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日暮れて尚道遠し (旧:皐月十五ちばる)

断捨離と運気アップを図って残りの人生を爆走する

Dear

 

今年も半分終わる。

 

今年もいろいろあったw

 

夜、ちょっと窓を開けていたらものすごい雨が降り、窓際においてあったNotePCが水没したw

 

蓄えていた画像でCloudに上げてなかったものは消失し、茫然自失の日々。

 

が、一つ成長してるのは、マイナス思考はなくなった。

 

なんくるないさぁ、腹立てたってしょうがない

 

 

紫陽花が咲き始めた。写真を撮ったのは久しぶり

 

 

庭のイチジクに樹液を吸いにヒラクワガタが来ていた。捕まえようかとも思ったが、そのまま見過ごした

 

 

 

ウナギが旨かった

 

そんな感じで過ごしてますよ。

Dear

 

 

 

 

 

少し前に咲いた「牡丹」、写真を撮っておいたが既に散った。

 

春の我が家の庭は花がたくさん咲く。オープンガーデンにでもしておけば、たくさんに人に楽しんでもらえるのだが

 

自分の秘密の庭にしておけば独占できるw

 

なんてね。

 

ちょっと前だったらそんなこともなかったのに、最近じゃ車庫の「草刈機」が盗まれたりと治安が悪化してる。

 

20年以上も使ってた草刈機なんか盗んで転売できるのかよ?と言いたいが

 

春の終わり、平和な日本の終わり。

 

激しく暑く、燃えるような夏は、梅雨の後にボクを襲う。

 

花言葉は、「友情」「初恋」「純潔」そして「青春の思い出」、西洋では「プライド」「美」

 

この花の香りは甘く、庭に燻るように漂いながら心をかき乱す。

 

今年は、天候不順と季節外れの風で早めに咲いて、風に散らされた。

 

花の後に繁る若葉をかいくぐり、雀とムクドリがわが庭を訪う。

Dear

 

全12巻の長丁場、よく読み終えた自分。

 

自分を褒めてあげたい

 

ありがとう自分、よくやった自分、がんばった自分

 

 

じゃない・・・・。

 

フランス革命とはいったい何だったのだろうか?

 

神によって支配権を与えられた『絶対王政』の打倒。アンシャンレジーム(旧体制)をぶっ壊す。

 

壊したよ。でも、絶対の支配権を持っていたのは王ではなかった。

 

フランス国王であっても、王権神授説によって神から絶対の支配権を与えられたようでも

 

実は神輿として担がれていただけ。

 

真の支配者は、教会であり、金持ちであり、貴族であり

 

とにかく自分たちの利益を確保する「盾」として支配者は担がれている。

 

支配者が支配者であると暴走すれば、それは独裁であり、独裁者は力の原理で淘汰される。

 

純粋に人民のことを考え、純粋に理想を実行しようとし、純粋に暴走した結果

 

ロベスピエールは独裁者として処刑された。

 

日本でも、象徴としてのお方が、その位を降りようとしても、簡単には降りられない。

 

社会は、責任を他人になすりつけて、罪を着せるためだけに最高位を置きたがる。

 

そんな風に感じた。

 

 

 

Dear  

 

小説フランス革命Ⅺ 徳の政治:読了。

 

マラーの暗殺から時代はその流れを早める。

 

ギロチン台は休むことなく、その刃で多くの首を切り落とす。

 

崇高な理想と、絶対王政への反発から、みんながいい生活を、というより『喰える』社会を目指して、歩んでいたはずなのに、気が付けば、左派として、右派である王党派と対立していたモノたちは、右派を粛清・追放するたびに、自分が右側へと移動し、より過激な左派に粛清される。

 

トコロテンのように、相手を押し出したと思えば、自分が押し出される。議論を深めることでより良きものを生み出すのではなく、相手のアラを探しては粛清しようと足元をすくう。

 

エベールは本能的な欲求を満たすことで暴走して自滅し、ダントンは清濁併せもつ、というより濁の部分を抱え込みすぎて粛清の対象になった。

 

今の日本の国会を鑑みて、果たしてきちんと議論をしているだろうか?足を引っ張り、アラを探し、肝心なものは強行採決で通してしまう。

 

でも、日本はそれだけでギロチンには送られない。

 

 

「共謀罪」

 

やがて、日本も「安定した政治」の建前のもと、気に入らない相手を粛清するようなことになるのではないかと一抹の不安を覚えた。

 

独裁者は、常に孤独である。

 

ロベスピエールは、バスティーユ襲撃以前からの仲間の大半を失ってしまった。

 

Dear

 

小説フランス革命Ⅹ 粛清の嵐:読了。

 

ロベスピエールとダントンはまだ迷っていた。独裁への道の踏み出すことを

 

ダントンはジロンド派との融和の道を探り、ロベスピエールは決断をしたくなかった。

 

そして

 

 

☝彼はロベスピエールを崇拝し、自分が汚れ役に徹することで理想の実現を果たそうとする。

 

 

マラーが死んだ。あっけなく死んだ。突然に暗殺された。

 

マラーは完全に狂気にとらわれているようで、実は彼が過激な主張を行うことで回りのモノが一種の緩衝材のように物事をまとめられることができていた。

 

鋭い包丁はよく切れる。使い方次第で。

 

その包丁が無くなってしまえば、新しい包丁が必要になる。

 

エベールはマラの後釜に、新しい包丁にならんと欲したが、この包丁は指までよく切る危険な包丁だった。

 

ねつ造と偽証で次々と首が切られる

 

マリー・アントワネットが、マノン・ロランが、ジロンド派の各議員が

 

