紫苑をいけました | 霞こでまり の 花語り                                

下三角

久しぶりに

紫苑(しおん)の瓶花を

お稽古していただきました


下三角


紫苑って源氏物語の夕顔や野分の巻に

書かれているそうで


古くから やんごとなき方々 から

愛されていたお花なのだそうです


薄紫色の花には野趣があり

どこか儚げな趣きもあります


下三角 瓶花 紫苑、菊、薄



下三角 大先輩の作品


色彩様式 紫苑、鶏頭、小菊




鶏頭の赤と小菊の黄が鮮やかで


凛として


美しかったです




下三角


生徒さんのお稽古から二作


ご紹介します



下三角 瓶花 パンパスグラス、鶏頭、木苺

  (ベビーハンズ)


パンパスグラスは3本入ってます


下三角


たてるかたち

リアトリス、鶏頭、木苺

(ベビーハンズ)



この暑い暑い夏に


いけばなのお稽古に行くのは



💦 汗だくになるし


🌼 お花ももたないし




ホントにたいへんなのですが



いざお稽古に行ってみると


盛夏には蓮や河骨などの


水ものと出会えたり





お盆過ぎれば 季節も移ろって


秋草を手にできたり



暑くても確実に陽は傾き続け


季節は進んでいることを知ります



下三角



お花の世界では


紫苑や鶏頭が秋を語り


もう新涼が始まっています



下三角