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日暮れて尚道遠し (旧:皐月十五ちばる)

断捨離と運気アップを図って残りの人生を爆走する

Dear

 

村上春樹:著「1Q84」を読んで猫の国に行こう2020(ヲイ)

 

 

 

この章では、安田恭子を失ったことがかなり天吾にとっては痛手になっているように描かれている。

 

天吾にとっての日常が失われ、非日常である小松や戎野、ふかえりからのコンタクトもなく、ややドン詰まった天吾の生活。

 

そんな環境への変化を意図したのか「自分が何をしようとしていたのか」=父に会いに行く。

 

旅のお供として登場する、ドイツ人作家の書いた「猫の町」という小説。リアルで探してみたが見つからない。どうも村上春樹氏の創作のようだ。

 

この「猫の町」が何らかの重要なことを暗示しているようだが、猫の町に迷い込んだ若者=1Q84に迷い込んだ天吾を意味するんであろうか?

 

そして、父との対話。かみ合っていない。自分は父の子ではないと否定され、詳しく突っ込もうとすると電波の話にすり替えられる。

 

・電波を盗むのは違法行為であります=妻を寝取るのは違法行為と言いたいのであろうか?

 

その後も話がうまくかみ合わない。「空白を埋める」とは何を示すのだろうか?

 

やがて突き放すように「説明しなくてはそれがわからんというのは、どれだけ説明してもわからんということだ」

 

うーん。奥が深いぜ

 

Dear

 

村上春樹:著「1Q84」からダシを取って美味しいスープを作る・・・・・作れるかーい

 

 

 

 

ホテル・オークラ本館のロビーで「さきがけ」との接触を待つ青豆。

 

そういえば、ホテル・オークラは21世紀に入って解体され新しい建物に変わったんだっけとふと気づく。聖地巡礼したくでも、もう行くことはできないんだな。

 

やがて、青豆に声をかけてくる男が二人。ボディーガードって2人1組で行動するのは何かの定石だろうか?

 

話は変わるが、別の作家の小説でもロン毛と坊主頭がワンセットで登場する(橘玲:著「マネーロンダリング」)もあるが、これは何かのお約束なのだろうか?

 

そしてホテルの一室で坊主頭のボディーガードとの会話、言葉の端々に出てくる

 

「神聖なもの」「神聖である」「普通ではない存在」、さらにダメ押しで「我々は小さな宗教団体です。しかし強い心と長い腕を持っています」

 

物語は核心に迫るのであろうか?

Dear

 

村上春樹:著「1Q84」を読んで、U give love a bad name!!

 

 

 

戎野先生が画策した「ふかえり失踪事件」により、徐々に影響を受ける天吾。怪しい団体から接触があるわ、共犯の小松から手紙は来るわ。

 

そのなかで、「空気さなぎ」の書評の中に、「マジック・リアリズムの空気を吸ったフランソワーズ・サガン」の例えがある。

 

フランソワーズ・サガンは30年以上前に取りつかれたように読みまくった。が、内容を思い出せと言われても全く記憶にございません。読んだが何も残らなかった。サガンに例えるとは、これは何を意味しているのだろうか?

 

やがて天吾にかかってきた電話、相手は「安田」と名乗る男。今までガールフレンドとして名もなく登場してた「安田恭子」の夫と名乗り、「家内ははもうお宅にお邪魔することができないと思います。」

 

数語やり取りを交わして、「そう、お邪魔することはできないようになりました」(省略)「ひとつはっきりしています。家内は既に失われてしまったし、どのようなかたちにおいても、あなたのとっころにはもううかがえない、そういうことです」

 

「失われてしまった」←これは何を意味するのか?他界したのか、失踪したのか?夫に監禁されているのだろうか?

 

次に電話をかけてきたのは、牛河。怪し過ぎる。天吾は牛河が安田恭子に何らかのことを行ったかと食って掛かるがあっさりと否定される。

 

牛河という使いっパシリが、はっきりした物言いができないので少々イラつく内容だが、物語は確かに進み始めているようだ

 

 

Dear

 

村上春樹:著「1Q84」を読み込んでナチュラルハイになる企画(ヲイ)

 

 

 

この章では第3章のラスト「あゆみの死」を青豆の視点から検証している。

 

昼間は警察官として明るくまじめに勤め上げ、夜は行きずりの男を漁る。

 

何となく思い浮かぶのは、「東電OL殺人事件」、真夜中は別の顔?

