井上大輔という天才音楽家 | ミスター・プロレス・アワー

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夏の懐かしソングの定番、ラッツ&スターの「め組のひと」。
 


格好いいですね~。名曲です。

 

ヒットしたのは1983年。

当時資生堂のCMソングでした。



夏にピッタリの名曲。

 

この年ではなかったですけど、私の学校の体育祭の女子のダンスの曲になってました。

体育の先生が好きだったんでしょうね。熱心に指導してました。

「走るよ、め!」のとこの決めのポーズは本家ラッツ&スターの振りと同じでした。

 

 

「め組のひと」を作曲したのは井上大輔(旧芸名・井上忠夫)さん。

ジャッキー吉川とブルーコメッツのメンバーとして有名です。

グループ脱退後はミュージシャンとしてだけでなく作曲家としても大活躍。

日本屈指の天才メロディメーカーだと思います。


井上大輔さんが亡くなったのが今から20年前…。

亡くなったと知ったときショックでしたねぇ…。

 

 

井上大輔さんが作曲した名曲は歌謡曲、ポップス、ロック、CMソングなどジャンルを超え多岐に渡ります。

 

私の世代だと機動戦士ガンダムの劇場版の主題歌のインパクトが強いです。

 

 

「哀・戦士」。


いい曲ですね~。
井上大輔さんが自ら歌ってます。
ガンダムの劇場版の2作目の主題歌です。
3作目の「めぐりあい宇宙編」の主題歌も井上大輔さんが作曲し歌ってますが個人的には「哀・戦士」のほうが好きかな。



井上大輔さんがとんでもない天才だとわかるのが特撮作品「スーパーロボット・マッハバロン」の主題歌。
作詞は阿久悠先生、井上大輔(当時・井上忠夫)さんは作曲・編曲を担当。


何ですかこのロックンロールは!
マッハバロンの放送は1974年です。
この時代の特撮作品でこの主題歌は先を行き過ぎ!
モット・ザ・フープル、スレイドあたりの英国のグラム・ロックのバンドがやりそうなロックンロール。素晴らしすぎます!
 
 

1984年ごろやってた「機甲界ガリアン」というアニメの主題歌、ED曲を作曲したのも井上大輔さん。
EUROXというバンドが歌ってます。

 

格好いいんすよね~。
ガリアンは中世的な世界観の作品だったんですがそのイメージに合う曲です。
ケルト音楽っぽいアレンジもいいです。

 
ED曲、「星の一秒」。



主題歌以上にこの曲が好きです。
素晴らしい曲です。
この曲もケルトっぽいアレンジ加えられてます。
井上大輔さんの作る曲のサビって一度聴いたら忘れられないのが多いですが、この曲もそうなんですよね。
 
 


CMソングでも名曲を数々残している井上大輔さん。
 
コカコーラの「I Feel Coke」。


歌ってるのは若き日の佐藤竹善。

驚くことにドラムは著名なドラマー、スティーブ・ガッド! すごいですね~。

曲は井上大輔節全開の名曲です。

実に爽やかなCM。コカコーラまたこういうCM流せば良いのに。
 

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このCMに出てたモデルの松本孝美さんが好きです。
今もこのころのイメージそのままなんすよね~。
 

 

井上大輔CMソングの名曲をもう一つ。
 
1985年ごろよく流れてたポカリスエットのCM。


曲名は「デジャヴ」、歌っているのは杏里です。

すごい良い曲で好きなんです。

でもレコード・CD化はされてないんだそうで。

名曲だから何とかレコード・CD化してほしいです。権利関係が難しいんですかねぇ。

 



井上大輔さんのCMソング名曲でもう一つ。

これは隠れた名曲と言えるかもしれません。

 

「スティングレー」。

正に「スティングレー」という銘柄のタバコのCMソング。

井上大輔さん自ら歌う爽やかなロック・ナンバーです。

数多ある井上大輔さんの名曲の中で取り上げられることは少ないかもしれませんが、私個人すごく好きな曲です。

 


思い出した順にざっと何曲かピックアップしましたけど、井上大輔さんが作った名曲はまだまだあります。

 

20年ですか…。

ジャンボ鶴田と同じころにお亡くなりになったんですよね。

すごくショックでした。

 

私個人、日本の音楽家で天才を挙げろと言われたら井上大輔の名前をまず挙げます。

リアルタイムで体験できなかった若い世代の人にも知ってほしい天才音楽家です。