みなさんこんにちは。

 

指揮者の小澤征爾さんの訃報を聞き

ただただ残念に思います。

 

小澤さんの印象 その1

 

小澤征爾さんといえば

この本

『ボクの音楽武者修行』

 

 

 

若くてはつらつとして

怖いもの知らずで、明るくて

根っから音楽が好きな

小澤征爾さんの

ヨーロッパ武者修行。

 

ご本人の飾らない言葉で

つづられています。

 

楽しくて痛快で

何℃も何度も読みました。

 

 

小澤さんの印象 その2

 

私が小澤さんの指揮を生で

初めて聴いたのは

前橋市民文化会館での

(多分)新日本フィル

だったと思います。

 

なんて後姿(指揮姿)が美しい人なんだろうと

思った記憶があります(笑)

 

そして、演奏後、前橋駅から

高崎駅の両毛線で同じ車両

に乗ったんです(ビックリ!)

 

私は声もかけられず

ただただ「小澤征爾」を

見ていただけでしたが。

 

小澤さんは

オケの人、数人と談笑しながら

(会話の内容は分からなかったけれど)

飾らなくて気取らない雰囲気が

感じられました。

 

小澤さんの印象 その3

 

そしてその数年後(?)

群馬交響楽団を小澤さんが振った時も

聴きに行きました。

 

普段聴いている群響とは思えない

(と言っては失礼極まりないんだけど)

ものすごい気迫と集中力を

感じました。

 

同じオケでも指揮者が違うと

こんなにも違うんだと実感しました。

 

小澤さんの印象 その4

 

その後、群響の創立者である

丸山勝廣さんの追悼式で

駆け付けた小澤さんが

モーツァルトのレクイエムを

振るということで

当時、群響合唱団員だった私は

なんと小澤さんの指揮でラクリモーサを

歌ったのでした。

 

その時、

「なんて分かりやすい指揮をする方なんだろう」

と思ったものです。

特別なことはせず、あくまでも

丁寧にクリアに、でも

情熱的に指揮をされていました。

 

 

小澤征爾さんは

その音楽的な才能と

努力と運もありながら

気さくで飾らない人柄…

だからこそ

世界中の人に愛されたのでしょう。

 

クラシック界、音楽界に

ものすごい貢献をされた方だと

思います。

 

心からご冥福を祈ります。