夜(/)〜


18.(/)〜

19.(/)〜

20.(/)〜