みなさんこんにちは。

アトリエミストラルの櫻井です。

 

10/10のAUTUMN CONCERTを通じて

「会場の違い」について改めて

気づいたことがあったので

シェアしたいと思います。

 

 

当日の模様はこちらから

 

 

今回のコンサートの会場は

高崎シティギャラリーコアホール

 

席数324席で小規模なコンサートには

ちょうどいいキャパですね。

 

 

一方、前日の10/9には

アトリエミストラルで

リハーサルを行いました。

 

アトリエミストラルは

元銀行、席数最大80。

 

 

私は同じメンバーで同じ曲を

異なる会場で聴くことが

できた唯一の人間だと思います。

 

会場の違い=キャパシティの違い

と思っている方もいるかもしれませんが

大きな違いは「響き方」です。

 

高崎シティギャラリーコアホール

(以下、コアホール)は

視覚的にとても素敵なホールで

客席もゆったりしています。

 

響きも悪くないですが

前日にアトリエミストラルでの

リハーサルを聴いた私は

その違いがはっきり分かりました。

 

コアホールは舞台のどこに

演奏者を配置するかによって

まったく音の伝わり方が

違ってしまうんですね。

 

舞台の真ん中あたりに配置して

始まった当日のリハーサルは

試行錯誤を繰り返し、

舞台の前の方(客席寄り)に

椅子の位置を決めました。

 

 

それでも、客席の後ろの方では

迫力という面では物足りない。

(音が遠くで聴こえる)

 

よく言えば柔らかく聴こえる。

 

(決してコアホールを否定してはおりません。

あくまでも「違い」があるということです)

 

 

 

前日のアトリエミストラルでは

それぞれの楽器の迫力が

ハンパなく、

3人のアンサンブルの

臨場感に圧倒されっぱなしでした。

 

 

「音圧」ということばが

体感をもって感じられました。

 

元銀行という堅牢な建物と

昨年導入した共鳴板による

効果だと思います。

 

 

私は

アトリエミストラルの特徴を

「臨場感」「迫力」という言葉で

形容することが多いのですが

今回ほど、それを感じた演奏はありませんでした。

 

100席未満の小さな会場は

イコール耳なじみの良い

柔らかで優しい、という

印象がどうしても付いて回るものですが

 

実はだったのです。

 

小さくよく響く会場ほど

迫力を感じることができる。

 

身体全体に押し寄せる

「音の圧力」を感じることができる。

 

かつ、演奏者との距離が近い分

演奏者の息遣いや視線をも

楽しむことができる。

 

これこそ、

アトリエミストラルの最大の特徴であり

資産であるという結論に至りました(笑)

 

 

演奏の方々も

アトリエミストラルを

大変気に入ってくださり

また次につながる何かが

できたらなぁ。と

思った次第です。

 

もちろん、ホールの雰囲気は

気が引き締まる気分になれ

いいものですし

どういう内容でどういう目的で

コンサートをするか、によって

会場を決めればよいと思います。

 

会場探しをなさっている

アンサンブルやソロの方

参考になればと思い

シェアさせていただきました。

 

 

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