もし心が抵抗すれば治らない
 医療というのは、受け手の心の要素が大きい。からだを物質として扱う西洋医学ですら、プラシーボ(にせ薬)の効果三五%とのデータを出しているくらいである。
私たちが生きているということ
 現代医学の診断は、機械による検査に頼っている。また、その治療は、基本的に、化学薬品の投与か、ダメになったパーツを手術で切り取ることである。
 しかし、もしも将来、世間一般が、心身一如こそが真実であるという世界観になったら、どうなるだろう?西洋医学もまた、心を含めた治療法として再構築するのだろうか?あるいは自らの使命を、救急医療へと限局しなければならなくなるかもしれない。
 西洋医学は、現代の科学信仰という常識に支えられている。しかしこれは、普遍的なものではない。私たちは新しい時代の足音が聞こえている。一見、そうは見えないだろう。しかし人類の世界観は、心身二元から心身一如へと変わりつつあるのだ。