馬券センスがなさすぎる

 

レーベンスティール、2つ目の重賞ゲット!

東京競馬場 芝1800m 良馬場
結果
1着:⑥レーベンスティール C.ルメール 1:44.7
2着:⑰ニシノスーベニア
3着:⑩シルトホルン
4着:⑪サイルーン
5着:⑮アルナシーム

馬場 Cコース:やや外側が有利な馬場 クッション値9.9
Cコース3週目で、先週雨で使われた影響がレースを使うごとに現れた形で内側2分くらいまでが痛みが出て3角から直線400mのハロン棒あたりまで馬場が悪化していて厳しい状態。コーナーでは内ラチから馬2頭分より外、直線は3分どころから外側が有利になった。

展開:ややSペース
好スタートを切った⑩シルトホルンを2Fめでかわして外から⑱セルバーグがハナに。シルトホルンは2番手に控える。3番手は外から⑰ニシノスーベニア、内には①トゥデイイズザデイ。1馬身差で内めに⑥レーベンスティール、外に⑬ラケマーダ、それを外から⑮アルナシームがかわして行く。1馬身半差で内に④ヴェルトライゼンデ、外に⑪サイルーン。2馬身で②ノースザワールド、その後ろ1馬身で⑯グランディア。その後ろ1馬身で3頭並走。外から⑭カレンシュトラウス、内には⑤タイムトゥヘヴン、2頭の間に③ルージュリナージュ。後方は2馬身で⑫グランスラムアスク、その外から⑨レッドランメルトがあがって行く。1馬身半差で内に⑦マイネルケレリウス、その外半馬身差の最後方に⑧ワールドウィンズという形。テンの3Fは35.2秒とゆっくりめだったが、前半の4Fは46.7秒とペースが上がって、1000mの通過は58.2秒ややスローながら平均ペース近い流れ

先頭のセルバーグは最内を通って4角を回るが、シルトホルンは3分どころまで外に出して離れて追走。空いた2頭の間にアルナシームが突っ込んでこれを追う。残り200mでニシノスーベニアが前に迫る。その外からあっという間にレーベンスティールが並ぶ間もなく先頭に立つと2馬身突き離して先頭でゴールした。あがりの3Fは34.6秒テンの3Fより0.6秒速く、5Fめの11.5秒を挟んで後半4Fは46.2秒0.5秒後半が速い、少し後傾ラップのレースになった。中団よりも後ろの各馬は脚を余しぎみだった。

1着レーベンスティール:スタート直後は内めの5番手追走から徐々に馬場のいい外めに出して、直線は59kgの斤量もものともせずにスパッと切れて突き抜ける着差以上に強い内容の勝利。改めてセントライト記念勝ちの実力を示した。秋には弱い4歳世代の新たな代表として一線級とどこまで勝負になるか見せてほしい。

2着ニシノスーベニア:スタートをしっかり決めて外めの3番手を追走して、直線も外めから伸びたがレーベンスティールには切れ負けてしまった。それでもスローの前残りで後方から差してきた前走と前につけてしぶとく伸びた今回で重賞にはほぼ完全に目途がついた秋に飛躍が期待できそう

3着シルトホルン:好スタートを切ってセルバーグを行かせて、馬場のいい外めの2番手を追走する展開に恵まれた。さらに直線も3分どころから少し内の馬場がいいところを選んで走らせた鞍上の好騎乗によるところが大きく着順ほど価値は高くない。ただこの馬は夏場の方がコンディションを上げるタイプかもしれない。

4着サイルーン:中団の外めを追走して直線も外から伸びるも3着にわずかに届かなかった。とはいえ先行勢が上位を占めた中で中団から差してきたのは立派。昇級初戦でのパフォーマンスを考えると展望が開けたといえる内容だった。

5着アルナシーム:外枠であまりスタートはよくなかったが早めに前に取り付いての先行策。末脚も伸ばしてはいるが、伸びきれなかったのは馬場か。あるいは小倉大賞典でセルバーグを捕まえきれなかったのと同様に前でレースをすると末が甘くなるということか。

復活を期待したヴェルトライゼンデは9着。久々は感じさせない追い切りと思えたが、レースは堪えたかも。ただ、内側の馬場の悪いところを終始走らされたのは痛かった。ひとたたきで良化してくれることを願いたい。

トゥデイイズザデイは10着。堅実な走りを見せるこの馬が前が残りやすい展開で好位から直線ではまったく伸びずいいところなく敗れたのは、ヴェルトライゼンデ同様内側の馬場の影響か巻き返しに期待したい。

馬場というと直線ばかりが気になるが、実はコーナーが重要だと考えていて、この日は3角~4角~直線400mのハロン棒あたりまで内側を通った馬はほぼ壊滅状態。2頭分外側を走った馬は最内よりもずいぶん楽だったはず。Cコースで3週目。このパターンは来年以降も良馬場でも雨の後はありうるので注意しておきたい。

おまけで、結果論ではあるが今年も「前走1600m戦を勝ってきた馬」は馬券に絡めなかった。

馬券はヴァルトライゼンデから。当初の予想は④→⑰⑥①⑪⑦③の順だったが、軽い馬場でフラットで若干内側が厳しいかもとみて④⑪⑥①の4頭ボックスに変えた。後から冷静に見るといったい何やっているんだろうって感じ。内が厳しいかもって思ってヴェルトライゼンデ中心視をやめておきながら、外の⑰ニシノスーベニアを切るという自己矛盾。一昨年まで田辺の回収率が高かったのはこういうレースできちんと馬券にしてきたから。わたしゃいったいなにやっているのだろう。これでは勝てない。

うゎ、ボヤキの続きになってきたので、また来週!