ほぼ完璧でした!

プラダリア、3つ目の重賞制覇!

京都競馬場 芝2200m 良馬場

結果

1着③プラダリア 池添謙一 2:12.1

2着⑤ベラジオオペラ

3着①バビット

4着⑩シュヴァリエローズ

5着⑥ラヴェル

 

馬場 Cコース:内外ほぼフラットで重めの馬場 クッション値8.7

土曜日はさほど感じなかったが日曜日は良馬場ながらクッション値が土曜日から△0.4と軟化して、冬の京都らしい力の要る馬場。ただ、内外はあまり差がなくほぼフラットな状態

 

展開:Mペース

1番枠から好スタートを決めた①バビットは無理して行くような気配を見せず、1角は大外から⑫アフリカンゴールドがハナに立つ。3馬身離れた2番手にバビット。1馬身半で3番手に⑪マテンロウレオ。1馬身でうまく内に入った⑩シュヴァリエローズ。その外半馬身で③プラダリア。さらに外を回って⑥ラヴェルがバックストレッチを利用して上がって行く。1馬身半差で内に④ジェットモーション、外に1番人気⑤ベラジオオペラ。これをマークするように⑨ルージュエヴァイユ。差なく内に②ブレイヴロッカー、外に⑧ナイママ。3馬身離れた最後方に⑦プラチナトレジャーという形。テンの3Fは35.3秒とそこそこ流れた平均ペースで、1000mの通過も59.7秒と馬場を考えるとまずまずの平均ペースで進んだ。

 

坂の下りでアフリカンゴールドのリードは4馬身。バビットが続くが、後続がバビットとの差を詰める。馬場の3分どころまで外に持ち出すアフリカンゴールドに対して、ロスなく内ラチ沿いを選んだバビットが一気に差を詰めて先頭に。残り200mでバビット先頭でリードは2馬身。あとは横一線。真ん中からベラジオオペラとプラダリアが併せ馬の状態で一気に伸びて、バビットをかわすと最後にプラダリアが少し抜け出てベラジオオペラを抑えた。あがりの3Fは35.7秒テンの3Fよりも+0.4秒遅いだけだが、坂の下りと平坦な直線のあがり時計が出やすいコース形態を考えると比較的厳しい流れになった。6Fめの12.5秒を挟んで後半1000mは59.9秒と時計的にはほぼ平均ラップのレースだった。

 

1着プラダリア:3番の内枠から馬1頭分だけラチから外に出して好位をロスなく追走して、坂の下りから少し外めに出して直線は5分どころを伸びて追いすがるベラジオオペラを競り落とした。予想でボッケリーニを秤にかければベラジオオペラと力は互角と書いたが、このクラスになると実力上位だった。1kg斤量が重い分だけ厳しいと思ったがよく克服した。ただG1ではまったく通用していないので、有力馬が海外で空き家のG1でなんとかできるかどうか

 

2着ベラジオオペラ:中団待機で脚を溜めて、3角から外めに出して徐々に進出。外めに出したプラダリアの直後で4角を回って、直線はその内に。マッチレースに持ち込んだが競り負けた。勝ち馬とは位置取りの差とも言えなくはないが、ダービーでもそうだったように、ほんのわずかなひと頑張りが利かないタイプかも。それでもG2クラスまでなら前走からも目途は立った。逆にもう一段階上にならないとG1では難しいだろう。

 

3着バビット:好スタートから無理してハナには行かず、離れた2番手で単騎逃げと同じ状況を作って見た目ほど悪くない内側をロスなく追走した団野大成の好騎乗。この日は8Rの今村聖奈騎乗の9番人気ヨウシタンレイが外回りの1600mで最内を突いて2着に。9Rでは勝ったココナッツブラウンは直線こそ外に出したがそれまでは終始内側を追走。3着のショウナンアデイブも終始内を走ってのもので、見た目ほど内が悪くなかった。バビットの久々の頑張りが見られたのは良かったが、レース内容的にはあまり価値は高くない

 

4着シュヴァリエローズ:外枠ながらうまく4番手のインの絶好位に潜り込んで内側でロスのないレースをして直線だけ外めに出したが伸びきれなかった。今回は馬券に絡めたかと思ったがわずかに届かなかった。上位2頭とは離されたが力は出し切ったレースだろう。淳也は2度目の騎乗だが、鞍が合うのか着順はともかく、力は出し切れるだけの騎乗をしている。条件が合えばリステッドくらいなんとかなるだろうか

 

5着ラヴェル:リバティアイランドを負かした唯一の牝馬の看板もだいぶ色あせてきた。スタートからデムーロは内側には寄せず、終始外を回って3角からはプラダリアのぴったり外につけて直線を向いたがあっさり離されてしまった。あれだけ外を走り続けるとロスも大きく最後は厳しくなる。よく頑張った方だろう。配合的にはキタサンブラック産駒ながらダイワメジャー強調型なのであまり成長力があるとは思えない。厩舎とノーザンの総合力で巻き返せるだろうか。

 

2番人気ルージュエヴァイユは8着。後方のままで見せ場さえなかった。予想でも書いたが、エリ女は内枠の馬が上位を独占したように、とにかく内側有利の馬場に恵まれたものだったというのがはっきりした形。もちろんこのレースだけでは見限れないが、2番人気は期待過剰だった。

 

ちょっとだけ期待したマテンロウレオは9着。外枠ながらうまく3番手につけて、ノリちゃんとしたら内心ほくそ笑んでいたかと思ったら直線はまったく伸びず。ひょっとして阪神と中京しか走らないつもりか

馬券はオッズを考えて、実力上位と見たプラダリア - ベラジオオペラの馬連1点に、保険で同じ目のワイド。それからマテンロウレオをちょっとだけで、ほぼほぼ1点的中の形になった。あやうくベラジオ→プラダリアの馬単など買いそうなまで考えたが、なんとかそれは思いとどまったてへぺろ それから3連系に手を出さなかったのも結果的に良かった。

まあ、こんな日もある。