中国という国は、中華思想という何とも傲慢な中華思想と、
暴力を平然と行使する独裁的なマルクス思想が組み合わさることで、
傲慢な暴力国家となりました。
しかし中国は、政治体制は共産主義のままですが、
経済だけは共産主義を捨てて資本主義を取り入れたことで、
14億人という人口の多さも手伝って、いちじるしい発展を遂げました。
それに伴って21年間の間に軍事費を20倍も増やし、
核兵器などの恐ろしい軍事力を持つことになりました。
するといつしか中華人民共和国という国は、
カンボジアよりも、ナチス・ドイツよりも、ソビエト連邦よりも、
恐ろしい独裁国家となってしまったのです。
中国の中で豊かな生活を満喫できるのは、
14億人もいる人口の中で、
わずか0.5%の7000万人の共産党員だけであり、
その共産党員の中で巨大なピラミッドのような権力組織が造られていると言います。
ですから大多数の中国国民が今でも貧しさに苦しんでおります。
ソ連や東ドイツやカンボジアといったかつてのマルクス主義国家が、
すでに存在していないのに対して、
日本の周りには中国や北朝鮮といった、
残り少ないマルクス主義国家が未だに存在しているばかりか、
その中国がもの凄い軍事拡張を続けて、
人類史上最悪の独裁暴力国家となってしまったために、
東アジア、そして日本は、これまでにない緊張状態が始まっているわけです。