私は政治に潔癖さを求めません。一言でいうと、政治は金にきれいじゃなくちゃいけないとは思っていません。金にきれいでも無能な政治家は要りません。


自民党各派閥、言い方としては旧政策研究会の政治資金パーティーのパーティー券収入の収支報告書不記載の問題について、立憲民主党など野党は来年度予算を人質にとって政治倫理審査会の開催と該当者の出席を要求しています。



私の意見を簡単に言うと、予算審議よりも政倫審の方が大切であるはずがありません。このままでは財務省が作った予算案に与野党が乗っかるだけの予算ができあがります。マスゴミも政治家ももっと数字を大切にすべきだと思います。財務省原案が与党内で多少いじられても承認された時点で国会を通過したのと同じ状況を考えれば、野党側もこの程度のことしかやりようがないのかもしれませが、野党の使命はこんな事することなのでしょうか。特に存在価値のない野党第一党には反吐が出る思いです。


考えなければいけないのは、野党が予算を人質にしても審議したい「裏金」のことです。報道の仕方で、数千万円の還流(裏金)=脱税、のように見られていますが、仮に課税されるとしても税金にすれば数百万円の話に過ぎません。


それでも庶民感情からすれば、大きな金額にはなりますのでバカにはできません。それは確かではあるのですが、単なる庶民の僻みでしかないような気がします。そもそもパーティー券の購入自体は支持者がしたもので、庶民には関係ない話です。言葉を変えれば、支持者が払った金が、結果としてかなり高い確率で支持者に還元されたに過ぎないだけです。


それを曲げて報道するマスゴミの姿勢に問題があると思います。ですから、そんな報道を元に確定申告で税務署で暴れるなど言語道断なわけです。まずきちんと税務申告して、納税を済ませることが第一です。やることをやってから物を言えというのが私の意見です。


そんな人に限って、選挙で投票行動していなかったりします。どうせ誰がなっても同じだ、とか言って。政策もろくに見ていなかったりして。


私は少しくらい金にだらしなくても、きちんと国民のための政策をしてくれる政治家を支持します。だから、誰がなっても同じとはまったく思わないですし、きちんと政策を見て必ず投票行動をします。それが白票であっても。


ちなみに、衆議院小選挙区の場合、当選には投票の1/6以上の得票が必要です。これを満たさないとトップでも当選できません。投票率30%で50%の得票で当選できても、投票しなかった70%の人が白票を投じれば、選挙は無効になります。だから、投票に行くことは大切なのです。


公職選挙法 第95条

自民党は党としては支持しません。なにかというと党議拘束をかけて政治家を殺すからです。しかし、野党第一党はもっと支持しません。上記したとおりです。国民がマスゴミのいうことに騙されず、無批判にマスゴミを信じず、もっと政策に目を向けてほしいと思います。

なお、上記は私個人の見解です。見解には個人差があることを前提にお読みください。