スカシユリ

 

 
6月は梅雨入り、紫陽花というイメージですが、6月からは百合の季節になります。ユリは私の好きな花のひとつで、特にスカシユリはユリの中でも最も好きです。
大空に向かって真直ぐに思い切り花びらを広げて、気分良さそうです。
名前の由来は花びらの間に隙間が空いていることからと言われています。
隙間=透き間 で、透かし百合!
 
初めてスカシユリを意識したのは、
北海道在職中に訪れた小清水原生花園です。
エゾスカシユリは意外と背が低くて、色が濃いと感じたのを覚えています。
小清水町のHPから

 

オホーツク海と濤沸湖の間の真直ぐな道を何度か走りました。車でですが。

夏の間は原生花園駅にも列車が止まるので、駅のすぐ前から花を楽しむことができます。(いまも大丈夫なのかな、JR北海道さんは?)

原生花園のエゾスカシユリはこれからピークを迎えるところだと思います。

 

 
本州でも見られるスカシユリですが、なんと「エゾスカシユリ」と「イワトユリ」という2種類のユリの交配で生まれた交雑種なんだそうです。誕生からすでに園芸品種だったってことですね。

3・4年前には外秩父の散策で見ることができたスカシユリがですが、
昨年からはまったく姿を消してしまっています。
たぶん、人が作った(栽培した)ものなのでしょうが、
ちょっと寂しさを感じました。
 

黄色のスカシユリ 23年6月
 
上の写真は外秩父の散策で撮影したものです。
後ろにホタルブクロのシロバナが咲いています。
これから百合の季節なのでたくさんの種類のユリを楽しめそうです。
 
今日もお付き合いいただきありがとうございました