Dear
村上春樹:著「1Q84」を読んで猫の国に行こう2020(ヲイ)
この章では、安田恭子を失ったことがかなり天吾にとっては痛手になっているように描かれている。
天吾にとっての日常が失われ、非日常である小松や戎野、ふかえりからのコンタクトもなく、ややドン詰まった天吾の生活。
そんな環境への変化を意図したのか「自分が何をしようとしていたのか」=父に会いに行く。
旅のお供として登場する、ドイツ人作家の書いた「猫の町」という小説。リアルで探してみたが見つからない。どうも村上春樹氏の創作のようだ。
この「猫の町」が何らかの重要なことを暗示しているようだが、猫の町に迷い込んだ若者=1Q84に迷い込んだ天吾を意味するんであろうか?
そして、父との対話。かみ合っていない。自分は父の子ではないと否定され、詳しく突っ込もうとすると電波の話にすり替えられる。
・電波を盗むのは違法行為であります=妻を寝取るのは違法行為と言いたいのであろうか?
その後も話がうまくかみ合わない。「空白を埋める」とは何を示すのだろうか?
やがて突き放すように「説明しなくてはそれがわからんというのは、どれだけ説明してもわからんということだ」
うーん。奥が深いぜ

