ご無沙汰しております。久しぶりの投稿になります
実家の都合で、三週間ほど日本に帰国していました。込み入った案件ということもあり、多忙を極めていましたので、記事をアップする時間等の余裕もなく、気がつけば一か月近くも投稿していない状態に…。
(いつもご訪問させて頂いている方々のブログにもなかなかお伺いできず、申し訳ありませんでした)
子供が大学に進学し、「自分の時間が戻ってくる~」とか思っていたのですが、なんだか次のステージに進んでしまったような気がします…。そんなわけで、急遽また「不在」になるかもしれませんが、受験ネタが続く限りは、細々とブログを続けていきますので、これからもよろしくお願いいたします。
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さて帰国中、複数の「リアル知人・友達」の方と、お子さんが志望校を具体的に決定する時期ということで、電話でお話をしました。すると一様に、「世界大学ランキングを参考にした方がいいかな。」とおっしゃるのです。
ふと、考え込んでしまいました。私、うちの子・ミニムーミンの志望校選びの時、「世界大学ランキング」を参考にしたかしら?ミニムーミン、世界ランキングをチェックしてたかしら?と・・・。
「世界大学ランキング」は、いろんな団体が出していますね。
でも、その評価基準を見ると、団体によってまちまち。大学の学部課程以外の評価に重きを置いている団体もある。論文の引用件数やノーベル賞の授賞者数など、大学の「大学院」レベルでの研究を重視するランキングの場合は、これから「大学の学部課程」に進学する子供のためになるのかしら?
*そもそも、大学の「学部」より、大学の「大学院」が名門の場合、意外な?結果になることもあります。
数年前、とある世界ランキングをみて、驚いた!東京大学のランキングが、出願者の2人に1人は合格できる大学と、ほとんど同じ順位!正直、その大学、アナーズカレッジは難しいものの、その地域に住んでいる友人によれば、一般的には「地元の子が出願すれば、まず入れる」大学とのこと…。それなのに、東大とおんなじ順位よ…。なんでこんなことになったかというと、その大学の医学大学院が、全米トップレベルだから・・・。そんなわけで、その大学の学部レベルはおっとりしたレベルでも、医学大学院のレベルが大学全体を押し上げる結果になり、東大と同じレベルになったわけ。東大のレベルを知っている私としては、「なんだかな。世界ランキングってどうよ?!」と、このあたりから思いましたね。
大学の学部生は、どんなに優秀でも、まだまだ発展途上。
そんなわけで、「大学の学部課程」に、より重きを置いたランキングのほうが、それぞれのお子さんにふさわしい大学を選べるのではないでしょうか
ノーベル賞受賞の教授が、大学の学部生を手取り足取り、指導してくださるわけじゃない~。
うちの場合、アメリカ国内しか考えていなかったということもあり、参考にしたのは2つ。
U.S. News Best Colleges による、 ベストカレッジランキング
National UniversitiesとLiberal Arts Collegesに分けてランキングしているので、とても分かりやすい。
はっきりいって、アメリカ国内でもっとも参考にされているランキングは、これだと思う・・・。
Niche による、ベストカレッジランキング
いろんなカテゴリーがあって、なかなかおもしろいですよ。トップパーティースクール!とかいうカテゴリーもあるし。お子さん達が大学生活を想像しやすいかもしれない。
ただ、A評価が多すぎるんじゃないかな~とは思いますが・・・。
いずれにせよ、ランキングはあくまで目安。
ランキングが上位のところが、全てのお子さん方に合うとは限りません。
実際、アイビーリーグに合格しても「進学しないお子さん」が、少なからずいるのです。
→☆アイビーリーグに合格しても「進学しない」という選択…IVY DAY 2019
実際に大学の説明会にでたり、在学している生徒やアルムナイの皆さんのお話を聞いて、「ここだ!」と思うところに、狙いを定めたいものですね