ちょいとばかし、出かけてました。
遊びではありませんが、
まぁ相変わらず、楽しかったです。
コメントを下さった方、
メッセージを下さった方、
読者になって下さった方、
返信が遅くなってスミマセン。
ブログの更新が止まらぬように、
前もってブログには記事を書いておきました。
そして明日からまた、
出かけます。
沖縄に行ってきます。
写真くらいならば、アップできそうです。
え~、さてさて、
民主党の「子ども手当て」が、
どうやら6月から始まるそうです。
何とも恐ろしい。
この「子ども手当て」、
何が恐ろしいって、
条件が「親が日本在住」ってこと。
つまり親が日本在住ならば、
どの国籍だろうと、ももらえてしまわけであり、
また日本国籍だろうと、海外在住ならもらえないわけだ。
たとえば、
孤児院か何かを経営していて、
海外がだろうが、日本だろうが、
とにかく養子が100人いれば、
その子どもたちの分の子ども手当て、
260万って円がもらえてしまうかもしれない。
恐ろしい、日本崩壊だ。
偽の孤児院経営者が、
日本に押しかけてくるかも。
しかももっと恐ろしいのが、
「人権侵害救済法案」。
あ~あ。
「人権」って言葉を聞くと、
誰もが「良いこと」って感じるけど、
「どこからが人権侵害で、
どこまでが人権侵害にならないか」
その判定はとにかく難しい。
全国に人権擁護委員を二万人も置いて、
「人権侵害が無いかどうか」
それを判定するそうだ。
たとえば、
「○○という国は独裁国家だ」
と一言いえば、
それは、日本にいる○○という国の人からすれば、
人権侵害になるために、
逮捕されることにもなりかねない。
俺なんざぁ、
「中国の覇権主義が迫っている」
と豪語しているから、
すぐに捕まっちまうだろう。
でもさ、
人を許すことは大切だが、
正当な批判も大切だ。
しかしその正当な批判を受ける側が、
「それは人権侵害だ!」
と一言いえば、
言論の自由が失われちまう。
「民主党は間違っている」
とも言えなくなっちまうわけだ。
外国人参政権よりも恐ろしい政策だ。
言論の自由を奪う、
現代の治安維持法であり、
日本人奴隷法とも呼ばれている。
日本人が政治に無関心を続けて、
「お客様感覚」で、
ただ批判と注文だけを繰り返してきた報いだな。
もしも国民が政治に無関心なら、
国はまるでクラゲのように
右に左にと、
ただ漂うばかりとなる。
たとえば、
ステーキレストランにお客が来て、
「ワインが飲みたい」と言ったとする。
そこでお客のニーズに合わせて、
レストランはワインを置くことにした。
すると今度は、
「たまには魚も食べたい。
魚と白ワインは合う」と
言ってきた常連客がいたので、
レストランは魚を置くことにした。
すると今度は、
「魚には日本酒が合う」と言われたので、
日本酒も置くことになった。
するとお客のニーズに合わせて経営したつもりだが、
結局、レストランは「何屋」だか分からなくなり、
お客の足も遠のいて、
仕入れにばかりお金がかかって、
最終的には潰れてしまった。
しかし国家はレストランではなく、
そして国民もお客さんでもない。
だから国民が「お客様感覚」で、
ただ注文と批判を繰り返し続けることは、
実はまったくもって愚かなことだ。
なぜなら政治家も国民の一人であり、
国民は一票を投じることで、
間接的に政治を行っているからだ。
つまりレストランにたとえるならば、
俺たち国民は、
ある時はレストランの経営者となって、
「国家運営」を考え、
ある時はコックとなって、
「福祉」というサービスを行い
そしてある時はお客にもなって、
サービスを受けながら「税金」という代金を支払っているわけだ。
しかし国民が政治に対して無関心になり、
批判と注文だけを繰り返すということは、
結果的には、
「自分は税金を払っているのだから」という理由で、
「お客様感覚」になるようなものだ。
だが現実は、
「税金」は決して「代金」じゃない。
そしてもしも国民が政治に対して無関心になり、
何も考えずに「お客様感覚」で、
批判と注文だけを繰り返していれば、
国のことを本気で考える政治家は、
やがて必ず姿を消してしまう。
なぜなら、
国民のその無理難題の批判と注文に合わせて、
国のことを真剣に考える政治家に変わって、
耳ざわりの良い福祉政策を並べ立てる政治屋たちが、
姿を現してしまうからだ。
つまり政治に無関心な「お客様感覚」の国民からすれば、
国を本当に良くしてくれる政治家こそを、
「私たちの願いを聞き入れてくれない政治家」に見えてしまい、
本当は富や名誉や地位が好きで、
国のことを真剣に考えていないこそ、
「国を良くしてくれる政治家」に見えてしまうわけである。
そしてもしも実際に、
そうした政治屋たちが、政権を取ってしまえば、
その耳ざわりの良い福祉政策の財源のために、
国家にとって本当に必要な政策さえ打ち切られてしまいかねない。
「無駄」と共に、
マニフェストを実行するために、
「未来への投資」も削除されてしまうわけだ。
つまり国民が「お客様」感覚で、
ただ批判と注文を繰り返しているだけでは、
国が悪くなるどころか、滅びることさえありるわけだ。
選挙活動で、
「私に投票したら、
月額26000円をあげます」
と言えば、
それは公職選挙法違反となり、
逮捕されるが、
しかしマニフェストに、
「我々の政党が政権を取れば、
月額26000円あげます」
と言っても、逮捕されない。
個人で行えば買収となり、犯罪だが、
マニフェストに書けば買収にならないわけだ。
小沢一郎氏が民主党の代表だった頃、
政治演説を行っても、
やはりあまり誰も聞いてはくれなかった。
しかし「子ども手当て」の話をしたら、
主婦層の食いつきが違ったことから、
彼は「子ども手当て」をマニフェストに入れることにしたそうだ。
その政党規模の買収に、
お客様感覚の無関心な国民が食いついて、
国民規模で買収されちまったわけだ。
しかしそのしっぺ返しは、
実はとんでもなくデカイ。
俺は「民主党批判」、「国民批判」をしているから、
人権救済法案が通ったら、
逮捕されるだろうな。
しかしそれでも、
逮捕なんか覚悟で、
俺は言っておく。
耳ざわりの良いマニフェストに、
国民が心動かされ続けるのならば、
その国に未来は無い。
今、やらねばならないこと、
それは日本国民の政治に対する意識改革だ。
この国を右や左に揺れ動くクラゲではなく、
背骨の通った国にしたい。
私はそのために、
「日本最大の国難」という本を書いた。