みなさんこんにちは。

 

小さいけれどきらりと光るコンサートサロン

アトリエミストラルのオーナー櫻井です。

 

さて、先日フルート3本のコンサートに

行ってきました。

 

 

ぐんまフルートアンサンブルは

白水裕憲さん(群響フルート奏者)

荒井美幸さん

小林渉さん

の3人によるフルートだけの

アンサンブル。

 

去年の同じ時期に第3回を

聴きに行き、とても良かったので

今年も聴かせていただきました。

 

去年のレビューはこちら↓

 

 
 
フルートという楽器は
趣味でやっている方も多く
オケでは花形🌸
ソロやアンサンブルでも
良く知られている曲も多い
非常にメジャーな楽器という
イメージです。
 
しかしながらこの
「ぐんまフルートアンサンブル」の
このコンサート開催の目的は
どうやらそこではなくて
 
フルートという楽器の魅力を
多くの人に知ってもらいたい、
そして知らない曲でも
素敵な曲はたくさんあるので
知ってもらいたい!
という
ひそやかな野望をもって
演奏会を企画していると
私には感じられました。
 
 
プログラム構成は
フルート三重奏のオリジナル現代曲
C.P.Eバッハの無伴奏フルート
ピアソラのブエノスアイレスの春
など
個性的でバラエティ豊かな
曲を緩急のある曲順にして
 
フルート、アルトフルート
バスフルート、ピッコロなど
楽器を持ち替えたり
ソロや二重奏、三重奏が
あったりと
お客様を飽きさせない工夫が
随所に見られました。
 
衣装を少しずつ変えることや
途中に入るトークでは
お客様が楽しくリラックスして
聴けるように工夫されていたと思います。
 
 
 
私が特によかったのは
ビーフティングのBirds
(確か去年も聴きました)
 
Part.1 バード・ソングの
やや短調気味の緩やかな曲調が
とりわけ美しくすばらしく
 
個人的にいろいろな思いが交錯して
ちょっと泣いてしまいました(涙)
 
ステージに一人、
ステージ両脇のバルコニーに一人ずつ
 
照明もスポットにして
雰囲気はバッチリ。
 
フルートでしか表現できない
音楽だったと思います。
 
 
ぐんまフルートアンサンブルは
しっかりと音楽に向き合う姿勢と
お互いをリスペクトする空気感
そして
お客さま視点も決してわすれない
とても素敵な演奏会でした。
 
来年も第5回やるそうなので
今から楽しみです。
 
ぐんまフルートアンサンブルの
皆さん、お疲れ様でした。
 
これからも楽しい演奏会
続けてください。