ギリギリだったけど馬連ゲット!

 

ベラジオオペラ、初のG1制覇!

阪神競馬場 芝2000m 良馬場

結果

1着:⑪ベラジオオペラ 横山和生 1:58.2

2着:②ローシャムパーク

3着:⑬ルージュエヴァイユ

4着:⑨ステラヴェローチェ

5着:⑥ジオグリフ

 

馬場 Bコース:Bコース替わりもほぼフラット クッション値9.4

Bコース替わりだったが、土曜日ほど内側が有利にはならずにほぼフラットな状態になった。馬場も乾いて時計も比較的出やすくなった

 

展開:ややSペース

逃げ馬不在の中でハナを切ったのは久々の⑤スタニングローズ。体半分から1馬身で2番人気の⑪ベラジオオペラ。3番手に外から⑮リカンカブール、その内に1番人気③タスティエーラ。直後に⑥ジオグリフがいて、その後ろは4枠2騎。内外入れ替わって、内に⑧プラダリア、外に⑦ハーパー。1馬身で内に⑨ステラヴェローチェ、外に⑫キラーアビリティ。バックストレッチに入って、その外からスタートが良くなかった②ローシャムパークがぐんぐん上がって行く。さらに⑩ソールオリエンスがローシャムパークに続いて外からあがって行く。2馬身離れてポツンと⑬ルージュエヴァイユ、その内には①ミッキーゴージャス、外からは⑭エピファニー。1馬身で追い込みの⑯カテドラル。差なく最後方に④ハヤヤッコという形。テンの3Fは35.8秒。平均ペースか若干スローという程度で超スローにはならなかった。前半の1000mの通過も60.2秒で若干スローも3F・4Fが緩んだところでローシャムパークらが動いた。

 

5Fからはペースを緩めたいスタニングローズをベラジオオペラがぴったりマークしてハロン11秒台中盤のラップが続く。外から捲ったローシャムパークが3番手まで追い上げて残り600mのハロン棒。インの4番手の絶好位にタスティエーラで4角を回る。残り200mで抜け出したベラジオオペラに外からローシャムパークが迫る。内を掬ってラチ沿いからルージュエヴァイユ、外からはジオグリフ、大外からはステラヴェローチェ。ベラジオオペラを中に、内にルージュエヴァイユ、外にローシャムパークと3頭が並んでのゴール板はわずかにベラジオオペラが前に出ていた。あがりの3Fは35.0秒テンの3Fより0.8秒速く後半1000mは58.0秒前半よりも2.2秒速い後傾ラップのレースになった。

 

1着ベラジオオペラ:スローを見越して和生は積極策で外めから2番手追走する展開に恵まれた部分はあるが、スローに落としたいスタニングローズをマークしてペースを落とさせなかったのは和生のファインプレー。恐れていたスローペースの切れ負けを避けた好騎乗だった。展開を味方につけたのは確かだが、同期のG1馬たちには完勝と言っていい内容だった。やっぱり勝ったのは2番人気以内の関西馬だった。

 

2着ローシャムパーク:スタートが行き脚がつかず後方からバックストレッチで捲って3角でも外から差を詰めて4角も前2頭の外を回してのもので負けて強しの内容。あんなにひどい内容で連対を確保したのは立派。いろいろあってもこのメンバーならこの馬が一番強いのは間違いない。今後の巻き返しに期待したい。

 

3着ルージュエヴァイユ:後方を馬群から少し離れた位置で気分良く追走して、4角を最内でロスなく回って、直線も内ラチ沿いを掬ってあわやの3着。これは上記したように菅原明良の好判断・好騎乗に依るもので着順ほど価値は高くない。各馬が外に振ってくれたので嵌っただけ。

 

4着ステラヴェローチェ:逃げるという噂もあったが中団で脚を溜めて直線は大外から追い込むも届かなかった。道中は内ラチから常に1・2頭分外を回らされて直線も大外という距離ロスを考えればかなりレベルの高い内容でこの馬も負けて強しといえるもの。少なくとも着順以上の内容を示していてこのメンバーでは能力上位を証明した。惜しいレースだったが、今後に期待が膨らむ内容で完全復調に近づいた。道悪になったら迷わず買いたい。

 

5着ジオグリフ:楽に好位を追走する展開に恵まれた部分はあったが、しぶとく伸びて掲示板は確保した。前走は明らかに極端に内側が有利になった馬場のお陰の3着だったが、今回はメンバー強化の上に前走ほど馬場の恩恵はなかった。一線級が帰国するとどうかはわからないが、この程度のメンバーなら展開次第で好走のチャンスはありそう。気をつけてレースを見たい。

 

1番人気のタスティエーラは11着。インの4番手という絶好位を追走する展開に恵まれながらの結果なので、いくら休み明けでも問題がなかったのか心配になる内容。陣営のコメントを注意したい。

 

ソールオリエンスは7着。ローシャムパークの後ろから捲って行ったが伸びきれなかった。ローシャムパークとの力の差がはっきりした形。展開が向かないレースではあったが内容が乏しい。皐月賞の勝利時から「強くない」と言い続けているとおり。

 

難解なレースだったが終わってみれば勝ったのは4歳馬ベラジオオペラ

①5歳以下、②前走は古馬G2、③阪神での連対率100%(2戦2勝)、④2番人気、⑤関西馬で、⑥関西騎手以外は勝ち馬の条件を満たしていた。この傾向はまだ続くのかもしれない。

 

馬券はローシャムパークから。馬場がほぼフラットになって、予想で「悩ましい」と書いたベラジオオペラを拾ってスタニングローズを切って正解。ローシャムパークからほぼ均等買いになったが馬連をゲット。20倍弱の馬券は美味しかった。惜しかったのは馬単と3連複。馬単は関東馬が勝てないレースなのでローシャムからの「ヒモ流し」も考えたが、律儀に頭で行ってしまった。3連複はステラヴェローチェの半馬身。届いてくれれば馬連捨てても良かった2週連続の万馬券だったが惜しかった。

先週、今週と当日の馬場読みが成功して、切り替えた買い目が来てくれて今年の収支はプラスに浮上し、回収率も120%を超えてきた。いつまで続くか。