ド迫力の中のド迫力 | ミスター・プロレス・アワー

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「仁義なき戦い・頂上作戦」を見ました。

何千回見てるんだろう。

 

 

 

「じゃったら、われも的にかけちゃるけん、勝負に来いや!」

松方さん、さすがのド迫力。




ですが、

 

松方さんの挑発に言い返す岩尾正隆さんがすごすぎる。

 

 

「いつでも買うちゃるけん、来いや!」

 

ド迫力の中のド迫力とはこういうことを言うのでしょう。

 

こんなに狂暴で好戦的な人の顔を見たことがありません。

 

この作品ではこのシーンと殺されるシーンしか出てきませんが、インパクトがすごすぎる。

 

「仁義なき戦い」ファンで岩尾さんの「買うちゃるけん」シーン好きな人多いかと思います。

 

 

 

先日、CSで「北陸代理戦争」が放送されてました。

 


またもや松方vs岩尾が実現。

 

 

 

雪に埋められる岩尾さん。

 

 

この作品、後の水戸黄門(西村晃)など色々な人が雪に埋められてます。

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雪に埋められ耐え切れず親分の行く先を白状してしまう岩尾さん。

 

「言います! 言いますよー!

京都、京都、京都ですよぉぉぉー!

 

 

やられててもド迫力。

 

 

 

東映ピラニア軍団の一員、個性的な演技でヤクザ映画、時代劇などで大活躍の岩尾さん。

 

体がごっつい上に表情が最高なんだよな~。

 


悪役として有名なわけですが、金子正次主演の伝説的作品「竜二」で先に堅気になった竜二の兄貴分を演じ、こんな柔和な表情を見せています。

 

 

 

この作品、このシーンすごく好きです。

 

東映実録路線に出てた役者さんは素晴らしい方ばっかり。

格好良くて格好悪く、恐くて迫力あるし面白い。

岩尾さんもそういう中のお一人。

表情のド迫力さは断トツでナンバー1だと断言します。