現在、いろいろな開運系の占術がありますが、非常に広大な世界となっており、どこから手をつけたら良いのか、どの占術を使ったらよ良いのか迷われる方も多いかと思います。
そこで、以下にまとめてみたいと思います。
以下は、私の独断的分類ですので、ご了解ください。
開運占術には大きく3種類に別れます。
①方位取り系占術
方位を取って開運に結びつける占術です。
こちらは主に3つの占術に別れます。
◆奇門遁甲
~有名な占い師としては、黒門先生、武田考玄先生、東海林秀樹先生、小野十傳先生など。
◆金函玉鏡
~有名な占い師としては、林巨征先生など。
◆九星気学
~有名な占い師としては、谷口令先生、田口二州先生、高嶋泉妙先生、横井伯典先生、公文レイナ先生など多くの先生やサイトがあります。
※私個人は方位系占星術は、基本的には、使い分けて利用しています。
以下はあくまでも私見ですが、九星気学は「漢方的」な開運方法であり、奇門遁甲は「外科的」な開運方法だと思っています。金函玉鏡はその中間的な存在だと思っています。
元来、中国系の方位占術には「祐気取り」という発想は無かったのだと思います。
奇門遁甲などは、古代の兵法戦術で、戦いの占術です。敵との戦いに勝つ方法なので、個人の「祐気取り」という発想で生まれた占術ではありません。
国家や集団が、敵に勝つための占術ですね。だから、個別の生年月日は関係ありません。
逆に気学は、運命術も絡めて個人の開運利用として、発達してきました。
従って、利用目的や用途や時間スケールによって、使い分けなくてはいけません。
②自宅風水系占術(陽宅風水)
自宅の部屋の位置やインテリアなどを開運に結びつける占術です。
こちらも主に3つの占術に別れます。
◆気学風水
~有名な占い師としては、Dr.コパ先生、直居由美里先生、李家幽竹先生など。
◆八宅風水
~有名な占い師としては、黒門先生・林秀靜先生など
◆玄空飛星派風水(フライング・スター風水とも言われています)
~有名な占い師としては、レイモンド・ロー先生、リリアン・トゥー先生、山道帰一先生、福田英嗣先生などです。
※今一番人気の占術は「玄空飛星派風水」ですが、かなり複雑な占術方法です。
例えば、個人の1LDKのマンションで、これをどこまで活用している人がいるのかは疑問です。大きな富豪の邸宅や、事務所・大型店舗・大型ビルの建設などでは使えると思いますが。
またこの分野では、この他にも、伝統的風水派や地理風水派や三合派風水などがありますが、複雑になるので、今回は割愛しました。
③お墓風水系占術(陰宅風水)
こちらは大きく分けると、主に2つの流派に分かれます。
◆日本の墓相学
◆中国の陰宅風水
※こちらは、②の自宅風水(陽宅風水)とセットになっています。この世での住まいを「陽宅」、あの世での住まいを「陰宅」といいます。
日本では『家相学』と『墓相学』と言われています。
「日本の墓相学」と「中国陰宅風水」の2つは、源流は一緒なのかもしれませんが、現在では内容が大きく異なります。また、土葬や火葬など埋葬の仕方でも、異なってくると思います。
後、なぜ「陰宅」を重視するかというと、「陰宅」の吉凶が、子孫繁栄に関わるといわれているからです。この世での幸福だけではなく、あの世での幸福を求め、さらに子孫の幸福までも願う、何か人間の深い『業』のようなものを感じますね。
この『陰宅風水』の世界も深い世界なので、今回は割愛します。
【まとめ】
私は上記の占術は、基本的には、全て研究対象としています。
これらの占術は何千年・何百年に渡って伝えられてきたので、全て意味のある占術だと思っています。
しかし、研究すればするほど、『開運の用途』によって、つまり「目的」や「時間間隔」や「場所」によって、使い分けた方が良いと思っています。
さらに、「命学」と関連している占術もあるので、単純に『この占術が一番良い』というような事は言えません。
このあたりは、今後、私のブログで一つずつ説明していきたいと思います。
私個人としては、「命術」で主に利用するのは、『四柱推命』と『天地気学占』、「方位術開運」としては主に『気学』を利用しています。そして、ケースバイケースで他の占術も利用していきます。
このブログでも、実際に占術を使った具体的な開運方法もアップしていきたいと思っています。
また、「天中殺」と「祐気取り」の関係も、私の研究テーマとなっていますので、こちらも、今後、このブログでアップしていきたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。