史論力道山道場三羽烏、さらば横浜文体、「8・8」 | ミスター・プロレス・アワー

ミスター・プロレス・アワー

プロレス、音楽、映画、昭和のこととか

きょうから連休です。

 

遅ればせながら小泉悦次さんの著書「史論力道山道場三羽烏」を購入しました。

馬場、猪木、大木のそれぞれのGスピリッツの連載、楽しみに読んでました。

連載がこうして一冊にまとめられ、しかも加筆までされている。読み応えあり!

三人ともプロレスの歴史で絶対的な存在ですが、それぞれの歩む道がはっきりと色分けされているのが興味深いです。

連休中じっくりと読もうと思います。

 

 

横浜文化体育館が9月6日をもって閉館されます。

文体は解体され同地に2024年夏横浜ユナイテッドアリーナという施設が完成予定だとか。

横浜文体のプロレスの最終興行は8月30日の大日本プロレス。

 

国技館、武道館、ドーム、後楽園ほど回数は行ったことはありませんが横浜文体好きな会場でした。

佇まいは古き良き体育館でありながら、5000人クラスのキャパシティでそこそこの広さ。

数々のプロレスのビッグマッチで使用されました。

 

横浜文体のHPを見たら「文体での思い出」という記事が。

市民としての体育館利用、体操の観戦、バスケの観戦、大相撲巡業、成人式、コンサート、そしてプロレス観戦など、多くの人が思い出を投稿しています。

 

卓球や体操の思い出を子どもさんが自筆のメッセージ、イラストを投稿してたりしてグッときます…。

 

 

ご自身で撮影されたであろう写真付きで1984年の全日本の最強タッグの優勝戦観戦の思い出を投稿されてる方がいらっしゃいました。

鶴龍コンビがミラクルパワーコンビを破って最強タッグ初優勝、長州らジャパン軍団が全日本に初参戦、正に歴史に残る日です。

その日の試合開始前、試合の模様、非常に貴重な写真を残されてますね。

 

他にもプロレス観戦の思い出を投稿されてる方がたくさんいらっしゃいます。

これだけの投稿があるということは、プロレスの名会場であった確固たる証拠です。

 

 

横浜文体といえば、やはり8・8横浜の藤波vs猪木のフルタイム戦です。

これから何百年、何千年も「名勝負」と語り継がれていくだろう試合です。

私個人、思い出すだけで熱くなり感動する試合です。

 

 

その横浜文体も無くなってしまいます。

名勝負が行われた会場が無くなるとき言い知れぬ寂しさを感じるものです。