術後2日目、夜に親友に電話してみましたが、

昨日とは打って変わって、元気な声になっていました。

昼、夜とご飯も食べられたとのこと。

「あー良かったー」ってほんとに心から想いました。

ネガティブなことは考えないと決めてきたけれど、

結構気になっていたんだと我ながら実感した想いです。

 

今回私が改めて感じたこと。

例えば人に対する「執着」のようなものは、

誰に対してもある程度の距離感を保ちながらきたので、あまり無いと想っていましたが、

こうやって実際心配していた自分に気付くと、

こんなに心を占めていたんだと「認識」するって感じです。

 

私はあまり家族の愛情に恵まれてこなかったので、

家族でさえこんな感じなら他者はもっとだろうって考えがあり、

基本的には「人を信じない」ことがありました。

私にとっては見えない存在がいつも頼りであったし、実際護って頂いていた訳です。

でもこの60年来の親友は、

本当に存在してくれることが当たり前だと想ってた私がいたこと。

だからこそ、こんな気持ちが「初体験」で新鮮でした。

何か出来事が起きてみないと、当たり前過ぎて気付かないことってあるんだなあと。

 

結局何かあって気付くのじゃなくて、

今私の身近にいてくれる人達を常に大切にする気持ちを

忘れないようにしたいと想いました。

今までも大切にしてないことはなかった訳ですが、

こうして実感すると、今までとは意識は違ってるはずだから。