みなさまこんにちは。

 

コンサートが終わると

もう次の企画の妄想が始まる

アトリエミストラルの

櫻井紀子です。

 

5月27日(日)に開催の

『リュートが楽器の王様だった頃』

にはたくさんの方においでいただき

大好評のうちに終了することが

できました。

 

 

今回、リュートを聴くのも

見るのも初めてという

お客様が多かったのが

印象的でした。

 

 

リュートというのは

調弦に時間がかかるため

開演時間ちょっと前に

演奏者の永田さんは

ステージに出てきて

お客様とお話ししながら

調弦するというアットホームな

雰囲気。

 

会場の椅子は

いつのもコンサートより

2列分ほど演奏者側に

つまり演奏者にすごーく

近い状態で聴けちゃうという

お得感満載なコンサートでした。

 

 

 

 

今回のプログラムは

今回のコンサートのために

選曲してくださったもので

実に30曲近く。

 

リュートの演奏が始まると

一気に時代をさかのぼり

500年前の衣装を着た

貴族が周りに立ち現れたかの

ような錯覚を覚えたのは

私だけではなかったようです。

 

500年前のフランスやイタリア。

日本とは全く違う文化

習慣だったのにもかかわらず

記憶のどこかで懐かしいと

思ってしまう不思議。

 

これは前世的な何かなのか??

と思わずにはいられない(笑)

 

 

休憩をはさんで約2時間の

リュートだけのコンサート。

 

 

とても贅沢なうえに

永田さんの分かりやすくて

楽しい解説がつき、

時にはお客様からも

質問が出たりとか

この小さな空間ならではの

コンサートになったと思います。

 

 

終演後には永田さんを

囲んで、パーティ♪

 

サンドイッチやワインなどを

食べながら盛り上がりました。

 

音楽の話、文化や芸術の話

もちろんリュートの話

リュートを聴いた感想や

関連本、古楽関連の話

リュートと琵琶とギターの

起源の話などなど

濃ゆくて楽しいオタク感満載の

楽しい楽しい会話でした。

 

 

このパーティを開催してみて

改めて気づいたこと…

 

もしかっしたら私は

ただ単にコンサートを開催

したいのではなくて、

集う人たちといろいろな

お話をしたい、聴きたい

のかもしれない

ということでした。

 

まさしく、これこそ

サロン

なのではないだろうか?

 

今まで何気なくしていた

行動が言葉となって

実感を伴って舞い降りた

瞬間でした。

 

 

永田さんには

次の企画へのヒントを

いただき、なんだかすぐに

実現できちゃいそうなので

今年中にやっちゃおう♪

 

と相変わらず調子のよい

オーナーでございました。

 

 

演奏の永田斉子さん

お越しいただいたお客様

ありがとうございました。

 

 

「リュートが楽器の王様だった頃」

16世紀のフランスとイタリアの作品より

2018年5月27日(日)14時開演

場所・主催:アトリエミストラル

演奏:永田斉子(リュート)