数字のメソッド / 辻麻里子




先にこちらを💫

とのことでしたので

だいぶ飛びますが

お納めくださいませ✨


第5章 スターゲート・システム

●指針となる角度の算出

本書で紹介する
スターゲート・システムは

月と日を掛けて
指針となる「角度」を算出する。

なんて単純かと
怪訝に思うかもしれないが
宇宙はシンプルにできている。

しかし
一見単純に見える
その数値の算出方法は

たし算ではなく
掛け算であることが重要なのだ。

たし算は直線的に
一つひとつ順番に積み重ねるが

掛け算はある一定の間隔を保ち
飛び超えてゆく性質を帯びている。

また
マイナス掛けるマイナスが
プラスになるように

掛け算は
ゼロ地点を挟んで
次元を「反転」させる要素を
内包している。


●スターゲート・システムとは

スターゲート・システムは
ある意味で
円運動のパターンを示しているのであって

螺旋を昇るのか降りるのか
ベクトルをどの方向に向けるのか
人それぞれの意図による。

また
同じエネルギーであっても
どの方角からとらえるかによって
解釈はいかようにも変化する。

同じ角度の同じ図形であっても
回転の方向やスピードが変わる。

流動を続けるエネルギーの
一瞬の静止画像
その断片を解読したにすぎず

どのようにとらえるかは
一人ひとりの選択にゆだねられている。

また
自分がどういうゲートを通って
生まれてきたのかを
理解することは

自分自身を知るうえでも
自分自身であるためにも
一つの参考になるだろう。

そして
今回の人生の意味や目的に
フォーカスしやすくなる。

しかし
一人ひとりの人生は
同じ誕生日だから
同じカテゴリーになる
というほど
単純なものではなく

この宇宙空間において
誰もが唯一の存在であることは
言うまでもない。

このスターゲート・システムは
指針の一つであって
いわばその人が

螺旋の
どの領域に存在しているかによって
それぞれパターンが変わってくる。

ある領域まで意識を高めた人には
このスターゲート・システムなど
擦りもしないだろう。

また
一方においては
これらの図形の意味がわからなくても

ただ図形を見ているだけでも
潜在意識レベルにおいて
大きな進歩をとげるに違いない。

この時期
スターゲート・システムが
公開された意味も
実はそこにある。


●スターゲートを知る意味

内なる宇宙と
外の宇宙をつなぐことや
スターゲートを知ることは
意識の進化に役立つだろう。

今後
地球人類が進化の螺旋を
上昇する過程において

内側の世界と
外側の世界が乖離していると
分離感に苛まれる可能性がある。

なぜなら
心の内側と
外側に向かって発する言葉や
行動がかけ離れたものであると

混乱が生じ
バランスを保つことが
難しくなるからだ。

人類が今後
宇宙の深遠を探求する際には
バランス感覚が大切になる。

座標軸のゆがみを取るには

プラスとマイナス
右脳と左脳
内なる女性性と男性性
光と闇というような

あらゆる二元性を統合して
ゼロポイントの領域に
自らの足で立つことが
重要なのだ。

また
スターゲートの図形を知ることは


内なる宇宙を通して

外なる宇宙へと旅することになり

外なる宇宙を通して

内なる宇宙を旅すること


次元を超え境界線を超えて
人類は
新たな意識の地平を見ることにも
つながるだろう。

人類は
内なる世界に築いた境界線を
超えることによって

精神的にも目醒め
銀河の一員として
責任を持って

新たな現実を
いきいきと創造してゆくことだろう。

試練や苦しみは
地球人類が作り出したもので

ただ現象が起きた時に
これは試練だとか苦しみだという
観念を作り出したに過ぎない。

悲しみから
人を救うのではなく

これは悲しいことではないかもしれない
という智慧をもたらし

とらわれや固定観念から
人々を解放することが大切であって

世界を「反転」させた時に
はじめて
気づきと喜びがある。

宇宙空間から見ると
人類の精神的な
進化のレベルにおいては
さほど違いはない。

ただ
途中で
詰まっている
曇っているだけで

本来の働きに戻すための
幾何学的な方法がある。

知性のゆがみ
感性のゆがみによって
地球人類はバランスを崩しているが

知性と感性の
二本の柱が支えになって

その真ん中にある
精神の柱が伸びあがってゆく。

知性と感性が両輪になって
魂は進化してゆくのだ。

人は
気づきを気づきとして
理解できないため

光は光として(そのままの状態で)
通すことができる図形が開示された。


●スターゲートの使い方

結論から先に言うと
スターゲートの図形や解説に
とらわれる必要はない。

今日は○○の日だから
○○してはいけないとか

○○しなくてはいけない
ということはない。

なぜなら
せねばならないことなど
宇宙空間を探しても
どこにも存在しないからだ。

毎日さまざまな軌道を描く
図形を通過して
宇宙から光が降りそそいでいる。

これらの図形はある意味で
レンズの役割を担っている。

言いかえれば
毎日
毎日
焦点が異なるレンズを使って
われわれは世界を
多次元的に
眺めることができるのだ。

地球人類はこの惑星という
限定された場所に存在しているが

さまざまなレンズを使って
宇宙と自らの内側を観ることが
可能である。

ある時は遠くの宇宙を観る望遠鏡に
ある時は心の細部を視る顕微鏡に
ある時はすべてを映す透明な鏡に
そしてある時は
世界を彩る万華鏡のように……

使い方はいろいろ。

スターゲートのエネルギーを
客観的にとらえ

自分の人生というステージに
さまざまな色彩のスポットライトを
当てることもできるだろう。


スターゲートは
虚空に浮かぶ透明なレンズ。

透明な心で
スターゲートをとらえてみよう。

宇宙は扉の前で待っている。

このゲートを開けるのは
他でもない

あなた自身なのだ。


数字のメソッド
辻麻里子