Dear
村上春樹:著「1Q84」の熱狂的信者が、気になった小道具・設定を書き留める企画22弾w
今回気になったのは、黒澤明監督の映画
天吾はガールフレンドと睦あった後(なんと文学的な表現と我ながら感心する。原文は生々しいがw)、
天吾の胸を黒澤明監督の映画に出てくるお城の門と例えるガールフレンド
「蜘蛛の巣城」とか「隠し砦の三悪人」とか・・・・
さらっと読み進めて、ふと立ち止まる、設定は1984年。
レンタルビデオってそんなに盛んだったか?確かビデオデッキって、良いものは20万円越え、安いものでも10万円前後だったような。
自分自身が、1985年に小遣い貯めて買ったビデオデッキは、hi-fiでβだったけど、18万円くらいしたぞ。
つまり、現代のようにレンタルはおろか、ネット配信で映画が垂れ流されてる時代ではないのに、唐突に黒澤明の映画、しかも白黒時代のものを登場させても話が通じるかどうか。
作品中でも、レコードで音楽を聴く、読書する行為を描かれてるが、ビデオ鑑賞の事は書かれていない。
テクノロジーや文化の背景を考えると、今ほど映像は手ごろに鑑賞できないことも考え併せて読み返すと、ちょっと違和感を感じる。
ふと、今って本当に幸せな時代になったと感じる。新作映画は相変わらず2000円近い鑑賞券を買うことになるが、手軽な値段でDVDやらブルーレイやら、ネット配信では無料で観れる映像は溢れかえってるし、MPVに至ってはYoutubeでも無料で見聞きすることができる。
ほんの36年前まで、こんな不便な生活をしていたのにね。











