こうした情報戦争が行われている中において、
日本のマスコミは中国に対して全くと言って良いほど無力です。
なぜなら「日中記者交換協定」というものが結ばれているために、
日本の大手マスコミのほとんどが、
実は中国共産党が不利になる報道を行うことができないからです。
ですから中国に対する報道の自由は、元から日本にはありません。
中国政府が少しでも気に入らない取材をしようとすると、
記者であろうとも、
「公安」という中国の警察に捕まって、
殴る蹴るの暴行を受けるために、中国の取材は命がけなのです。
それどころかむしろ、
中国の良い情報だけが、日本には流れてくることも少なくありません。
中国の長い歴史、素晴らしい文化、雄大な大自然、
広大な大地、著しい経済の発展、その中で努力する人々など、
こうした良い面が日本で放送されることはあっても、
人類の歴史上、稀に見るほどの中国共産党の恐ろしさが、
きちんと日本で放送されることは、まず無いのです。
中国の真実が伝えられない結果、多くの日本人が、
「きっと隣の国・中国は、日本と同じような平和な国なのだろう」
と、考えていることがよくあります。
そして
「私たち日本人が、もう二度と戦争をするつもりは無いし、平和を愛しているから、
きっと中国も日本と同様に他国を侵略することはない、平和的な国なのだろう」
と、そう安心し切っている人は多いことでしょう。
この「日本人に警戒させず、安心させる」ということこそ、
中国共産党の狙いであり、
そしてその狙い通りに私たちが動いてしまうことこそ、
実は日本が中国に情報戦争に敗北して、
そして属国となっていく落とし穴であるのです。
この情報戦争に勝利するためには、戦争の真実に気がつき、そして真実を掴むことです。