 

やがてタマルからの連絡。午後7時にホテルオークラの本館のロビーでランデヴー。いよいよさきがけの指導者暗殺へと

 

ホテルオークラは行ったことが無い。貧乏人には縁が遠いからだwだがなぜか、帝国ホテルとニューオータニには行ったことがある。

帝国ホテルは喫茶室だったか、ニューオータニはピエールエルメに連行されたことがあったのを思い出した。が、オークラには縁がない。

 

青豆は自分の部屋に残していくゴムの木の鉢の面倒をタマルに見てほしいと頼む

 

鉢植えと殺し屋、リュック・ベッソン監督の「レオン」か?そういえばどことなくこのタマルという男はレオンのイメージに似てる。青豆はタマルから拳銃の扱い方を教えられていたが、レオンがマチルダに拳銃の扱い方を教えているシーンにも似通ったものがある。

 

やがてタマルは「一匹のネズミが菜食主義の猫と出会った」話をする。菜食主義の猫であるから自分は食べられないと安心したところを意外な理由でガブリとヤラレル。絶望のどん底から希望へとつながる心境の変化、だが実はそれは残酷なフェイクだったとしたら。なんか怖いな。

そして準備を整え、ゴムの木に最後の水をやり

 

 

 

またこの曲か。

 

物語は大きく動きそうな感じだ。

 

 

Dear

 

村上春樹:著「1Q84」を存分に味わいつくすために、設定と小道具と仕掛けを探る企画

 

 

 

この章では、天吾の女性遍歴が赤裸々に綴られている。どちらかというと少女趣味なのか?と疑ってしまうような描写も観られる。

 

「鮮やかな色合いの羽を付けたいろんな鳥たちが、枝にとまってはまたどこかに飛び立っていくみたいに、女たちはやってきて、そして離れていった。」

 

☝うーん、美しい表現だが、一方的に女性がやってきては去っていく。天吾君の主観は何処にあるんだ?

 

この曖昧で責任のない表現。なんとなーく緩い感じで流れていくストーリーがたまらなく良い。

 

「彼がそのとき青豆の事を思い出したのは、スーパーマーケットで枝豆を買ったせいだった。」

 

青豆と枝豆のオチはBook1にもあったな。

 

食事の支度と過去の回想から解放された天吾がマタイ受難の曲の歌詞の訳を調べる

 

 

17分40秒から引用のところが始まる。

 

個人的感想だが、読んでいて脳裏に浮かんだのは新海誠の「秒速5センチメートル」

 

とっちらかってるようで、なんかある世代には忘れられない過去の甘酸っぱい恋愛を思い起こさせる気がした。

Dear

 

村上春樹:著「1Q84」を・・・・(以下省略w)

 

 

 

 

を聞きながらストレッチを行う青豆。天吾とBGMは完全にシンクロしている。

 

柳屋敷のマダムと打ち合わせを終え、ボディーガードのタマルから個人的に拳銃を仕入れる青豆。

 

失敗した場合につかまらないように自決用との事だが、拳銃自殺についての詳細が語られる。

 

日本は銃社会ではないので拳銃自殺の失敗例は少ないが、アメリカなどでは深刻な問題になってるらしい。

 

映画の「ソナチネ」のように、こめかみに銃を当てて引き金を引けばきれいに死ねるわけでもなく、あたま半分吹っ飛んで生き残るケースは多いらしい。

 

 

 

そして、東条英機のエピソードを引き合いに出し、「生まれ方は選べないが、死に方は選べる」とタイトル回収

 

したかのように思われたが、

 

青豆のお友達の「あゆみ」がラヴホテルで死体となって発見された。

 

あゆみは、死に方は選べなかったようだ。これは何かの暗示なのだろうか?