ギロチン台で首を斬られる。

 

今の日本の政治に似ているのは、足の引っ張り合いばかりで具体的な議論はされない

 

何も進まない、何も解決しない。

 

ただ、それだけでギロチン台には送られない。

 

民主主義とは、多くの血の上に成り立っている。

 

革命という名の・・・・しかし日本には革命はなかった。

 

このまま安穏とした世が続くのだろうか、ふと不安に駆られた。

 

 

Dear

 

小説フランス革命Ⅸ ジャコバン派の独裁:読了。

 

物語の最後にダントンが語る

 

「エベールを甘くみないほうがいい」

あいつは、やるぜ。少なくとも俺と同じ程度には。

 

エベール、すっかりその名を忘れていた。たしか世界史の教科書にも、ロベスピエールによって粛清された革命期の大物として、ダントン、マラー、エベールの名が載っていた。

 

が、ダントンはその容貌と演説が、マラーはその過激な思想が印象に残るのだが、エベールは影が薄い。

 

そのエベールが登場し、活躍し、毒を吐き、下ネタを語り

 

表舞台に躍り出る。

 

このシリーズは、フランス革命をわかりやすく解説してくれて興味深い。

 

革命は、アンシャン・レジームに対する民衆の反抗だった。

 

過激に叫んで政権をとったモノたちは、その地位を確保するために王を担いだ。

 

王を担ぐ政権と、満足できない民衆の対立が今までの蜂起だった。

 

が、エベールを起用して起こした蜂起の相手は王ではなかった。

 

王はすでに処刑されている。

 

民衆が選んだ議会の、議員の保守と左派の対立に民衆を焚きつける。

 

その結果は

 

「独裁」

 

 

Dear

 

小説フランス革命Ⅷ 共和政の樹立 読了。

 

物語は「ラ・マルセイエーズ」から始まる。

 

 

日本語訳をみると、いかにフランスが苦難を乗り越え、今の政体を作り上げたか、ビンビンに伝わってくる。

 

フランスはヴェルダン要塞を奪われ、戦況は悪化、パリののど元に短刀を突き付けられながら、いまだ議会の中ではジロンド派と山岳派の対立が続く。

 

その両派の扇の要としてダントンは政権の長となり、一応の勝利を得て安定するかと思えば、また不毛な争いをはじめ物事は進まない。

 

そして、潮目は変わる

 

フランス王と、革命初期の指導者の密約が暴かれ、一気に王は追い込まれる。

 

 

☝彼の初演説は、王の「処刑」への引き金になり、また彼自身の活躍が始まる。

 

革命って、何だったんだろう。狂気が支配し、血が流され、根本的に何が変わったのか?

 

ただ一つ言えるのは、「ラ・マルセイエーズ」こんな国歌を持つ国に戦争を仕掛けたら、絶対に相手は屈服しないだろうし勝てないだろう。

 

フランス人が、変わり者であると同時に、くじけない恐るべき人々であると改めて感じた。

 

 

Dear

 

小説フランス革命Ⅶジロンド派の興亡読了。

 

結果から先に

 

 

☝彼の出番は全くなかった Orz

 

さすがフランス革命、奥が深いな。前巻でサン・ジュストの名が出たのでこれからバンバン登場かと思ったら肩透かしだったわ。

 

今回突然主役クラスになったのは

 

「ロラン夫人」

 

あ、そういえばそんな方もいたような・・・・

 

気の弱い旦那さんを利用して、政治に介入

 

うん?政治に介入?

 

どっかの国の総理大臣夫人が、「公人」か「私人」か?

 

介入か?出しゃばったのか?

 

まぁそれは置いといて

 

ルイ16世の陰謀、フイヤン派の巻き返し、ジロンド派の台頭、ロベスピエールは地盤固め、

 

いよいよ盛り上がってきました。

 

しかし、権力争いに利用されるのは庶民、その分け前をもらえないのも庶民。

 

アベノミクスで何かいいことありましたか?

 

 

Dear

 

十字軍物語(3)読了。

 

 

☝昔このゲームにはまっていた人なら良く知ってる

・イギリス王リチャード1世

・フランス王フィリップ2世

・イスラムの覇者サラーフ・アッディーン

 

が主人公の第三回十字軍から最後の第九回十字軍まで、その後中東の橋頭保ともいうべきアッコンの陥落、十字軍活動の終焉まで描かれている所為か、三冊中一番分厚かった。

 

今でこそ、憲法に「政教分離」が謳われる国家が存在するけど、当然政教一体、というより宗教が政治を屈服させようとしていた時代に起こった活動が十字軍であり、外交や取引で十分に安全が確保できても、異教徒を追い出すかねじ伏せることに熱中する聖職者が暴走すると、とんでもない悲劇が起こることが延々と語られていた。

 

実際に戦場で血を流すのは騎士であり、兵士であり、巻き込まれた一般市民であり、遠く離れた教会で文句ばかりを延々と垂れている。

 

人間は歴史に学ぶことができるはずなのに、なぜ今も中東は戦場であり続け、神の名のもとに多くの血を流そうとするのか?

 

十字軍は「神がそれを望まれる」と始められた。

 

イスラムの神は、今も神が戦いを望まれているのだろうか?

 

他人事のように思いながらも、日本にも71年前まで現人神がおり、その名をかりて自衛のための戦争をしていた。

 

今も、神道系組織を支持基盤に、何やら妖しい会議が行われている。

 

怖いね。

 

怖いよ。

 

明日は我が身かもしれない歴史の繰り返しに恐怖を覚えた。