皆さんこんにちは、ミッシー経営 三品富義です。
何時もアクセス有難うございます。
新入社員を迎えたと思っていたら、早や、ゴールデンウイーク間近。
皆さんこのGWは、どこか出かけますか。
以前なら、ワクワクな気持ちで出かけられましたが、やはりコロナ対策を何時も気にしなければなりませんね。
さて、今日は「工場見学できますか!」のお話です。
皆さんは、大手企業の製造工場見学には何度か経験があるかと思います。
私は、最近、皆さんの工場を見学することは可能でしょうかと聞くことにしています。
すると、中には、見せるほどでないからとか、見学コースがないからと断ってくる会社があります。
勿論、企業の製造において企業秘密としなければならない部分があるから断っている場合もあるので、やむを得ないかもしれません。
しかしながら、大手企業のほとんどは、企業秘密以外は、工場見学を実施しています。
これは、工場見学とは、企業にとって、とても会社をPRできるチャンスと捉えているからです。
工場見学は、会社のPRは当然ですが、一般の方のみでなく、技術者やその会社に
取引関連のある人が見学され、受注に結び付くケースも多々あるのです。
工場見学をした方が、この工場は、整理・整頓・清掃がきちんとされており、従業員さんの表情も明るく信用できるとし、取引に結び付いたという例があります。
また、工場見学にはその説明員が要りますが、更に、口頭のみでなくその説明を補助する資料が要ります。
つまり、工場内レイアウト図や数値化(KPI)した図やグラフなどです。
見学者はそれを見、その会社の内容や理解がより得られます。
この資料作成には従業員にとっても、それをどのように表現したらよいか、
現状はどのようになっているか、改めて検討事項となり、気付きの発見に結び付くのです。
そして、工場見学の予行練習を、社内で何度か実施いたします。
ある工場は、定期的に社内見学会を実施し、見直しを図り、より良い見学会を目指しているのです。
これは、他の部署から見ても「みえる化」になり、他部署がどんな設備が導入されているのか、どんな仕事をしているのかを理解するのに役立ちます。
それが経過すると、次第に、他部署とのコミュニュケーションにも結び付き、工場の生産性アップ効果になっていくのです。
そして、工場見学を行うには、逆効果(悪評価)になったりしないため、工場内が整理・整頓・清掃(3S)が行われていなくてはなりません。
このため、管理者は、従業員にこの3Sを徹底させる必要があるのです。
そうすると社内がすっきりすることで生産性向上にも結び付いていきます。
更にその管理者指導が、管理者と従業員とのコミュニュケーションアップに繋がっていく事になるのです。
このように工場見学の実施は、良い点ばかりです。
よって、機会があれば積極的に工場見学を導入されてはいかがでしょうか。
そして、管理者や従業員に大変良い勉強にもなりますし、皆さんの気付きもでてくるかと思います。
実施に際しては、コロナ禍で注意が必要ですが、当たり前の「百聞は一見に如かず」にて実行されることを望みます。