 

 

Dear

 

村上春樹:著「1Q84」を、読み込んでいったら「やっべぇぞ」(ネタがキレたな)

 

 

 

 

 

冒頭から出てくるヤナ―チェックの「シンフォニエッタ」これを聞きながらワープロで文字を打ち込む天吾

 

正直な感想、BGMとしてはどうよ?なんか騒がしい感じなんで、下がりきったテンションを上げる、やる気のない作業を盛り上げるのにはいいかもしれないが、落ち着いて文章を打ち込むには微妙だな。実際聞きながら感想を打ち込んでるけどw

 

 

 

天吾とガールフレンドが、逢瀬(かなりソフトな表現に改めてます)の後に聞いていたジャズはたぶんこれだろう。

ホント、ユーチューブ・・・・メンドクセェからヨウツベ便利だよな。本読みながら検索してその曲まで聞ける。

さすがにジャズ喫茶の元オーナーの村上先生の豊富な知識が披露されている。

 

物語は穏やかに、そして確実に流れていく。

 

牛河の登場によって。

 

 

 

Dear

 

村上春樹:著「1Q84」が、好きだぁ・・・・・(手抜きか)

 

 

 

 

この章では、柳屋敷の老婦人(マダム)とタマルというボディーガードについての細部の描き込みが行われている。

 

引っかかるのは、マダムは「あなたを危険な場所に送り込むようなことを、私はしたくありません。しかし正直なところ、今回の件については選択の余地が限られています」

と言いながら、危険な場所に送り込むマダム。

 

安全な内地で危急存亡を叫びながら、他に道はないと特攻隊に若者を志願させている大戦中の職業軍人のよう。

 

何かを成すためには、君の命が必要だ。君の犠牲を忘れないよ・・・・反吐が出る。偽善者は嫌いだ。

 

そして青豆とタマルの会話の中で、世界でいちばん退屈な町として挙げられたのがナイアガラ、行ったことないから全くイメージできんバイ

 

タマルが自分の事を詳細に語り始める。そのなかにNHKの受信料も銀行振り込みで払っている・・・と

 

またNHKの受信料の話かw

 

タマルは終戦の前の年に「サハリン」で生まれたと語り始める。天吾のストーリーではギリヤーク人がらみで出てきたサハリン、タマルはギリヤーク人ではない。なぜギリヤーク人ではないんだw

 

タマルに拳銃の調達を依頼する青豆、タマルは言う「チェーホフがこう言っている」「物語の中に拳銃が出てきたら、それは発射されなくてはならない、と」

 

チェーホフ、サハリン、物語の小道具や設定がかみ合ってきた。が、タマルは可哀想なギリヤーク人ではないのが謎(ヲイ)

 

Dear

 

村上春樹:著「1Q84」をつついて薮から蛇を出す企画24弾(ヲイヲイ)

 

 

 

今回は引っかかる小道具はなかったが、かなり細かいところで引っかかる設定があったようだ。

 

まず、ふかえりの失踪は戎野先生による自作自演であること。これは何かのトラップのようだ。

 

次に、月が空に二個浮かんでいる世界という設定は「空気さなぎ」から運び入れたものであること。

 

すでに月が二つ浮かんでいる世界に迷い込んでいる「青豆」だが、まだ、天吾は月が一つの世界に留まっている。

 

そして、ただのセフレの関係であるガールフレンドが天吾に向かって

 

「あなたにはこの世界のことがなんにもわかっていない。何ひとつ。」

☝物語は今後大きく動くのであろうか。

Dear

 

村上春樹:著「1Q84」の世界にどっぷりつかりながら、登場する小道具・設定にこだわる企画23弾

 

 

 

今回気になったのは、青豆とあゆみがワンナイト・ラヴの相手に選んだ不動産業者の男。

 

ヒューゴ・ボスのスーツやミッソーニ・ウォーモのネクタイを身に纏う不動産業者は、三菱や三井といった大手不動産会社ではないと推察できた

 

ホントか?

 

三菱はともかく、三井は不動産(親会社)と不動産販売(子会社)は看板は同じでも収入は段違いだし、社内風紀も大分差があったはずなんだが。

 

日本経済の歩み バブルまで」←を参考にリンクしておく。

 

1984はちょうどプラザ合意の前年だし、不動産価格は緩やかの上昇の時代だったようだ。

 

 

 
プラザ合意の後、ぐーーーーーーーーっとバブルに突入、600%ってすごいな。
 
まさに花が咲く直前の、つぼみが弾けんとしたいい時代だったのであろうと思われる。
 
まさかこんなに経済がシコるとは、当時の人々は想像もできなかっただろうね。
 
不動産会社も、東京オリンピックで盛り上がるかと思われたのに、一転コロナでどんな状況なのやら。