毎日欠かさず朝ドラを見ています。
朝ドラからのあさイチを見るのが好きです。
今日のドラマは辛くて朝から涙が止まりませんでした。
録画やまとめて観る方もいらっしゃると思うのでネタバレにならないよう投稿ネタ画像を挟んでから書きますね。
まだ観ていない方はこのままブラウザバックをおすすめします。
虎子の母はるさんが亡くなるシーン。
大切な人を失ってしまうと思うだけで胸が苦しくなりますね。
とらちゃんのセリフ…
「やだ!」「やだーーーー!」「逝かないで!」
告別式の日の私です。
人目も憚らず泣き叫んだ私と同じです。
痛いほど気持ちがわかります。
逝ってしまうとわかっていてもイヤなものはイヤなんです。
逝かないで欲しいと心の底から思うのです。
とらちゃんとはるさんは最後に言葉を交わしていましたが、私の場合は逝ってしまうだなんて思ってもいませんでした。
なんの言葉も交わすことなくひとり逝ってしまったのです。
なんの言葉も残して貰えませんでした。
棺の中でいつものお昼寝をしているような夫に…
「やだ」「置いて行かないで」と。
こうやって書いていても思い出して辛くなり手が止まってしまいます。
それでも何度も何度も同じことを想い出して書き綴らなければ自分の心を保てないのです。
自分にとって大切な人は当たり前の存在じゃないんです。
当たり前のように明日も明後日も一緒に居られるとは限りません。
昨今の生活スタイルやコロナ過を経ての変化によって人との関わりが薄くなっている時代。
気軽で便利な時代になり人を想う気持ちが薄れているようにも感じます。
生きていれば、人と関われば面倒なこともたくさんあります。
煩わしいくらいなら独りのほうが気楽だなんて思う事もしょっちゅうです。
それでも、たくさんの人と関わり、いろんな環境に身を置くことで視野が広がっていくことはとても大切な経験になると思います。
いろんな経験をしたからこそ1人がいいと思う事もあるけれど…視野が狭くなっていい事は少ないように思います。
夫が亡くなっていろんなことを感じ、思うようになりました。
浮き沈みも激しく理想ばかりでなかなか追い付かないこともありますが、ドラマを観て虎ちゃんのように前向きに、はるさんのように強く優しい、そんな人に私もなりたいです。