60代   ,70代の皆様へ。

語りたい。青春の思い出 そして 今。

観て下さい。『 男と女 人生最良の日々』

ラブストーリーは基本見ません。しかし・・・・です。

いきなりですが。ヨーロッパ映画と言うと、僕の感覚ではアラン・ドロン/ジャン・ギャバン/カトリーヌ・ドヌーヴ/ロミー・シュナイダー,そしてフランシス・レイ/ポール・モーリア。

僕は、この映画を見た当時は高校生。アメリカ映画はマカロニ・ウェスタンが流行っていた。

ヨーロッパ映画には、映画音楽から入っていった。だからフランシス・レイでありポール・モーリア

旅に出ない時、映画を月に20本前後は見る。(映画館ではなくレンタルを借りて大型画面で暗くして観るスタイル。)

フランシス・レイの映画音楽。
男と女,パリのめぐり逢い,個人教授,白い恋人たち,雨の訪問者,脱走山脈,ある愛の詩,愛と哀しみのボレロ,・・・・

僕のハートにメモリアルで刻み込まれています。これらの音楽が流れると心が身体が反射的に反応します。

クロード・ルルーシュ監督の初期三作品・男と女・パリのめぐり逢い・白い恋人たち  映像の背後に流れる音に乗った流れる映像が心を揺り動かします。

5月ころ、GEOに行った。
∑(๑º口º๑)!! 「 男と女」の続編が6月に店に入るではないか!
知らなかった。新作映画で話題になったのだろうか。

でも、悲しいかな。小樽GEOは『 男と女 人生最良の日々』のレンタルは入荷一本のみ。(;-ω-)

我らの年代に人気があるのか、いつ行っても買い出し中。昨日ようやく借りることが出来ました。




うっそー。調べると最初の作品は1966年作品。半世紀も経っているのに、主役の二人は同じ配役。

思い出します。サウンドトラックに乗ったレースと激しいキス。よく分からないけど美しいフランス語に、それだけで憧れを抱いていました。今回の作品のサウンドトラックも前回の音楽の雰囲気を引き継いでおり、ほぼ全編に渡り、音楽が流れ続ける。

今作品には、初期の映像がモノクロで時折り流れてきます。鮮烈な想い出とともに。でも分からない。その想い出がイメージなのか,過去の現実の映像なのか?????

主演はアヌーク・エーメとジャン=ルイ・トランティニャン。スタントマンの夫と死別した脚本家アンヌと、妻に自殺されたカーレーサーのジャン・ルイによる大人の恋愛がフランシス・レイの音楽と美しい映像にのせてつづられる。
(ジャン・ルイの声がいいネ!)

見ました。出だしはセピア調のカラーを抑えた映像と艶やかな景色のコントラスト。こんな感じで始まります。

テーマは、多分  「 再会: 青春と老い  
ラブストーリーだが、「老いらくの恋」とは違うな。

映画で印象に残った言葉
・愛は人を危険に導く。
・愛は人を美しくさせる。
・口説くなら年齢の話はタブーだ。
そう思える時が輝いているんだろうな。きっと。

イイね。最後のシーンが・映像が・音楽が・・・。

感想は一言で言うと  ノスタルジー  です。

想い入れにふけるなんて、歳かな!

早く70ー80代に入って人生を・想いでを 語ってみたい気もする。でもそうすると、死と隣り合わせか?想い出も肉体も綺麗に歳を重ねたいね!

人生を終える時、「 最良の人生だった。   って言いたいね!

2016年に デジタルリマスターで「男と女」が復刻(続男と女)されていたり、1986年に前作品の20年後を描いた『男と女 Ⅱ』が出ていたんですね。

何せ半世紀前の話。男と女』『男と女 Ⅱ』『男と女 人生最良の日々の三本を同時に借りて、最新版から観て振り返るのも良し、順番に観るのも良し。

1966年;男と女
1986年;男と女 Ⅱ   (20年後)
2020年; 男と女 人生最良の日々

2016年;続男と女
                     (あの「男と女」を西部劇に仕立て直した、ルルーシュ初のアメリカ資本作品。監督は同じだが、別物と思う。)
(追伸)
Amazonプライムにも入っているのですが、そこには『男と女』はありませんでした。GEOに行って借りてきます。
また、フランシス・レイ作品はカセットで持っているのですが、Amazonで最新の作品集のCDを買いました。フランシス・レイも既に亡くなっているのでこれ以上の作品は出ないでしょうし!

見ました。懐かしく過去を思い出しながら!
シネマな時間に考察を。-o-title.gif
『男と女』 UN HOMME ET UNE FEMME
1965年 フランス 104min
監督・原案・脚本・撮影:クロード・ルルーシュ
音楽:フランシス・レイ

出演:アヌーク・エーメ/ジャン・ルイ・トランティニャン

出会ってしまった男と女。
その心にシネマな時間に考察を。-mono.gif と シネマな時間に考察を。-col.gif  が交錯して。

この交錯で、男女の心の内を表現してるんだ。今になって分かりました。

キーワード
1,クロード・ルルーシュ(映像)と盟友フランシス・レイ(音楽)の「名刺代わり」の一作
2,1960年代のフランス映画の代表作品の一つ
3,あの有名なスキャットが流れるサウンドトラック
4,切なくてお洒落な大人の恋愛映画
5,クロード・ルルーシュ監督の特典談話から
         主役はアヌーク・エーメだけど、第一理想はロミー・シュナイダーだったんだって。『太陽が知っている』でアラン・ドロンと共演して、その美しさに圧倒されていたのですが。主演女優が変わっていたら、どうなっていたんだろう。
          また映画の中のモノクロとカラーはストーリーから意図を持って切り替えていたと勝手に思っていたが、基本は予算がなくて当初はモノクロで撮影しようとしていたが、途中からスポンサーがついて予算ができたので、外の場面をカラー化したんだって。

男と女  


引きずる男と女。前作からの余韻を残し展開していくけど、途中 『ア  と驚く為五郎』です。

いい意味で、裏切られます。