心と体の休息はとても大切です。 | 届かない手紙

届かない手紙

自死遺族〜
最愛の夫を失った妻の記録。
二度と戻らない日々…
行き場の無い気持ち…
もう二度と届くことのない夫への想いを綴る。

本日のお写真は白牡丹という多肉植物です。
4月に仕立て直して2か月ほど経ちましたがスクスク育っています。
ぷっくりとした花びらのように広がる葉がなんとも可愛らしいです。

 
最近植物を育てていて思うんです。
植物に必要不可欠な光、温度、空気、水分、養分これらが揃って成長していくんですよね。
そのバランスが崩れたり過不足があったり、害になるカビや細菌、ウイルス、害虫などに阻害されると元気がなくなったり枯れてしまったり生育状況が悪くなってしまいます。
 
人間もそうですよね。
生きる上で必要不可欠なものがありますし、害になることがあれば弱ってしまう。
 
大切な方を亡くされるということは人生で最もストレスがかかる出来事だと言われています。
人生が一変するような出来事に、嵐のような感情・ジェットコースターのような浮き沈み…心身ともに疲弊してしまいます。
 
それでも私たちは生きていかなければならないと平静を装って社会に出ていかなければなりません。
 
いろんな方が心配し、気にかけてくれます。
「出来る事があったら言ってね」と声をかけてくれます。
ありがたい事だなと思います。
 
でも出来る事って何でしょう。
誰に何を言ったらいいのでしょう。
何が出来て何が出来ないのでしょう。
そんなことを考える余裕もありません。
 
「話ならいくらでも聞くからね」
そう言われて心の内を話しました。
ただ、聞いて欲しかっただけです。
思ってもいない言葉をかけられさらに悲しくなりました。
 
悲しくなっても傷ついても何も言えません。
それを口にしてしまったら…
「じゃあどうしたらいいの?もう何も言えないじゃない!」と返ってくるでしょう。
 
「どうしたらいいの?」
私が聞きたいです。
 
良かれと思ってしてくれたこと、かけてくれた言葉を素直に受け取れない自分がいます。
わかっています、自分でもひどいなと思います。
でも、それでも、どうにもできない思いがあるのです。
 
「甘えじゃない?」と思われるでしょう。
「頑張れ!」と思われるでしょう。
 
誰かが何とかしてくれるわけではないのです。
では、どうしたらいいのか…。
 
前置きが長くなりましたが続きはまた次回。
 
読んでいただきありがとうございました。

 

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