薬物乱用は、大麻、麻薬、覚せい剤、危険ドラッグ　だけじゃないって知ってますか？

自分の健康は自分で守る！

好きなことが一生できるカラダ作りをサポートするセラピスト、中井です。

スイーツから健康になる、ロースイーツ講師もしております。

学校薬剤師を拝命して今年で３年目。
現在、市内の市立中学を一校担当しています。

昨年は、薬剤師とは関係ないけど、大事なこと。
「姿勢と歩き方」の授業を中３生向けに。

今年は、薬物乱用と薬の適正使用、そして、薬剤師の仕事について、中２生６０人に、授業をしてきました。いやー、あれもこれもと準備していたら、スライド１４０枚になってしまいました💦

薬剤師の仕事って

薬剤師の仕事って、処方箋を見て、その通りに薬を用意して、通り一遍のことを言って・・・
というのを調剤薬局のカウンターで一日中繰り返していると思われてませんか？

大体合ってますけど(笑)

でもそれだけじゃないんです。調剤薬局以外にも病院薬剤師、保健所などのお役所、製薬メーカーの社員などもあります。特殊ですが、麻薬取締官、通称麻薬Gメンは薬剤師資格がなないとなれない仕事です。

よく手に職とよく言われますが、習い事の先生ではないので、手に職という言葉には違和感があります。持っていれば、即仕事がある、しごとを全うできるわけではありません。

次から次へと新しい知識を入れ続けなければ、やっていけない仕事です。情報が命の仕事です。さらに退陣援助職でもあります。つまり接客業であり、業界の各資格職とも、うまく連携をとる必要があります。なかなかコミュニケーション能力を必要とします。

まず、大学入学後、6年間勉強を続け、国家試験の受験勉強、受験。落ちれば、翌年再受験。就職した後も、ずっと勉強し続けなければなりません。

薬局の中で。コツコツと作業をしているイメージがあるかもしれませんが、実際は、いろんな方と連絡を取りながら、とてもコミュニケーション能力が必要とされる職種です。

薬の適正使用、風邪薬、エナジ―ドリンクは要注意

大人であれば、知っていることが沢山ありますが。中学生ではまだ知らないであることもの。例えば、用法用量を守る。飲み忘れたからといって二倍は飲まない。症状がないので、お薬は飲まない。など。

実際、問題問題になっているのが、カフェインの摂取量。

清涼飲料水。風邪薬。エナジードリンク。痛み止め。鎮痛薬。そのどれにでもカフェインが入っています。

薬ではなく、当然コーラやコーヒー紅茶にも含まれます。お茶類の中では、珈琲が一番多いです。

過剰に取るとカフェイン中毒に陥ります。 l知らず知らずのうちに。これらを併用して摂ってしまうちがちです。ドリンク剤や薬は、成分表をよく確認してみてね。

オーバードーズ、頭痛薬で頭痛。風邪薬で死亡例も

さらに現在、オーバードース問題になっています。オーバードースは。風邪薬、風邪薬や向精神薬などを、大量に服用して、カラダの仕組みをおかしくさせてしまうことです。

適正な量を服用していても、副作用は起きるときには起きて島ますが、過剰に服用すれば、副作用も出やすくなりますし、そもそも危険域の量になってしまいます。2021年12月。オーバードーズにより、高校生が亡くなりました。

ここまでの例ではないにしても。生理痛、頭痛もちだからといって薬を常時服用して、いつの間にか依存してしまい、さらに服用することにより、痛みを感じる閾値が下がり、なんと頭痛薬が頭痛を誘発するという事態になってしまいます。

このことを知らないと、頭痛がよくならないため、さらに頭痛薬を飲むという悪循環に陥ります。

l中学生の場合、薬に関しては家族の薬に対する感覚がそのまま子供に引き継がれていきます。面倒でも効能効果、用法用量を確認し、きちんと守り、薬に頼らないための取り除き方を知っておいて欲しいと思います。

睡眠時間をしっかり取る。
栄養バランスをとる。
バランスの良い食事を取る。
軽い運動する。
ストレスを溜め込まない。